間違いなくビックリする
・えぇぇ! この漢字そう読むのぉ!?
プロの国語の先生監修
・マコなり社長も過去の動画で読み間違っていた
間違っていても相手に伝わればいい
最初はそう思っていた
・間違っていることを知ったうえで使うのか
間違っていると知らずに使うのか
天と地の差がある
・自分の無知を正当化する人生は潔くない・カッコ悪い
自分の過ちを素直に認め前に進む
それが生きるということ = 人生
・私の仲間にテストとして出してみた
全問正解者はゼロ
第20位から第1位になるにしたがって多くの人が間違えがちな漢字になっている
漢字は苦手です。特に書くのが苦手。読みの方は、そこそこ本を読んできているので読めると思っているのですが、それが今日試されそうです。
漢字の読みというコンテンツについてですが、マコなり社長らしさを出すところがない気がします。すでに多くのサイトやYouTubeで取り上げられている内容ですし、漢検もメジャーになっています。
「人生を変える」マコなり社長の動画としては、内容が薄くなりそうです。リサーチの時間が短くてすむということであれば残念でなりません。
しかし、それでも学びのある動画であることは間違いありません。私もチャレンジして、その結果を記していきたいと思います。
第20位 浅薄
・せんぱく
間違えがちなのは「あさはか」
・マコなり社長は「ざんぱ」と答えた
意味不明
読めました。逆に「あさはか」という読み方に気がつきませんでした。「あさはか」を変換しても「浅薄」にはなりません。
「浅はか」と「浅薄」の違いを調べました。この二つの言葉は、同義語ですのでどちらを使っても意味はほとんど同じです。
「浅はか」とは思慮が足りない様子、そのような人のことを言います。一方の「浅薄」とは知識、考えなどが「浅い」「薄っぺらい」ことを言います。「浅はか」と同じなのですが、一応の知識、考えはあるところが違いなようです。
第19位 間髪を入れず
・かんはつをいれず
間違えがちなのは「かんぱつをいれず」
・みんな「かんぱつ」と言っている
読み間違えた読み方が正しくなっていくケースもある
・世論
「よろん」ではなく、正しくは「せろん」
「よろん」がメジャーになった
ニュースでも「よろん」と読まれるようになった
・時代とともに言葉は移り変わる
だが、移り変わった事実を知っておく必要はある
読めました。「かんぱつ」を変換すると「間髪」と出てきます。
「間髪をいれず」の間髪を「かんぱつ」と言うことについて「不適切」とした人は3割強。「かんぱつ」が浸透しているとも言えますが、辞書で「かんぱつ」を認めるものは少数派です。当面は「かん、はつ」と読むのが適切だそうです。
変換に関しては「なぜ出てこないんだ!」とならないように、誤読しても変換されるようになっているのかもしれませんね。
第18位 奇しくも
・くしくも
「きしくも」ではない
意味は、意外なことに・奇妙なことに
読めました。でも、問題だったから読めた部分が大きく、普通の文章で読んでいたら「きしくも」と読んでいたかもしれません。
「きしくも」は、変換しても「奇しくも」にはなりません。明らかな誤読です。
「奇しくも」は誤用が多い言葉のひとつです。言葉を正しく使うには、適切な意味を理解する必要があります。
「奇しくも」と混同しやすいのが「悔しくも・惜しくも」です。「奇しくも」の意味は「不思議にも」「偶然にも」で、「くやしい・惜しい」の意味は誤用です。
第17位 諸刃の剣
・もろはのつるぎ
「もろはのけん」ではない
両方に刃がある剣のこと
・西洋の剣はだいたいそうなっている
自分を切ってしまうというリスクもあるということ
→ 良い所・悪いところがあるという意味
・日本は伝統的に一騎打ちだった
乱戦ではないので、両面に刃がついている必要がない
切れ味を極限まで研ぎ澄ましたのが日本刀
・西洋は乱闘前提
ガンガン振り回していかないと間に合わない
「もろはのけん」と読み間違えました。「諸刃」の読みではなく、「剣」の読み方がポイントだったのですね。「諸刃の剣」で1つの言葉として返還されるので、誤読も変換されるようになっていました。
「つるぎ」という読み方をした場合には、両刃という意味があるそうです。片刃の場合は「刀」というのが一般的。
うーん、ひっかかってしまいました。残念。
第16位 言語道断
・ごんごどうだん
「げんごどうだん」と読む人がいる
あまりひどくて言葉も出ないほど、という意味
・奥深い仏教の真理・究極の境地
言葉では言い表せない
今は否定的な意味になっている
・カッコいい言葉
日常の中で言いたい
読めました。「げんごどうだん」では、変換されませんでした。さすがにこの読み方はひどいですね。
仏教用語だとは知りませんでした。「仏教の奥深い真理はことばでは言い表せない」という意味だそうです。
これを間違えて使うとかなり恥ずかしいと思いました。
第15位 職人気質
・しょくにんかたぎ
「しょくにんきしつ」とマコなり社長も間違えていた
意味は、職人特有の自分の腕に自信を持ち頑固だが実直という気質
「しょくにんきしつ」と読み間違えました。「しょくにんきしつ」「しょくにんかたぎ」ともに「職人」「気質」の2つに分けて変換されます。
「気質」には読み方が2つあり、「かたぎ」もしくは「きしつ」と読むことができます。「かたぎ」と読む場合には、職種や地域、身分によって共有される同じような性格といった意味で使われます。
反対に「きしつ」と読む場合には、ある人の気性について言い表したいときに使われます。「職人気質」を「しょくにんきしつ」と読む場合の意味は、血縁によって受け継いだ先天的な性質のことを指しています。
第14位 御利益
・ごりやく
「ごりえき」ではない
比較的わかった方が多かったと思う
読めました。「ごりやく」で変換すると「御利益」を1単語として変換しますが、「ごりえき」で変換すると「御」「利益」の2語で変換されます。
「御利益」の意味は、 神仏が人間に与えるお恵み、幸運のことです。「ごりえき」と読んでしまうと、御利益がなさそうです。「りえき」は、 事業などをして得るもうけのことですから。
第13位 御用達
・ぎごようたし
「ごようたつ」と言ってしまいがち
読めました。これは「ごようたし」「ごようたつ」のどちらでも変換可能でした。
調べてみたところ、複数の辞書に「ごようたし/ごようたつ/ごようだち」の3種類が読み方が載っており、3種類とも正解だそうです。もともとは「ごようたし」だったものが、時代とともにどれでもよくなっていった例ですね。
第12位 声を荒らげる
・こえをあららげる
マコなり社長の仲間は全員間違えていた
「あらら」は、化物語の「阿良々木暦(あららぎこよみ)」さんしか知らない
・日本人の8割が「あらげる」と思っている
「あららげる」と正しく使っているとカッコいい
これは、送り仮名で気が付きました。一応読めました。変換は、「あらげる」も「あららげる」もきちんと「荒げる」「荒らげる」と変換されます。
調べてみたところ、本来の言い方は「あららげる」ですが、放送では「あらげる」も使っているそうです。
新聞社などの多くは「あららげる」のみを認め、「あらげる」は俗な言い方としています。しかし、声に出して言う場合、「あららげる」より「あらげる」のほうが言いやすいことや、「荒らげる」と書いてあるのを「あらげる」と読むという思い違いもあってか、今では「声をあらげる」と言う人のほうが多くなっています。
NHKが平成3年(1991年)に行った全国調査でも、「あららげる」と言うと答えた人が19%にとどまったのに対して、「あらげる」と言うと答えた人が77%にものぼりました。このため、放送でも 「あららげる」あわせて「あらげる」を使うことも認めるようになりました。
第11位 凡例
・はんれい
「ぼんれい」と読みたくなる
汎用型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンの「汎」とは違う漢字
「ぼんれい」と読み間違えました。変換すると「ぼんれい」は「ぼん」「れい」の2つに変換され、「凡例」という漢字は出てきません。これは、明らかな間違いです。
凡例とは、書物の最初に、その本の編集方針や使い方などを箇条書きにしたもののことです。
「凡」の音読みには「ボン」と「ハン」があるが、「ハン」と読む熟語はほとんどなく、よく使うのはこの「凡例」くらい。よって、「平凡」や「凡人」の音に引きずられて「ボンレイ」と読んでしまうことがあるが、誤用です。
第10位 続柄
・つづきがら
「ぞくがら」ではない
「ぞくがら」と間違えました。変換すると「ぞくがら」でも1単語で変換されます。
調べてみたところ、続柄(つづきがら)とは、家族である二者の関係を意味する語で、「続き柄」とも表記するそうです。
「俗に『ぞくがら』とも言う」と書かれていたので、間違いではあるのですが、読みが変化していっている途中なのかもしれません。
第9位 押印
・おういん
「おしいん」ではない
・マコなり社長がインターン時代
ソフトウェアのテスト仕様書を書いていた
読めない文字があった
「押下」という漢字
「おしした」と読んでいた
先輩社員から「おうか」と教えてもらった
だから「押印」も読めるようになった
読めました。いまだに出勤簿というアナログなものを使っているので、毎日押印しているのでさすがに読み方は知っています。「おしいん」は「惜しいん」と変換されます。なかなかの面白変換です。
ただ、押下は知りませんでした。押下の意味は「押し下げること。特に、操作ボタンやキーボードのキーなどを押すこと」です。「押下」に「離す動作」を加えたものが「クリック」と書かれていました。
パソコン関係でよく使われる言葉なのですね。勉強になりました。
第8位 出生率
・しゅっしょうりつ
「しゅっせいりつ」ではない
マコなり社長は過去の動画で間違えていた
間違えた人多いのではないか
読めました。これは知っていました。変換では「出生」「率」の2つに分けて変換されるので「しゅっせいりつ」と打っても大丈夫です。
調べた結果、「出生」だけでも、もとは「しゅっしょう」と読み、「しゅっせい」は後から付け加えられた読み方でした。将来的には「しゅっせいりつ」と読んでもよい日が来るかもしれませんね。
第7位 相殺
・そうさい
「そうさつ」ではない
マンガで「そうさつ」って言ってそう
読めました。これも知っていました。でも、変換では「そうさい」「そうさつ」もきちんと変換されてしまいます。
調べてみたところ、「殺」という漢字には、大きく分けて2つの意味があります。
1つは「ころす」という意味、もう1つは、「そぐ・へらす」という意味です。この2つは、もともと古代中国語での発音が違い、そのため、日本の音読みでも「ころす」の場合は「サツ」、「そぐ・へらす」の場合は「サイ」と読み分けてきました。
「相殺」という熟語では、「殺」という漢字は「そぐ・へらす」という意味で使われていますから、「ソウサイ」と読むのが正しい読み方です。
時代劇かなにかで、侍が決闘して相討ちになった、なんていう場合には「ソウサツ」と読むこともあり得ないではないですが、通常は「ソウサツ」は間違いだ、ということでした。
第6位 粗利益
・あらりえき
「そりえき」ではない
「粗利」はけっこう使う
でも、間違えがちな言葉
読めました。でも、変換では「そりえき」「あらりえき」ともに1単語で「粗利益」と変換されます。
調べてみたところ、これは「そりえき」は間違いと書かれていました。誤読が多いので、変換できるようにしたものだと思われます。でも、こうして誤読が正しい読みになっていくのでしょうね。
第5位 早急
・さっきゅう
「そうきゅう」じゃないの?
「そうきゅう」としか読めませんでした。答えを見てから「そっか!」と気がつきました。変換は、どちらでもOKでした。
調べてみたところ、「早急」は、非常に急ぐことをあらわす言葉で、もともとは「さっきゅう」と呼ばれていた言葉です。
ただし「そうきゅう」と読む人が増えたことから、現在では「そうきゅう」と読んでも間違いではないとされています。
このように、漢字は時代によって読み方が変わっていきます。最初は誤読とされていた言葉でも、後々それが標準の読み方となっていくこともあります。
このように誤読から標準の読み方に変化していった読み方のことを、「慣用読み」と言うそうです。
第4位 雰囲気
・ふんいき
「ふいんき」と言っていますよね
「ふんいき」って何か違和感がある
でも、速く言えばわからない
「ふ・ん・い・き」(遅く)というとちょっと変
読めました。逆にこれを「ふいんき」と読む人がいるとは信じられなかったです。変換も「ふいんき」は「府インキ」と変換されます。これもなかなか。
調べてみたところ、実際に「ふんいき」と発音してみると、少々言いづらいと感じる人も多いそうです。「ん」の次に「い」が来るのが発音しづらく、自然と「ふいんき」と言ってしまうとのこと。
また、聞こえ方も不思議なもので、「ふんいき」と言われても、なぜか「ふいんき」と聞こえてしまうこともあります。
特に、小学生くらいまでは漢字が分からないので、聞こえるがまま「ふいんき」と発音する子どもがほとんどで、中学生になって「雰囲気」という漢字を習ってはじめて気付く子が多いようです。
第3位 他人事
・ひとごと
「たにんごと」ではない
「たにんごとだと思って好きかって言いやがって」と言ってしまいがち
これも「たにんごと」しか思いつきませんでした。変換は、両方とも1単語できちんと変換されます。
調べてみたところ、「他人事」という用語は、近年「ひとごと」に加えて「たにんごと」という読みで使われることも多く、むしろ最近では一般に後者のほうを耳にすることが多いようです。
しかし、「自分には関係ないこと」「自分には利害関係のない他人のこと」などを意味する場合の伝統的な語・ことばは「人事(ひとごと)」とされ、多くの国語辞書が【ひとごと】「人事」を採っています。
また、これについて国内の主な新聞社や通信社も、「ひとごと」または「人ごと」の表記(表現)を認めているだけで、「たにんごと」「他人事」については認めていません。
もともと「他人(たにん)のこと」を意味する語・ことばには「ひとごと」という言い方しかなく、この語に戦前の辞書は「人事」という漢字を主にあてていました。
ところが「人事」は「じんじ」と区別できないので「他人事」という書き方が支持されるようになり、これを誤って読んだものが「たにんごと」だそうです。
勉強になりました。
第2位 重複
・ちょうふく
「じゅうふく」ではない
「じゅうふくがないか確認してください」って言ってない?
読めました。これも知っていました。変換はどちらもOKです。
これはどちらも正しいことを知っていました。
調べてみると、重複はもともと「ちょうふく」と読まれていました。しかし「じゅうふく」と読む人が増えてきたために、現在では「ちょうふく」でも「じゅうふく」でも問題はないとされています。
これも「慣用読み」ですね。
第1位 一段落
・いちだんらく
「ひとだんらく」じゃないんだ!
「この仕事、ひとだんらくしたらランチ行こうよ」って使ってるよね
迷った末に「ひとだんらく」を選んで間違えました。変換では「ひとだんらく」は「ひと」「だんらく」で分けて変換され「ひと段落」になってしまいました。
調べてみたところ、国語辞典には「ひとだんらく」は誤読の判断をしているものが見られます。
例外もありますが、「漢語+漢語」「和語+和語」と前後で読み方を合わせるパターンが一般的と言えます。「一段落」については、「一」「段落」ともに音読み(漢語)とする「いちだんらく」が伝統的であるという考え方です。
「一+漢語」の語で「一見識」「一大事」「一転機」「一面識」は「いち○○」と読みます。一方で「一工夫」「一苦労」「一安心」のように「ひと○○」と読む語も多くあります。
このように似た構造の語からの類推で「ひと+漢語」(ひとだんらく)の読みが行われるようになったのではないかということでした。
正しい言葉遣い
・全20問で何問正解?
マコなり社長は11問だった
漢字が苦手
苦手科目は国語
・正しい言葉遣いはどこまで理解する必要があるのか?
使われ続けているうちに偽物が本物になることがある
でも、正しい読み方も理解しておくと便利
変なところで恥をかかなくて済む
・マコなり社長の失敗
25歳くらいの時にバーで素敵な女性と飲んでいた
相手がすごい面白い話をしてくれた
感動的なエモい話
「今の話、心の『琴線』に触れたわ~!」
『きんせん』が正解
マコなり社長は『ことせん』と言ってしまった
相手の表情が変わった
0.1秒で「それ、きんせん」と言われた
バカ認定された
明らかに雰囲気が変わって何も進展できなかった
私は20問中13問正解でした。しかし、出題されたから分かったものもあり、威張れた数ではありません。
私もマコなり社長同様に誤読で恥ずかしい経験をしました。
大人になってから「解熱剤」を「かいねつざい」と読んでしまったのです。しかも「げねつ」は「下熱」と書くと思い込んでいる始末。熱を下げるから「下熱」と勘違いして覚えてしまったのです。
しかも、「げねつざい」と読むと教えてもらったにもかかわらず、「かいねつざい」とも読むと主張していました。そのころは、スマホがなかったのでよかったのですが、あったらググられてすぐに間違いを指摘されていたことでしょう。
心配で後で調べてみて、分かった時には、顔から火が噴き出ていました。いやー、恥ずかしくて、しばらくその友達との会話は避けていました。
今は、あやしいものは全てその場で調べるようにしています。失敗はしっかりとその後に活かしているつもりです。でも、またやらかすかもしれないので、まずは一度立ち止まって考える癖をつけたいです。
まけトーク
・番外編 肉汁
・にくじゅう
「にくじる」ではない
「じゅう」って「ジューシー」の「じゅう」?
読めました。これも変換では両方OKです。
調べてみたところ、「肉汁」の伝統的な読み方は「にくじゅう」なのですが、最近は若者を中心に「にくじる」と読む人が増えてきて、一般的に意味が通じるようになり、辞書にも掲載されるようになったそうです。
果汁も「かじる」と読む日がくるのでしょうか?
今日のアクションチェック
・他にも誤読している漢字がないかを調べてみる
今日のアクションチェック
実は読み間違えている漢字ランキング
10位 一段落
9位 代替 ✖だいがえ 〇だいたい
8位 間髪
7位 早急
6位 漸く ✖しばらく 〇ようやく
5位 依存心 ✖いぞんしん 〇いそんしん
4位 礼賛 ✖れいさん 〇らいさん
3位 続柄
2位 貼付 ✖はりつけ 〇ちょうふ
1位 乳離れ ✖ちちばなれ 〇ちばなれ
9位の「代替」以外は、すべて間違えて読んでいました。こっちの方が悲惨でした。
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