マコなり社長は、ホテルよりも旅館びいき
・高級ホテルは特に泊まってもやることがない
スパでトリートメント
ディナー
→ 追加でガッツリ課金が要る
・都会で美味しいご飯を食べたいなら、美味しいレストランでいい
スパのお風呂やプールより、温泉のある旅館がいい
例 ザ・リッツ・カールトン
アマンリゾーツ
フォーシーズンズ・ホテルズ&リゾーツ
ハレクラニ沖縄
→ 素晴らしいホテル
しかし、人生で一度は行ってほしいランキングには入らない
私も温泉・サウナ派です。でも、高級ホテルは泊ったことがないので、ぜひ一度は泊まってみたいと思っています。
確かに経験としてのホテルや旅館に価値はあると思うのですが、マコなり社長の本分の「人生を変える」ほどの価値があるとは思えません。ホテルや旅館は「良いものは高く、安いものは悪い」という世界常識に合致するモノだと思います。
ホテルや旅館は、人生を変えた上でのプラスアルファとしての楽しみでしかありません。今まで話してきたことの焼き直しでかまわないので、マコなり社長の味付けで、人生を変える感動させる話が観たいです。
ホテルや旅館のことは全くわからないので、今回もマコなり社長の話術に焦点を当てて、ブログを書きたいと思います。
第5位 奥湯河原 結唯
・プライベート温泉旅館の極致
紹介する中で、宿泊費でいえば一番高い
食事をつけると、2人で20万を超える
めっちゃ高いと思っている
でも、最高の時間を過ごすという意味で一度は行ってほしい
・箱根(湯河原)の高級隠れ家旅館
旅館好きの人の中で評価が高い
基本1棟貸切タイプ
100~155平米を丸ごと使うことができる
・人と会わないところがいい
高級ホテルは、人が多い
人見知りのマコなり社長からは、減点になる
・すべての部屋に露天風呂がある
部屋は川の近くにある
川のせせらぎ
大自然の葉っぱのすれる音
秋には紅葉
冬には雪
何度でも露天ぶろを楽しめる
部屋にチョコンとついている露天風呂ではない
ガチでいい感じの広々とした露天風呂
10歩歩けば露天風呂ダイブ
・食事の和食懐石
めちゃくちゃおいしい
・接客もすごく丁寧
冷蔵庫に入っていた無料のジュースもおいしかった
都内の人は比較的アクセスしやすい
・本館の大浴場には、水風呂・サウナがある
個人的にはこれがメチャクチャよかった
しかし、当面大浴場は営業自粛
今回の2~5位は、どのホテル・旅館がきてもおかしくないと思われます。その中で「奥湯河原 結唯」が5位になった理由の1つは、いちばん宿泊費が高かったからでしょう。
値段が高いものは良くて当たり前ですし、庶民感覚から離れたホテル・旅館を上位に持って行っては、金持ち批判の的になりかねません。
その為かどうかわかりませんが、マコなり社長独特の大げさな表現が「奥湯河原 結唯」には使われていません。逆に考えると、大げさな表現をしなくてもよいくらいのすごいところなのだと思いました。
しかし、マコなり社長の最近のサウナ推しは、スゴイですね。今回の5つのホテル・旅館のうち、4つがサウナがあることがポイントの1つになっています。
私もサウナ好きなので、とても嬉しいです。
第4位 都ホテル博多
・福岡に泊まるときはここ一択
正直、完全ノーマークだった
何気なく予約したら、めっちゃよかった
・福岡でホテルの食事はいらない
美味しいものがいっぱいある
もつ鍋
水炊き
豚骨ラーメン
明太子
一口餃子
→ マコなり社長は「吉塚うなぎ屋」推し
・屋上温泉スパ・浴場がスゴイ
ビビりました、私でなければ確実に漏らしていました
・シンプルな部屋であれば、1泊2万円以下
そこそこよいホテルの値段
そんなに期待していなかった
・屋上温泉スパ
広い!
温水の広いプールがある
8mのデカイ滝
プールサイドでお酒が飲める
ハリウッドセレブの世界
ブチ上がる
水着が嫌な人は足湯もある
・本丸は浴場
サウナがある
水風呂もちゃんとある
それだけでホテルの評価がブチ上がる
女性風呂はスチームサウナだった
ショックを受けている女性サウナーがけっこういる
・福岡にはほかにもいいホテルがある
しかし、ノーマークからの一択
コスパがいいので、人にもオススメしやすい
ここでは「ビビりました、私でなければ確実に漏らしていました」「ハリウッドセレブの世界」が大げさな表現にあたります。でも、後半にその威力を取っておくために抑えめの表現です。
それよりも凄いと思ったのは「ノーマークからの一択」です。このような短い新しいフレーズをつくるのがマコなり社長は非常にうまいと思います。
「完全にノーマークだった」とか「福岡で選ぶなら、ここ一択」の様には使いますが、「ノーマークから一択」は、新しいです。今までもありそうですが、意外と使われていないフレーズだと思います。
マコなり社長の中で、すごい意外感があったことを分かりやすく、短く伝えてくれる言葉だと思いました。
第3位 おちあいろう
・明治から続く伝説の旅館がサウナに一点張りした結果
1874年創業
2本の川が合流する畔に佇むことから名付けられた
名だたる文人墨客がこの旅館を愛した
・でも、文豪さんが泊まったからといって媚びない
結局、自分がどう思うかが大事
「他人を持ってくるな!」
→ でも、テックキャンプを本田圭佑さんが受講
めちゃくちゃ舞い上がっていた
自分が投げたブーメランが頭に深々と突き刺さっている
「撃っていいのは撃たれる覚悟がある奴だけだ」(出典:某有名アニメ)
有名人・偉人が選んだことは一定の権威付けになる
程度問題・伝え方の問題
・初めて泊まったときは一人だった
ぼっちあいろう
伊豆市なので都内から移動が必要
移動自体もよき
・宿自体が丸ごと有形文化財
風情の塊
現在の価値で50~100億円という総工費で建てられた
部屋は現代に合わせて寝心地の良いベット
・最大のストロングポイントはサウナ
2つの「究極サウナ」
ここのサウナは地獄
サウナ体験が天国すぎて、人生の地獄行きが決まる
茶室サウナ・天狗サウナがある
・茶室サウナ
外の自然を眺めながらサウナに入れる
特徴的で形がカッコいい
茶室の形がオシャレ
当然セルフロウリュ
セルフロウリュはタイミングに迷う
でも、迷ったら負け
自分が必要だと思ったら、やり過ぎない程度にぶっかける
サウナで温まって汗を流したら、水風呂にダイビングヘッド
頭から水風呂に入ることを推奨している
頭を冷やした方が絶対にととのう
体の汗を拭いて、縁側に腰かけて緑を見ながら休憩
最高!
・マコなり社長のオススメは「天狗サウナ」
時間帯で男女入れ替わり
茶室サウナよりちょっと狭め
足元を天然温泉が流れ散らかしている
常に湿度が保たれている
もちろんあるセルフロウリュ
初めて行ったときは、かける水がないと思った
足元を流れている温泉をかける
かけ流し温泉ロウリュ
天然の清流を使った小ぶりだけど、いい感じの深さのある水風呂
ザブ~ン!
ウッドデッキで外気浴
葉っぱがすれる音
鳥のさえずり
→ 耳が気持ちいい
人生完全勝利
・「おちあいろう」の奥義
オールインクルーシブ
この世すべての快楽
ソフトドリンク
アルコール
コーヒー
甘未
おつまみ
→ 食べ放題
広々としたロビーで自由に飲んでいい
サウナ上がりの禁断のビールのゴク飲み
食事もメチャ美味しい
地元ならではの食材を活かした和食
3位からの表現は、マコなり社長の本領発揮です。すごい表現連発。「自分が投げたブーメランが頭に深々と突き刺さっている」は、アニメーション付きです。「自分が投げたブーメランが返ったきた」だけではなく、「頭に深々と突き刺さる」は絵的に映えます。
「ぼっちあいろう」は、おやじギャグです。この手のギャグも使えるのがマコなり社長のすごいところ。何度も使うとかっこ悪いですが、ピンポイントで使うとハマるタイプの表現です。
「ここのサウナは地獄」は、否定で「オヤッ?」と思わせることに成功しています。今までのサウナ推しが、サウナを地獄というのですから「どういうこと?」と思わせられます。
「かけ流し温泉ロウリュ」も組み合わせの妙です。「かけ流し温泉」も「ロウリュ」もよく聞く言葉なのに、組み合わせたのはマコなり社長が初めてでしょう。「かけ流し温泉ロウリュ」を宣伝文句にした温泉旅館が出てきてもおかしくありません。
「オールインクルーシブ」と書いて「この世のすべての快楽」と読ませるのは、中二病的。マコなり社長のアニメ好きがうかがえる表現です。アニメの必殺技でよく出てきますよね。「撃っていいのは撃たれる覚悟がある奴だけだ」は、この表現へのフリなのでしょう。
ちなみに「撃っていいのは撃たれる覚悟がある奴だけだ」は、「コードギアス 反逆のルルーシュ」からの引用です。アニメ界の金字塔、ぜひご覧ください。
第2位 星のや竹富島
・今を生きる幸せに気づける場所
旅に何を求めるのか?
多くの人が求めているのは非日常なはず
では、日常とは?
たくさんの人
やることに追われる毎日
鉄とアスファルトに囲まれた空間
膨大な情報
せまい家
・日常が嫌なわけではない
自分で選んできたのだから
でも、たまには心の緊張をほぐす時間を過ごしたい
日常と真逆な場所とは?
人が少ない場所
何にも追われない場所
自然豊かな場所
デジタルデトックス
→ ゆっくりと時間が流れる地上の楽園
・沖縄県 竹富島
石垣島の近く
沖縄本島より台湾に近い
・「星のや」シリーズは、けっこう好き
バリ・東京・富士とか他の場所にも行った
個人的には、竹富島がいちばん好き
竹富島という土地・島が素晴らしい
リゾートホテルは、敷地内でしか楽しめないところも多い
都会から移動してくる価値がちょっと薄まる
ラグジュアリーな非日常であれば、都会のホテルでも十分
・新幹線、飛行機を使うのであれば、その土地と街に流れる時間を感じたい
竹富島は、島全体の文化とゆっくりした時間を味わえる
⑴ チャリで1日で回れるくらい小さな島
レンタルサイクルでスイスイ回れる
⑵ 美しすぎる海
コンドイビーチの西桟橋から見る夕焼けは世界トップクラス
⑶ 伝統的な集落
国の重要伝統的建造物群保存地区
大昔の沖縄にタイムスリップした感覚
真っ白な砂の道が印象的
⑷ 人が少ない
人口360人の集落
日帰り観光客が1000人
コンビニ・スーパーは無し
飲食店も昼過ぎには閉まる
・「星のや竹富島」では、伝統的な集落に暮らすような体験ができる
部屋の1つ1つが石垣に囲まれている
伝統様式にそって作られた1つの家という感じ
大きく開けた開放的なベランダ
窓を開けて飲み物を飲むだけでも最高
・特に何をするということはない
必要ない
海も「星のや」のプールもきれい
だけど、入らないくていい
ただゆっくりとした時間を感じる
スマホを見るのは控えめにする
集落をゆっくり歩く
ビーチを歩く
→ 景観がきれいなので、歩くだけで気持ちいい
・何かしたくなったら
集落で沖縄そばを食べる
朝には水牛車に乗る
街のカフェでアイスを食べる
・夕暮れに夕焼けを見ながら無言でビーチを歩く
何もしない時間を過ごす
忙しい毎日の中で忘れていた感情に気づく
「ただ、今を生きているだけで幸せなんだ」
・新しい価値観に気づかせてくれる
今の人生に後悔しているわけではない
でも、新しい人生観を与えてくれるというだけで素晴らしい
・アクティビティをするなら
天気の良い日にサバニという伝統的な小舟に乗る体験がオススメ
青い空
透明度の高い海
風だけで走る小舟
→ 格別な時間を過ごすことができる
・マコなり社長の体験
サバニに乗った後、ビーチの休憩スペースで寝ていた
目が覚めたら夕暮れになっていた
島民の1組の家族が海にシートを敷いている
夕焼けを見ながら子供たちと一緒にご飯を食べていた
小さな子供3人くらいがすごくはしゃいでた
夕焼けをバックにした仲の良い家族の風景がすごく良かった
「こんなふうにのんびりと過ごす人生もありだな~」
・沖縄や離島は天気ガチャ
雲ひとつない晴天は毎日ではない
2日滞在しても両方どんより曇りもあり得る
覚悟して行きましょう
まずは、日常と非日常のときに使われている対比される言葉の列挙です。多すぎるとうるさく感じますが、効果的に使うと強い印象付けを行うことができます。ここら辺の加減の上手さもさすがです。
次に、番号付きで理由を挙げているところです。理由がいくつあるのかを分かりやすく伝えて、納得感を相手に与えることができます。
マコなり社長の体験談も映像が見えるような伝え方がうまいです。夕日をバックに家族のシルエットが浮かんできます。視覚的な想像を与えると記憶に強く残るのです。
第1位 ドーミーイン
・人生が終わる場所
マコなり社長のトラウマ恐怖体験3つ
⑴ 小学校の頃
アニメ「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」
「さっちゃんのうわさ」を見たとき
⑵ 小学校の頃
金曜ロードショーで「エイリアン」を見たとき
⑶ 大人になってドーミーインに泊まったとき
・ドーミーインは危険なので絶対に行ってはいけない
あなたの太ももにコアラのマーチが引くレベルでしがみついて止める
・ドーミーインが危険な理由
⑴ 銭湯・旅館が無価値になる
男女別温泉・サウナ・水風呂
場所によっては半露天風呂がついている
ととのってしまう
風呂上りには、ヤクルト風ドリンクとアイスキャンディーがもらえる
ちょっとした気遣いが憎たらしい
⑵ 集中作業スペースの罠
PC作業の集中スペースがある
しかし、その近くにあふれんばかりの漫画書庫
有名漫画がよりどりみどり
部屋に持ち帰れてしまう
→ エンドレス漫画リーディングマシンになる
⑶ 回避不可 夜鳴きそばの誘惑
夜食の時間帯にあっさりしょうゆ味のいい感じのラーメン
夜鳴きそばとして無料提供
この誘惑にあらがうことは不可能
温泉・サウナで塩分を失った体にダイレクトアタック
人間の本能を利用した巧妙な手口
「食べちゃダメだ」と分かっていても気づいたら夢中で麺をすすっている
通になるとコンビニ
シャーシュー・煮卵・キムチを買ってセルフトッピング
夜鳴きそばジャンキーになる
⑷ 1日がつぶれるほど朝食を食べてしまう
「味めぐり小鉢横丁」
小鉢で好きなものを好きなだけバランスよく取ることができる
しかも、味が美味しい
地獄のご当地一品料理
施設ごとにえげつないクオリティのメニューがある
ドーミーイン小樽
いくらの乗った海の幸たっぷり「海鮮丼」
ドーミーイン仙台
じっくり煮込んだ「牛たんシチュー」
ドーミーイン富山
富山湾の宝石「白エビご飯」
満足度で高級ホテルを余裕で超えている
⑸ 怪しいほどリーズナブルな価格設定
安いと5500円くらいから泊まることができる
高くても1万円ちょっと
シンプルにWHY?
・その他にも
フロントで熱いおしぼりをもらえる
館内着がバスケの公式試合に出られるくらい動きやすい
枕元にコンセント完備
空気清浄機・加湿器完備
ベットが日本式掛布団ですごく寝やすい
・マコなり社長はドーミーインの囚人
何の予定もないのに気づいたらドーミーインにいる
「ザ・ロック」の監獄島レベルで一度捕まったら脱出不可能
心はガッツリとドーミーインにつながれている
今回は、話の入りを工夫しています。「マコなり社長のトラウマ恐怖体験3つ」で、「え、何の話?」と聞いている方は強制的に注意を向けざるを得ません。しかも、1位のはずが「恐怖体験」で、「なぜ??」と疑問が倍になります。非常にうまい話の入り方です。
その後、「ドーミーインは危険なので絶対に行ってはいけない」「あなたの太ももにコアラのマーチが引くレベルでしがみついて止める」で、否定を強力に引っ張ります。聞いている方は「なぜ???」と疑問3倍です。
ここからの回答がチープなものだったらカッコ悪いのですが、番号付き列挙で理由をこれでもかというくらいの力強さで挙げます。その中でも「エンドレス漫画リーディングマシン」「この誘惑にあらがうことは不可能」「地獄のご当地一品料理」「怪しいほどリーズナブル」の大げさが表現が光ります。
最後は「ドーミーインの囚人」というこれもまた、短いインパクトのある聞きなれないフレーズで締めくくります。「囚人」という強力な否定の言葉が、ドーミーインの吸引力を強烈に印象付けるのです。
おまけトーク
・以前ある旅館に泊まったとき
アクティビティを申し込んだ
森ツアー
原生林のあるところをガイドさんが案内してくれる
・そのインストラクターの方がスピリチュアルな感じ
洞窟の岩の上に立たされる
「どうです、何か感じますよね?」
「多くの方は、ここで涙を流される」と言う
スピ圧が強い
スピを強制されるとつらい
「なんか、涼しい感じしますね」とごまかした
自分の価値観を押しつけ過ぎるのは良くない
本編を強く印象付けるために、おまけトークは軽めです。「そうだよな~」と思えるくらいの内容で、あまり印象に残りませんでした。
今回は、ドーミーインのために作られた動画なので、アッサリしめています。たまに、本編と同じくらい強烈に印象的なおまけトークもあったりするので、おまけトークも見逃せません。
今日のアクションプラン
・マコなり社長の表現の仕方をマネしてみる
今日のアクションチェック
マコなり社長の表現の仕方を分析してみました。
①話の入りを工夫
②短いインパクトのある聞きなれないフレーズ
③日常と非日常のときに使われている対比される言葉の列挙
④番号付きで理由を挙げている
⑤超誇張表現
⑥否定で「オヤッ?」と思わせる
いつも勉強になります。
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