コンプレックスありますか?
・顔、体型、身長のような体に関するもの
育った環境、学歴のような社会的なもの
みんな言わないけど、意外とコンプレックスはある
・コンプレックスは、他人からどう言われるのかは関係ない
自分がどうしても人と気になって比べてしまうもの
・これからの話で、コンプレックスに悩まなくなるアクションが明確になる

コンプレックスについて考えてみました。
コンプレックスという言葉の意味については、以前のブログで書きました。今回は、コンプレックスの原因について考えてみます。
コンプレックス5つの原因
①ネガティブな感情
②他人の視線が気になる
③自分の長所がわからない
④過去の経験
⑤対人関係
①ネガティブな感情
自分の考え方だけでなく、悲観的な考えの人が多い環境にいたり、嫌いな人と無理やり付き合っていたりなど、ネガティブにならざるをえない状況下にいる影響もあります。
②他人の視線が気になる
人は成長していくにつれて、親や先生、友人・知人からの評価を意識する機会が増えていきます。しかし、あまりにも他人の視線を気にしすぎると、思うように行動できずに失敗を繰り返すことがあるのです。
③自分の長所がわからない
自分に対しての見方がネガティブすぎると、「自分は他人に比べて何も秀でていない」と感じてしまい、長所を見つけられなくなります。長所がわからないのではなく、正確には気づけていないのです。
④過去の経験
昔他人に何気なく言われた一言がずっと引っかかっているのも同様です。過去の経験と脳のネガティブな感情がセットになったときにコンプレックスが生まれます。
⑤対人関係
他人とのコミュニケーションがうまくできなかったり、他人と話すと動悸がしたり、スムーズに反応できなかったりすることが、コンプレックスにつながります。
マコなり社長のコンプレックス
・マコなり社長はコンプレックスが無いように思われがち
・10代はコンプレックスで憂鬱だった
小学校のとき、太っていた
ミニバスの試合で、知らない保護者に次のように言われて衝撃が走った
「君、走っていると体が重そうだけど、大丈夫?」
中学1年生のときに、食事の量をすべて半分に減らして無理やり痩せた
・中学のときは、怪しいコンプレックス商品を買い散らかした
ほっぺたが赤かった
女子に「モンチッチみたい」と言われた
→ 赤ら顔に効果のあるという謎のクリームを購入した
ヤンキーに「顔がベース型」と言われた
→ 小顔矯正マスクを購入した
塗るだけで毛が生えなくなるジェルも買ったが、完全に詐欺だった
・今の私は悩むことは無くなった

私のコンプレックスは、圧倒的に身長です。163cmしかありません。
小学校のときに全校朝会などで、学年男女別で1列に並ぶと必ず1番前でした。「前ならえ」のときには、腰に手をあてなくてはいけません。「前ならえ」で、手を前に伸ばすことが夢でした。
5年生のときに夢が叶いました。私よりも背が小さい子が転校してきたのです。「前ならえ」で手を前に伸ばせた喜びは今でも忘れません。しかし、それは1年限り。転校してきた子は、6年生で転校していってしまいました。1年で破れた夢だけに、強く心に残っています。
ヒゲが濃いのもコンプレックスでした。マコなり社長と同じように「毛が生えなくなるジェル」を買いました。完全なる詐欺でした。でも、マコなり社長が同じ行動をしていたので、同じ気持ちを共有できていて、ちょっと嬉しくなりました。
コンプレックスの正体
・「本人が他人よりも劣っていると認識しているもの」と誤解している人が多い
本人が他人よりも劣っていると認識することは、悪いことではない
より良い状態を目指して努力することは、素晴らしいこと
・劣等感自体は悪い感情ではない
劣等感を行動で解消することを諦めてしまうことが、悪いこと
アドラー心理学では、「劣等コンプレックス」と呼んでいる
・劣等感を行動で解消するを諦めてしまった人の3つの行動
①自分よりも優れている人の批判
②自分が優れているアピール
③自分がいかに不幸かというアピール
①自分よりも優れている人の批判
お金を稼いでいる人をズルいことをしていると批判
不倫スキャンダルをSNSで批判
グレて非行や注目を浴びるための犯罪
②自分が優れているアピール
すごい人に会ったことがある
大事な仕事を任されたアピール
選抜選手に選ばれたアピール
③自分がいかに不幸かというアピール
「めっちゃ太っててー」というアピール
「お金がないよー」というアピール
行動をしないで止まっていることがダメ
・この3つの行動によって、本人のストレスも周囲との関係も悪化する
大切なのは、劣等感をバネにして前向きに行動すること
・変えられない先天的なものもある
しかし、本質的な悩みは違うはず
身長が低い → モテない
家が貧しい → バカにされる
低学歴 → 年収が低い
・それを受け入れて「これからどうするか」を考える以外に方法はない
前向きな行動をしない理由は、その方が楽だから
現状を変えるために行動するには、勇気が必要

劣等コンプレックスについて考えてみました。
劣等コンプレックスとは、自己肯定感の不足や疑い、確信の持てなさ、そして自分が劣った人間であるという感情を意味します。アドラーが提唱しました。
劣等コンプレックスにより個人の能力を引き出すモチベーションが生まれる場合もあれば、逆に社会的に好ましくない行動の要因にもなりえます。前者はいわゆる「コンプレックスをバネにして成長した」と呼ばれる状態のことです。
劣等コンプレックスに陥りやすい人
①自尊心が低い
②社会経済的な地位が低い
③うつ病の発症歴がある
④子供時代に両親に非難されていた
⑤子供時代に両親の期待に応えられなかった
ただし、劣等コンプレックスがきっかけで成長できる人もいるため、劣等コンプレックスそのものが害であるとは言い切れません。劣等コンプレックスに圧倒されて個人の発達が阻害された場合に病的な状態に陥るのです。
コンプレックスの克服方法
・コンプレックスを克服するための具体的アクションプラン
①肯定してくれる居場所を持つ
②否定する人と付き合わない
③苦手なことをやり続けない
①肯定してくれる居場所を持つ
落ち着ける場所がないのであれば、新しいコミュニティに飛び込む
10代の子がコンプレックスをいだく理由は、居場所(自分のコミュニティ)が学校しかないから
環境を変えてもいいと言ってあげていい
②否定する人と付き合わない
全ての人が満足するコンテンツはない
同じように必ずあなたを否定してくる人はいる
関わるだけ時間のムダ
③苦手なことをやり続けない
仕事で結果が出ていないのであれば、思い切って環境を変えてみる

コンプレックスへの対処法について考えてみました。
コンプレックス3つの対処法
①コンプレックスを相談する
②克服経験のある人と付き合う
③カウンセリングやセラピーを受ける
①コンプレックスを相談する
コンプレックスは自分の中で勝手に大きくなりますが、案外自分だけが気にしている可能性も少なくありません。思いきってコンプレックスについて周囲に相談してみるのも、対処法の手段の一つと言えるでしょう。
②克服経験のある人と付き合う
コンプレックスを周りに相談してもあっさりスルーされ、受け入れて開き直ろうとしても前に進めないこともあります。その場合は、コンプレックスを克服して自信のある状態になった人の言葉が響きます。
③カウンセリングやセラピーを受ける
コンプレックスは複雑な要因が絡み合うことも多く、一人で頑張ってもなかなか抜け出せないケースも少なくありません。第三者の目で冷静にコンプレックスとどう向き合えば解決できるのか提案してもらいましょう。
他者に相談することが調べた限り提唱されていましたが、コンプレックスのある人が他者に相談することは難しいと思います。コンプレックスで悩んでいる人は、病的に困っているわけではなく、自分の内面で打ち明けられなくて困っているからです。打ち明けられるのであれば苦労しません。
その意味で、マコなり社長が提唱されている克服方法の方が優れているし、現実的だと思いました。
今日のアクションプラン
・苦手なのにやり続けていることがないかを調べて、やめることを検討する
今日のアクションチェック
まずは、自分の苦手なことを考えました。
水泳・畑仕事・漢字・騒がしさ・色・女性・母親があがりました。
この中で何とかできそうなことは、騒がしさです。私は、選択的に音を聞き取ることが難しいので、うるさい場所で会議をされると最悪。
静かな場所で会議をしてもらえるように提案し、了解してもらいました。
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