なぜ結婚するのか?
・生涯未婚率の推移
1990年までは未婚率5%以下
1995年あたりから未婚率がアップし始める
2015年 女性の未婚率14%・男性の未婚率24%
2020年 女性17%・男性26%
2030年予測 女性22.5%・男性29.5%
→ 男性は3人に1人、女性は4人に1人
50歳時点で結婚していないのが普通の社会になる
・結婚が流行らなくなってきている
結婚した人をディスりたいわけではない
結婚している人を尊重している
→ データで見れば、結婚する人がすごい勢いで減ってきているということ
・結婚したくないわけではない
18歳から34歳の独身男女の結婚意志
いずれ結婚するつもり 男性86%・女性89%
一生結婚するつもりはない 男性14%・女性11%
24歳から34歳の男女が独身にとどまっている理由
適当な相手に巡り合わないが5割
・結婚しない人が増えている要因
⑴ 昔より男女の格差がなくなった
⑵ 子育てにお金がかかる
⑶ 別に結婚しなくても人生は十分楽しい
困らない社会になった
・子供を育てるには労力がかかる
夫婦生活を送るだけでも面倒なことは起こる
結婚を選ぶのであれば、よく考えなくてはいけない
・結婚を成功させるにはどうしたらいいか?
こういう理由で結婚したらうまくいかないという話
その理由に傾きすぎていては良くないということ
私は現在54歳、未婚男性です。結婚のチャンスはありました。今考えるとチャンスだったかどうかは怪しいですが。
30代の前半のときに婚約していた人がいました。婚約指輪も上げて、親にも婚約の話はしました。実家に遊びに来たこともあります。
ただ、私が仕事で病んでしまいました。自律神経失調症という診断名でしたが、明らかに鬱。仕事に行かず、家で朝から晩まで酒を飲んでいる状態です。酒を飲み続ければ、アルコール中毒で死ねるかもと思っていました。
婚約していた人とは転勤で離れて住んでいたので、相手の人にはこの悲惨な状況は伝わっていません。
結局、私から状況を説明し「こんな私では、あなたを幸せにすることはできない」と婚約を破棄しました。相手が何を言ったかも覚えていません。そんな精神状態でした。
そこからは、いつ同じ鬱の状態になるかもしれないと恐れて過ごす毎日です。結婚など考える余裕もありませんでした。
第3位 親を安心させたいから
・「早く孫の顔が見たいわ」
こう言われると強烈にプレッシャーがかかる
・親孝行したいと思っている人は多い
家庭をつくって子供をつくることが親孝行ではないかと思ってしまう
友人の結婚式での花嫁花婿の両親の涙
結婚して両親に感謝を伝えたいと思ってしまう
・世間体を良くするために親が結婚を迫ることもある
例 親の強いプレッシャーで結婚した人
結婚が目的で2年で離婚
「結婚を親のためにと他責にした」
「自分の人生・相手のことを良く考えていなかった」
「まあ、悪い人でないし、いっかとなってしまった」
・誰かと一緒に暮らす・生きていくということは覚悟がいること
親といっても他人
親の世代とは価値観も違う
親の世代は20代前半で結婚するのが当たり前
東京の平均初婚年齢は32歳
・焦る必要はない
結婚するという価値観も過去のもの
自分の生き方を自分で選択しやすい時代
親のためではなく自分のために結婚すること
・親世代の人へ
「早く孫の顔を見たい」
「結婚はまだなの?」 というのはやめてほしい
→ 昭和の価値観
生き方の多様性を尊重する現代では通用しない
私は現在、実家で両親との3人暮らしです。親を安心させてあげたいという思いはあります。母親が「私たちが死んだ後、一人になったら寂しいよ」と言うこともありました。
私は4人兄弟の長男です。弟が2人、妹が1人ですが、3人とも結婚して、子供もたくさんいます。集まったときには「自分だけ結婚していない」という卑屈な思いにとらえられるときもありました。
弟や妹は子育てが大変なので、両親の面倒は私が看ることにしました。今は「両親を看取る」ことが大きな目標の一つです。そのためには、自分が先に死んではならないので、健康には気をつけなければいないと考えています。
マコなり社長に出会ってからは「これからどうするか」だけを考えるようにしているので、過去に後悔はしないようにしています。でも、将来の不安はなかなかなくなりません。
今の幸せに集中することを心掛けても、人は完ぺきにはなれません。自分と折り合いをつけていくしかないと思っています。
第2位 この人は自分がいないとダメだから
・具体的2つのケース
⑴ メンヘラで嫉妬しまくって感情を爆発させる女性
→ いつもペコペコを謝って世話しようとする男性Aさん
⑵ 軽い暴力を振るうことがある高圧的な男性
だけど、たまにいいところを垣間見せることがある
→ 自分じゃないと支えられないと考えている女性Bさん
最終的には精神的な限界がきてパートナーと別れた
最後の最後までかなりもめていた
・自分がいないとダメだという考え方
相手に依存している証拠
・未完成な人間には中毒性がある
未完成な人間
感情がコントロールできない
経済的に自立できない
→ 自分の力でなんとかしようという良い人がいる
自分が変われば、努力すれば相手も変わってくれると期待する
・他人はそう簡単には変わらない
相手はますますワガママになり依存を深めていく
・支える側も相手を利用してダメにしている
相手を支える自分という役割を演じている
過度に面倒を見ることは相手の自立を妨げている
・共依存
精神的に自立していない人間同士でパートナーとして生活するのは不可能
結婚という契約で、すべてがまるく収まるという幻想
2人の性格や人間関係は変わらない
お互い1人で生きていけるという人だけが、誰かと生きていける
私は「この人は自分がいないといけない」と考えたことはありません。良くも悪くも、自分が一番大切なのです。課題の分離ができているとも言えますが、他人のことを考えない薄情な人でもあります。
婚約した人と別れたときも「あなたを幸せにできない」とカッコよさげなことを言っていますが、実は自分が相手を受け入れる余裕が無くなったということです。
鬱で実家に戻ったときも、数人いた友達との縁を全て切りました。鬱の自分が恥ずかしいという自己中心的な考えに囚われていました。それからは、人との関係はなるべく希薄にして、踏み込まないように心がけてきました。
そのため、今は独りです。仲間が欲しいと思っても、どう作ればよいのかが分かりません。今は、マコなり社長の言われるように、前だけ向いて走っていこうと思っています。
懸命に走ったとき、後ろを振り返ったら仲間がいるかもしれません。いなくても精一杯やったという思いは残そうと思います。
第1位 1人は寂しいから
・寂しさを感じるとき
例 友達がSNSで幸せそうな家族写真をアップしていたとき
急に友達と遊ぶ予定がなくなって1人とき
仕事で疲れて1人で家に帰ったとき
体調不良で動けないとき
将来、老後のことを考えたとき
・パートナーがいても孤独感を感じている人はたくさんいる
パートナーがいるのによい関係がつくれない
コミュニケーションの機会がなくなる
→ より強い孤独感を感じる
・生涯独身でも仲間・友人に恵まれて強い孤独感を感じない人もいる
婚約という契約をしないでパートナーをつくって生きていく人もいる
・孤独から完全に逃げられる人はいない
自分の人生を代わりに生きてくれる人はいない
完璧に自分の気持ちを分かってくれる人もいない
・生きていくということは寂しいこと
寂しさのために結婚する
相手に寂しさの解消を求めている
期待をしている
この期待は永遠に満たされることはない
・人はどんな環境にも慣れてしまう
もっともっとと期待するようになる
相手から重い存在になる
1人で精神的に自立していける人でないと誰かと共に生きるのは不可能
・孤独感をどうすればよいのか?
孤独感を完全に消すことはできないが、和らげることはできる
→ 夢中になること
ハマること
仕事は人生の大半を使う
仕事にハマれていない人は孤独感を和らげるのは難しい
・できれば複数にハマること
仕事に傾きすぎるとバランスが悪くなる
たくさんのものに同時並行でハマる・依存先を増やす
→ 孤独感を和らげることができる
・自分の人生に夢中になっている人
精神的に自立できる
自立した人だけが良い人間関係をつくることができる
1人でいることには慣れました。いつも何かをすることを心掛けています。ある意味ハマっているとも言えるのでしょう。さびしいという心のすき間は、ほとんどありません。
そんな私でも、漠然とした不安感はあります。そして、誰かと一緒に何かをなせるかもしれないという期待も持っています。
期待することは依存につながるとマコなり社長は言われます。その通りだと思いつつ、希望がなければ生きてはいけないとも思います。
マコなり社長と出会い、人生が変わった実感があります。たくさんのことを学びましたし、今も学んでいます。幸せとは何なのかを考え、自分なりの結論も出しました。
マコなり社長の言われることを実践したら、52歳からでも変われるということを証明するために、ここ2年間は生きていました。
これからは、自分の出した幸せになれる方法を実践し、証明したいと思います。
マコなり社長は「なぜ結婚するのか?」と聞かれたら
・国民を管理するシステムとして都合が良かったから
⑴ 誰が子供を教育するのか責任がはっきりする
⑵ 死んだときに誰に相続させるのかはっきりする
→ この2つの問題を解決できる
強い人のやりたい放題も抑止できる
・婚姻制度は、国民・国どちらにもメリットのある仕組み
だから世界的に普及した
でも、今はそれも変わってきた
・結婚しなくても事実婚のようなかたちがとれる
事実婚は相続に少し課題がある
でも、世間体を無視すれば、婚姻を選ぶメリットは以前より薄くなった
・結婚のデメリット
お互いが「他人」だということを忘れやすこと
人による、尊重し合っている人もいる
夫婦だからという期待も生まれやすい
考え方の違う他人だということを忘れてはいけない
・自分の都合ばかりを優先せず尊重し合うこと
それができれば、結婚しようがしまいが良い人間関係がつくれる
完璧な人はいない
みんなで努力していくことが大切
国民を管理するシステムとしての結婚という考え方は、非常に合理的でドライなマコなり社長らしい感じです。
生物の進化という考え方からは、多様でない種はウイルスによって死滅してしいます。ですから、1対1によって多様な子孫を残すというのは合理的だと思われます。
結婚したことのない私からすると、結婚はリスクが大きい気がします。歳をとると自分の責任が大きくなり、持っているものも多くなります。それを分かつ相手を選んで失敗しては、たまったものではありません。
50代で今からの結婚はないですが、若いころのような燃える恋愛はしてみたいとは思います。それも、年齢とともに難しくなっていますが。
おまけトーク
・「結婚した方がいいでしょ」という反論
少子化が進んでいるから
人口減っている
国が弱くなる
・確かに人口が増えれば、国は成長する
でも、どこまでやるのか問題
100年前は20億人位しかいなかった
今、80億人
人口増加は、どこかで止まるとは言われている
・人口が増えればよいは、自分の国だけの都合
サスティナビリティ的な考え
そんなに人間を増やしすぎても良くない
非常に難しい問題
人口に関しては、かなり高い確率で予測でき、日本の衰退は間違いないようです。日本の生き残る道の1つであった観光もコロナで大きな痛手を被っています。コロナが終われば、リベンジ消費が待っていると考えられますが、コロナ前と同じではなくなっているでしょう。
移民の受け入れも日本という閉鎖的な国民性では、多くは期待できないですし、テクノロジーでも金融でも後れをとっています。車は電気自動車の時代になり、ゲームもAR・VRではトップを走り続けることは難しいでしょう。
結婚からはそれてしまいましたが、日本という国の在り方をどうすべきかを考えなくてはいけないと思いました。ただ、個人でどうすべきかということとの乖離がかなり大きくなってしまっています。日本から海外へインフルエンサーやお金持ちは流出している現在、解決は難しく感じます。
今日のアクションプラン
・「あの時、結婚していたら」と考えてみる
今日のアクションチェック
あの時、結婚していても、うまくいかなかったでしょう。それくらい、私は幼かったです。
30代の頃の自分が幼いというのは恥ずかしいことですが、自分のことしか考えていませんでした。結婚しても、必ず破局していたでしょう。
過去を振り返らず、残りの人生をどう幸せに生きるのかを考えていきます。
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