TOP3をまとめるつもりだったが・・・
・熱が入りすぎで分けるしかなくなった
・目標は、原作の本を超える感動を届けること
・本の内容を全部覚えようとしないこと
1つだけでも心が動いたストーリーがあれば十分
そこから具体的な行動に移すこと
具体的な行動に移す7つの方法
①めんどうくさがり屋になる
「めんどうくさがり屋」になって、「最低限の準備でOK」とする
②自分を信用しない
現実的に考えて「これくらいならできるだろう」と思えることから始める
③自分を赤ちゃんとして扱う
自分を過大評価せず、ハードルを高く設定しない
④「プチ瞑想」をする
頭がスッキリし、物事に取りかかりやすくなる
⑤音楽で強制的にスイッチを入れる
「音楽を聴く→始める」という行動パターンを何度も繰り返す
⑥モチベーションを借りてくる
映画やドラマのヒーロー・ヒロインの真似をしてみる
⑦なんでも紙に書く
「行動そのもの」も、紙に書くことで、実際に行動を起こしやすくなる
2位 『7つの習慣 人格主義の回復』(スティーブン・R・コヴィー)
・世界44カ国語に翻訳
全世界3000万部突破
世界の殿堂入りビジネス書
・ただ読むだけでも人生が少しずつ好転していく究極のビジネス書
いや、人生の指南書
・難点は、読みにくいこと・ボリュームがあること
ずいぶん前(20代か30代)に読みました。すごい感銘を受けたことを覚えています。特に第4の習慣「Win-Winを考える」が印象に残り、口癖のように「 Win-Winにしないと」と言っていました。
でも、大事だと思っていることも徐々に忘れてしまうものです。マコなり社長に出会わなければ、思い出すこともなかったでしょう。
結局、覚えておくということは、反復して思い出すということなのです。そのためには、思い出す環境に自分を置くしかありません。
毎日、通勤の車の中でマコなり社長の動画を反復して聞いています。私は、この反復をしている間は、「7つの習慣」を忘れることはないでしょう。
インサイド・アウト
・『7つの習慣』の最も根幹の考え方
インサイド・アウトの考え方を納得してほしい
・コヴィー先生の子供の頃の話
自分の息子はダメダメ
だけど、そんな息子の力になろうとした
どんなに励ましても、味方になっても息子は変わらなかった
コヴィー先生は途方にくれた
自分たちが息子をどう見ているのかを奥さんと話し合った
結果、息子に問題があるんじゃない
問題はすべて自分たちにあることに気づく
・この50年間の成功に関する文献は全部表面的なテクニックに偏っていた
個性主義 ~ 表面的なテクニックで成功を目指すこと
200年前の成功に関する文献は人格を磨くことに焦点をあてたものだった
人格主義 ~ 人間性を磨こうとする態度
・コヴィー先生は自分の息子に対して個性主義に走っていたことに気づく
息子のためだとやっていたことは全部自分のためだった
無意識のうちに息子の自尊心をボロボロにしていた
問題は自分にある、自分自身に目を向けようと決意した
押し付ける態度をやめ、息子の潜在能力を信じた
息子の成長を喜ぶことに徹した
自分たちが息子との時間を心から楽しめるようになった
息子は別人のように変わっていった
自分の自信を持ち始め、自分を認めることができるようになる
息子は誰の目から見ても秀でた存在となった
・インサイド・アウト
自分の内面を磨くことから外側のものに影響を及ぼしていこうという考え方
・アウトサイド・イン
自分以外のものを変えることで自分にとって良い状態をつくろうとする考え方
常に敵をつくる
手っ取り早く楽だからアウトサイド・インの考え方に陥る
手っ取り早い方法は根本的な解決にはならない
パラダイムとは?
インサイド・アウトの話の中で、コヴィー先生が自分の息子の見方を変えた場面が出てきました。このようなモノの見方のことを「パラダイム」と言い、自分のパラダイムが間違っていたと気付いて転換する事を、「パラダイムシフト」と言います。
SEE(モノの見方)→ DO(モノの見方からの行動)→ GET(行動の結果)という流れで人の結果は変わっていきます。結果を変えるためには、パラダイム(モノの見方)を変えなければいけません。
アウトサイド・インの人は、次のように考えます。
・SEE(モノの見方)
自分には出来ない、誰かに助けを求める、甘える、疑う
・DO(モノの見方からの行動)
努力しない、挑戦しない、人を批判する、怠ける
・GET(行動の結果)
結果が出ない、学ばない、自信を持てない、妬む、ひがむ
一方、インサイド・アウトの人は、次のように考えます。
・SEE(モノの見方)
自分にも出来る、やってみよう
・DO(モノの見方からの行動)
努力する、創意工夫する、勉強する、挑戦する
・GET(行動の結果)
結果が出る、学ぶ、成長する、自信を持つ
依存状態から抜け出そう
・人間の成功のプロセス3つのステージ
①依存
②自立
③相互依存
・この世は、依存状態の大人の赤ん坊がたくさんいる
・大事なのは、自分の内面はどうなのかと考えること
・7つの習慣のうち、今回の話は第1の習慣のみ
7つの習慣自体を覚えても何の意味もない
心に刺さる話でなければ意味がない
「依存→自立→相互依存」をパラダイムで見る
「依存」状態にいる人は、「あなた」というパラダイムを持っています。
「あなた」が私の世話をする
「あなた」が結果を出してくれる
「あなた」がやってくれないとだめだ
結果が出ないのは「あなた」のせいだ
「自立」状態にいる人は、「私」というパラダイムです
「私」はできる
「私」の責任だ
「私」が結果を出す
「私」は選択できる
「相互依存」状態にいる人は「私たち」というパラダイムになります
「私たち」はできる
「私たち」は協力する
「私たち」が才能と能力を合わせれば、もっと素晴らしい結果を出すことができる
第1の習慣 主体的である
・「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル 著
強制収容所の悲惨な話
家族は、妹以外病死かガス室送り
自身も拷問と侮辱を受けた
そんな中、囚人たちが何に絶望し、希望を見出したのかを克明に記した
・外部からの刺激と反応の間には選択の自由がある
マインドフルネスで学ぶことと同じ
刺激に対する行動を選ぶ力が人間にはある
・「関心の輪」「影響力の輪」
関心を向けているものの中に自分でコントロールできるものとできないものがある
主体的な人は「影響力の輪」に労力をかける
主体的でない人は「関心の輪」にエネルギーを向ける
・コヴィー先生のコンサルとしていた社長の話
有能だったが、社員を道具のように使っていた
幹部たちはみな敵になった
幹部たちの中に1人だけ主体的な人がいた
その幹部は社長の欠点を補う存在になろうと努めた
社長は主体的な社員に一目置くようになった
主体的な社員にだけは、社長は意見を聞くようになった
他の幹部社員は、主体的な社員の愚痴を言うようになった
主体的な社員は、他の幹部社員に対しても主体的な姿勢で向き合った
他の幹部社員にも影響を及ぼすようになった
結果、重要な決断をするときには、彼の承認を求めるようになった
主体性と自主性の意味の違い
主体性の類語として「自主性」があります。この2つの言葉で決定的に違うことは、すでに目的が決まっているか否か、そして責任を伴うか否かです。
主体性を持った行動では、目的の設定や決断から行います。達成するために必要なタスクやスケジュールの概要も把握し、伴う責任やリスクも理解した上で物事を進めるのです。
一方、自主性の場合は、すでに目的が明確になっている中で、達成するために必要な事項を自ら考え行動します。
「自主性 → 主体性」と習得していくイメージです。
メッセージ
・人生で起こるすべてのことは自分の責任である
「これからどうするか?」を考えることができれば、人生は好転していく
でも、それが難しい
・心が弱ると他責にしてしまう
それを打ち破る方法は「生き様を貫く勇気」
一度成功すればポジティブループに入っていく
人生で起こることはすべて自分の責任、主体的な人生を生きていこう
自責思考の3つの特徴やメリット
①自分をよく分析して成長に繋げる
②問題の本質に気づき改善を促す
③責任感のある理想の自律型人材を育てる
①自分をよく分析して成長に繋げる
自責思考の人は、自己分析のプロセスをたどります。自分に至らない点があれば、どんなスキルや準備が足りなかったのか・それは自らの性格や能力に起因するものなのかといった分析を行うのです。
そして分析の結果、今後に必要なスキルや能力を身につけようと努力します。
②問題の本質に気づき改善を促す
自責思考の人は、他人のせいにして終わらせず「何が悪かったのか」を考えます。その結果、自らの行動だけでなく問題の本質についても深く分析することになるのです。
③責任感のある理想の自律型人材を育てる
作業する手が足りなければ他の人に手伝ってもらう、アイディアが不足しがちなら他の人にもアイディアを出してもらうといった手助けを求めることも必要です。
同僚や部下・上司などの仲間をうまく巻き込んで問題解決にあたることで、自責思考からよい結果を出すことができるでしょう。
今日のアクションプラン
・自責思考で発言しているか、行動できているかをチェックする
今日のアクションチェック
基本的に他責にしたことはありません。
今回、後輩に1つ仕事を託しましたが、それもきちんと責任を取るつもりです。
現在取り組んでいるプロジェクトについても方向性を打ち出し、チームを引っ張っていきます。
明日がプロジェクトミーティングです。準備をしっかり行います。
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