あえてベストセラー・王道を選んだ
・売れる・長く支持されるものには理由がある
自分が信じる本を何度も読み返した方がいい
・この3冊で十分
間違いなく人生が変わる
別人に変わりだす「起点」になる
この3位が発表された段階で、1,2位を予想しました。王道とマコなり社長が言われたことが大ヒントで、的中させることができました。
1,2位が逆転する人はいるかもしれませんが、不動でしょう。問題は3位。3位は意見が分かれるところではないでしょうか。
例えばいくつか挙げてみると
「人を動かす」デール・カーネギー 著
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」岩崎 夏海 著
「反応しない練習」草薙 龍瞬 著
「思考は現実化する」ナポレオン・ヒル 著
「仕事は楽しいかね?」デイル・ドーテン 著
「道をひらく」松下 幸之助 著
個人的には、若いときに読んで影響を受けた「思考は現実化する」が3位です。あまりに影響されて、しばらく座右の銘として贈る言葉に良く書いていました。
同じく若いときに買った速聴マシンについてきたカセットテープの内容が、ナポレオン・ヒルのものでした。50万円くらいしたことを覚えています。今なら買いません。高額でムダな自己啓発商売ですね。
自己啓発本は無意味なのか?
・「自己啓発」という言葉の抽象度は高い
言葉の解釈で結果が変わってくる
抽象度の高い問いに対する答えは一つではない
・新しいことを学ぼうという人の脚を引っ張る発言は控えてほしい
・自己啓発本には意味があると考えている
意味があるとは、人生を幸せにする行動につながるかどうか
自己啓発本には、人の行動を変える力がある
行動するためのガイドラインを得ることができる
行動すれば、次に進むことができる
行動し続ければ、必ずいつか結果が出る
結果が出れば、自己肯定感高く幸せに生きることができる
・自己啓発本でなくても、先人の知恵が詰まっているものであればいい
・過度に人を依存させることでお金を巻き上げようとする自己啓発商売はダメ
自分で考えて、自分で成長していくことが大切
自己啓発の効果を高めるための3つの方法
①なりたい自分や人生の目標を書き出して目的を明確にする
②自分にあった自己啓発の方法を選択する
③毎日継続できる時間設定をする
①なりたい自分や人生の目標を書き出して目的を明確にする
具体的な目的や目標は紙に書き出すと良いでしょう。可視化することによって、理想と現実のギャップを確認しやすく取り組むべき課題も明確になります。
さらに明確になったさまざまな課題に対して優先順位をつけると、効率良く取り組むことが可能です。課題に対しどんなスキルを身につけるべきか悩んだ場合は、課題の深堀りを行います。
②自分にあった自己啓発の方法を選択する
多くの人が通常の仕事を行いながら自己啓発に取り組むため、なるべく生活スタイルに適した方法である方が身体的にも負担が少なく継続して取り組めます。
例えば、電車通勤の時間が長い方にとっては書籍やオーディオブックを活用した自己啓発がおすすめです。
③毎日継続できる時間設定をする
短期間で身につけようとしても一度に長時間取り組むことが困難な場合や、表面上のスキルや知識しか身につかない場合もあります。
毎日継続して取り組むことによって、学習の積み重ねや課題を乗り越える機会を通し自らの力として身についていくでしょう。そのため、まずは今の自分ができそうなところまでハードルを下げて時間を設定します。
3位 『夢をかなえるゾウ』水野敬也さん
・人生を変えたい人が最初に読むべき本
ダントツで読みやすいから
アクションプランが具体的
・平凡すぎる自分にコンプレックスを持っている主人公
ガネーシャという関西弁のゾウが現れる
ガネーシャは迷惑キャラだが、歴史的偉人を指導してきた実績を持つ
主人公に課題を出していく
主人公は半信半疑で課題をこなしていく
・ガネーシャの課題は全部で29個
課題だけを見ても意味がない
感情が動かないと行動しようと思わない
・最初の「靴を磨け」の場面が好き
主人公は「靴を磨いて何の意味があるんですか!」と反発
「あんたこれまで自分で考えて生きてきて結果出せへんから
こんなしょぼい状況になってるとちゃうの?」
「逆に聞きたいんだけど自分のやり方であかんのやったら
人の言うことを素直に聞いて実行する以外に何か方法あんの?」
「保証したるわ。自分このままやと2000%成長でけへんで」
「成功せいへんための一番重要な要素わかるか?」
「人の言うことを聞かないや」
「成功する人間に変わりたいって思っているのに
今変わってないってことは
自分の考えにしがみつとるちゅうことやん」
「自分が成功でけへんのは『靴磨きして意味あるの?』と考えた
その考え方すべてに原因があるんやで?」
「そんな一番一番一番簡単なこともわからへんのやろ、この頭は?」
・ガネーシャの言うことは正論
変われない人は、これまでの自分の考え方にしがみついている人
主人公は成功者だけが知っている秘密があると思っていた
ガネーシャは「そんなのは『甘え』だ」と切り捨てる
ガネーシャの教えは目新しいものではない
「成功する方法は確立している。違うのは『やるやつ』と『やらないやつ』がいるだけ」
・ガネーシャの価値は「グサッ」と胸に突き刺さる言葉を使うこと
ガネーシャの等身大の人間(?)らしさがいい
・ガネーシャが出した課題の中のベスト5を発表
「夢をかなえるゾウ」は、本を読み、映画も見ました。しかし、実践しなかったので人生を変えることはできませんでした。
私がガネーシャの言葉でグサッときたのは、うろ覚えで申し訳ないのですが、「主人公が自己啓発本をたくさん持っていて、付箋まで貼ってある」というところ。
まさに私のことだと思いました。自己啓発本をいくら読んでも人生が変わらなかった私。知識を詰め込んだことで満足し、行動に移さなかったのです。
「成功する方法は確立している。違うのは『やるやつ』と『やらないやつ』がいるだけ」
このセリフをかみしめて、とにかく行動しようと思います。
1日何かをやめてみる
・「新しいことを始めようと考える。でもそれではうまくいかない」
「人間には24時間しかない」
「何かをまず捨てることから考えた方がいい」
やめるべき、21のこと
①同僚とランチに行くのをやめる
②武勇伝を語るのをやめる
③カバンを地べたに置くのをやめる
④言い訳をやめる
⑤机の上に物を置くのをやめる
⑥人脈交流会に行くのをやめる
⑦2次会に参加するのをやめる
⑧群れるのをやめる
⑨どうでもいい話をやめる
⑩前置きをやめる
⑪社交辞令をやめる
⑫値札を見るのをやめる
⑬パンパンの財布をやめる
⑭100円ショップの常連客をやめる
⑮使わない物を部屋に置くのをやめる
⑯携帯に出るのをやめる
⑰テレビをやめる
⑱ネットサーフィンをやめる
⑲電車に乗るのをやめる
⑳スケジュールを埋めるのをやめる
㉑ここ一番で考えるのをやめる
決めたことを続けるための環境を作る
・「今日から変わろうと思っても変わらない」
「それが人間だ」
「実行するためには、そうせざるを得ない環境をつくらないとあかんということ」
自分を変える環境の作り方5選
①サンクコストの呪縛
②公言する
③帰還不能点を作る
④上のレベルの人たちと戦う
⑤代償を決める
①サンクコストの呪縛
人間は損することを嫌います。これを利用して、先に「お金を投資しておく」という方法です。ただし、額が小さいと、大してお金を出さなかったものには価値がないと思いこんでしまいます。自分にとって痛いと思えるくらいの投資をしましょう。
②公言する
周りに言ってしまった手前やらざるを得ない状況を作るということです。人間は集団で生きるために、人の目を大変気にします。人と約束するというのも効果的です。
③帰還不能点を作る
これは 「もう後戻りできない状況」を作るということです。たとえば留学に行くことで、もう英語を勉強せざる得ない状況を作ってしまえば、やるしかなくなります。
④上のレベルの人たちと戦う
「自分は身近な友だち5人の平均になる」という話は有名です。人間の脳にはミラーニューロンというものがあり、相手の行動や思考をマネするようにできています。他人任せですが、これが死ぬほど大事なんです。
⑤代償を決める
簡単に言うと本気で嫌な 「罰ゲーム」を設けるということです。罰金が一番効果的。ポイントとしては、先にお金を渡しておくということです。「やっぱ、あれはナシ!」と言えない状況を作ります。
身近にいる一番大切な人を喜ばせる
・「人間は自分にとって一番大事な人を一番ぞんざいに扱うんや」
主人公は、一番大事な人をしっかり認識して
その人たちを喜ばせたり、感謝したりしようとする
これも自分のことだと実感します。私は、妻や子供、友達も仲間もいないので大事な人は両親だけです。でも、一番ぞんざいに扱っています。
実家で暮らしていると甘えてしまうのです。「親はいつまでの子供を子ども扱いする」の逆で、「子供にとって親は甘えてしまう存在」なのでしょう。
物理的に離れて過ごした方が、適度な距離感を保てて、冷静に考えられるように思います。
私は、高校生から30代までずっと両親とは離れて暮らしていました。そのころは、親孝行しようと初任給でビデオデッキを買ったり、小遣いをあげたりしていました。
「親孝行したいときに親はなし」
死はいつ訪れるかわかりません。今は両親がコロナを怖がってどこにも行こうとしないのですが、ある程度収束したら、のんびり旅行を提案します。
応募する
・「成功に向けて人生を変えることはメチャクチャ地味なことだ」
「でも、一発で劇的に変わる方法もある」
「死にそうだと絶望的な状況に追い込まれて、人は初めて変わることができる」
「それぐらい追い込まれないと人間は変わらない」
「だから、誰かに才能を認められること」
「そのためには、応募するしかない」
私は去年いろいろ応募しました。資格試験を3つ受けました。そのうち2つは不合格でしたが、得るものは大きかったです。
3つの資格試験のうち、転職のために受けた1つに落ちました。でも、それで踏ん切りがつきました。今の仕事の構造を変えることで「楽しく仕事をしよう」と切り替えることができたのです。
職場内での部署の異動を希望しました。大きなプロジェクトが始まるので、それに合わせてICTの部署に移りたかったのです。根回しもしました。ICTプロジェクトのリーダーを行い、自分の業務ではないExcelマクロの仕事も積極的に引き受けたのです。
結果、ICTの部署に移動できました。今は、仕事が楽しく、クリエイティブな提案をどんどんしています。
毎日感謝をする
・自分の心のコップから溢れた水でしか、人の心のコップの水を満たすことはできない
・「自分の中に足りんと感じることがあって
そこを何かで埋めようとするんやのうて」
「自分は充分に満たされている」
「自分は幸せやから他人の中に足りないもんを見つけ
そこに愛を注いでやる」
「この状態になってこそ
自分が欲しいと思っていたものすべてが
自然な形で手に入るんや」
「全部、他人がお前に与えてくれるもんなんや」
「自分の心を『ありがとう』という言葉で満たすんや」
・3位だけで熱があふれて長くなりすぎたので、残りは後の動画で
感謝ということで言えば、マコなり社長の動画を見て「コンビニの店員さんに『ありがとうございます』と必ず言う」ようになったことでしょうか。
最初はドキドキしました。セブンはコンビニコーヒーを買うために毎日利用しています。店員さんとも顔見知りです。今まで何も言わなかった人が、急に「ありがとうございます」というと変に思われるのではないかという自分のビビりな部分が出てきました。
でも、意を決して言って見ると気持ちが良いものです。最初は店員さんもビックリしているようでしたが、向こうも「ありがとうございます」と言われると当然うれしいですよね。
今では、どこでも「ありがとうございます」と言えるようになりました。
先日は、会議で私の提案に反対の意見を言ってくれた人にも「ありがとうございます」と言ってから、自分の考えを伝えていました。
習慣の力の大きさを実感しました。
今日のアクションプラン
・時間を生み出すために、新しくやめることを決める
今日のアクションチェック
趣味の将棋もパズドラもやめました。
あとやめるとすると、すきま時間で行っているポイント稼ぎです。しかし、これはやめて時間が生み出せるほどのものではありません。
結局、新しくやめるものはありませんでした。
代わりに身の回りで不要なものを捨てることにしました。まずは、カバンの中からチェックです。
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