サムの本解説ch
【17分で解説】ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考
7,822 回視聴 2022/07/16
1.生命に共通する原則
①なぜ私たちは死ぬのか
②なぜ感情はあるのか
③なぜ「ガン」は進化の過程で無くならなかったのか
①なぜ私たちは死ぬのか
・生命原則の存在
すべての生命は個体として生き残り、種が繁栄するために行動する
生き残るため
食欲・睡眠欲
繁栄
性欲
→ 性質を理解した上で、うまく付き合っていく
・生命はとても非効率な存在のように見える
死:作り出した命を壊す、非効率で非合理的な行為
不死の定義
機械化人は不死?
不死とは言えない
体が機械では、連続性をもって物事を考えられないから
例 夏目漱石の意識をロボットに移す
皮膚・耳・鼻で感じる感覚が変化
I love you 「月が綺麗ですね」と訳すことはない
生物学的な観点
同じDNA配列を持つ身体を連続性をもって維持すること
死の定義
連続性の喪失 = 非連続性の創出
非連続性の創出が必要なために死は存在する
・個体を取り巻く外界の環境は常に変化する
例 地球が温暖 ここ1万年くらい
それ以前は、寒冷・高温だった
新しい生命をつくり続けることで環境の変化に対応する
有性生殖
遺伝子が変化していく
新しい生が生き残っていくために「死」が必要
②なぜ感情はあるのか
・感情はトラブルの原因になりやすい
例 ストレスや不安を感じやすい
他人に強く当たってしまう
→ 感情がない方が生きやすいのでは?
・感情を持つことが生存戦略上有利
感情が「どのような生物学的な意味」を持つのかを考える
例 他人に怒りを覚える
敵に対応するため
孤独感
集団で生きてきた人類
一人で生きることを避けるため
→ 危険を察知し、危険から離れるための機能
感情は、遺伝子の機能が正常に働いている証
客観視することが大切
→ ネガティブな感情とも向き合いやすくなる
現在の環境では、感情が最適に機能するとは限らない
本能的な感情が今の環境で必要なのかを考えてみる
③なぜ「ガン」は進化の過程で無くならなかったのか
・細胞分裂のとき、DNAが2つにコピーされる
コピーミスがまれに起きる
細胞増殖に関わるところで起きたのが「ガン」
ガン細胞は1日5000個生まれる
→ ほとんどが免疫によって破壊される
・「ガン」は進化のために必要
変化することで生き延びるという生命戦略
異なる遺伝子
異なる性質のタンパク質
異なる生物
→ DNAのコピーミスによる変異の結果
例 蛍の発光
進化の過程のコピーミスが原因
「ガン」= 進化する証拠
進化のためにコピーミスを命がけで持ち続けている
2.生命原則に抗い、自由に生きる
①主観こそが創造主に歯向かうカギ
②主観が見つからなければカオスに身を置け
①主観こそが創造主に歯向かうカギ
・人間は主観を持つ生き物
そこにこそ希望がある
主観
個人が特有に持つ意志
→ 遺伝子に歯向かう自由意志が存在する
行動が変わる余地が生じる
・遺伝子に歯向かう自由意志
どこに存在し、どんな性質なのか?
課題
世界レベル 貧困・環境
日本レベル 超高齢化社会
個人レベル キャリア・人間関係・健康
→ 解決を私たちが主観的に望むから存在する
・課題を選んで設定できる
自由で主体的であるということ
例 著者は毎月寄付を行っている
子供虐待防止
貧困を救う食堂
沖縄県でサンゴの養殖
→ 課題は多岐にわたっている
課題は、遺伝子によって規定されているだけのものではない
課題を見つめることで自身の意志が見えてくる
→ 主観的な意思を認識すること
課題解決への推進力になる
②主観が見つからなければカオスに身を置け
・行動を起こすほどの目標が見つからない
やりたいことが見つからない状態
→ カオスな環境に身を置くべき
・カオス
混沌:秩序がなく、予測が不可能な環境
予測が不可能 = 理不尽
・理不尽に出会うと自分が何を求めているかが分かる
例 東日本大震災
自分の非力さをきっかけに企業
難病で生死の境をさまよった経験
人生をかけてやり遂げたい仕事を見つけた
・現実的で個人の意思で身を置くことができるカオス
達成できるかどうかわからないほど、難しいことに挑戦すること
自然と主観を持てるようになる
なぜ予測できない方向に向かってしまうのか
なぜこんな理不尽な目にあわないといけないのか
なぜ世の中はこうなっているのか
→ 疑問が主観につながっていく
・「なぜ」が重要
疑問のうち「なぜ」だけが自分に関わる主観的なもの
例 今は超高齢化社会だ
客観的
なぜ超高齢化社会になっているのか
主観的な考え方が生まれる
→ 超高齢化社会にならないためにはどうすればいいか
超高齢化社会で起こる問題を解決したい
・「なぜ」から自分軸が発生する
「なぜ」を積み重ねていくことで信念を持てるようになる
例 なぜ自分は今の道を進んでいるのか
なぜ自分は今の環境が辛いのか
→ カオスな世界を突き進む糧となる
論理のサムさんです。今回の作品からは「死・感情・ガンの存在」がおもしろかったです。なくてもよいように見えるものにも存在意義があるというのは、哲学的だと思いました。
厚木弁護士チャンネル
オススメ!『ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考』で押さえる3つの図
629 回視聴 2021/01/31
・時間的視野
過去・現在・未来
行動による未来の差分
人間の情熱を図解
行動と未来の差分の掛け算
・快楽と幸福の違い
快楽
ギャンブル、お酒 など
→ 一時的に興奮するが長続きしない
幸福
長続きするもの
誘惑に負けそうになったとき
快楽なのか、幸福なのかを考えてみる
例 買い物は一時的な快楽に過ぎないのでは?
・未来予測ツール
大人ほど主体的に動くこと
混乱の中で未来が見える
顔出しでテロップ少なめの独り語りです。この作品からは「情熱の図解」が参考になりました。情熱は、一時的なものではなくて継続することが大切であることがわかる図でした。
たすく【本解説】
【本解説】生命科学的思考 高橋祥子
1,370 回視聴 2021/03/17
1.生命科学的、鶏と卵問題の答え
・すべての生命は、遺伝子を運ぶための生存機会だ
「利己的な遺伝子」 リチャード・ドーキンス 著
あらゆる行動の原理
遺伝子を残すための行為
遺伝子によって操作された行為
人間には遺伝子に反逆する力がある
遺伝子の欲望のままに行動するのは良いことではない
・生命の原理原則
どんな生物にも共通して存在するもの
「死」
なぜ生命は死ななければならないのか?
生命は環境が常に変化する前提で作られているから
例 地球
氷河期や超温暖化期があった
→ 1つの個体が永遠に存在するには過酷すぎる環境
・ちょっとずつ遺伝子を変えること
生き残る確率の高い遺伝子が残っていくようにした
・鶏と卵問題
鶏がいなければ卵は生まれない
卵がなければ鶏は生まれない
→ 市場が大きくならないと成功事例が生まれない
成功事例がないと市場は大きくならない
視野を広げて考える
卵を産む生命がちょっとずつ環境に応じて変化した結果、鶏になった
→ 生命科学的に見れば単純な回答はない
より大きく、複雑性を含んでいる
答えが限定できない
2.生物は本来「利他的」である
・幸福とは何か?
幸福とは時間軸の選択である
快楽
生命反応的にその瞬間の気持ちよさを追求
例 依存症
幸福
人間が主観的に課題としてとらえているもの
達成したいと思っている目標
→ その潜在能力を開花させることで得られる
幸福を平たく表現
皆で笑顔で生活するために自分の能力を最大限生かしたときが幸せ
・幸福を追求する行為
一見利己的に見える
しかし、幸福とは生命科学的には種の繁栄を目指す行為
自分の遺伝子を残せる可能性と高めること
→ 他者の利益になる行為
自分の遺伝子を残す確率を高めることがある
・人間が暮らしやすい環境を作る
人間同士が争わない
環境問題・貧困問題を解決する
→ 利他的な行動が集団としての生存に繋がる
3.生命科学的、人生成功の秘訣
・人間は、生物的人間と化学的人間の2つの側面を持っている
「化学と私」福井健一 著(ノーベル化学賞受賞者)
例 お菓子を目の前にしたとき
たくさん食べたい
生物学的人間
食べ過ぎると糖尿病になるから控えよう
化学的人間
・人は多くの悩みを抱える
感情と情報のどちらかが欠けているとき
あるいは、どちらも欠けているときに起こる
やりたいからやる
→ 長続きしない
市場で求められているからやる
→ うまくいかない
チャレンジには、感情と情報の両方が必要
・成功している人の特徴
悩みがないこと
例 一流のスポーツ選手
やるべきことはやってきたので悔いはない
覚悟の差の違い
成功する人
何があっても後悔はしないと決めてから実行する
→ 感情・情報・覚悟
できるまでやりきる = 成功率100%
文字情報とアニメーションのバランスの良い独り語りです。この作品からは「成功している人の特徴」が刺さりました。悩みがないほどの取り組みとは、どれくらいのものなのでしょうか。私もできるまでやりきりたいと思いました。
今日のアクションプラン
・成功するまでやりきらなくてはいけないことを考える
今日のアクションチェック
今日のアクションプランにシンクロニシティを感じました。
私は今日、悩んで1日調子が悪かったです。熱を何度も測り、体調の悪さが発熱のせいではないかを確認しました。
でも、熱はありませんでした。結局心が弱くなっていたのです。
成功するまでやり切らなくてはならないことは「毎日のブログ」であることを再確認します。心が弱くなっている場合ではありません。やると決めたことを今日もやります。
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