「一撃!対振り飛車へなちょこ急戦」からの学び
9.対三間飛車4三銀
(4四歩・2四歩・2五歩の次ぎ歩が厳しく有利)



角を引くと銀が取られる

角を取って有利
9.対三間飛車4三銀(4四歩・2四歩・2五歩の次ぎ歩が厳しく有利)の棋譜
角打ちが見えてよかった

今日のお相手は、レート1500の初段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、純粋居飛車党とありました。戦型は、図1の居飛車金無双囲いでの腰掛銀です。
図1から8六同歩・6五歩・同歩・7七角成・同桂・2二角打・6七飛車と進みました。

図2の8六飛車は、6四角打で私が有利になります。飛車取りの先手で、飛車を成るしかないですが、先に桂馬を取れるからです。

図3では、5四歩と銀を取るのが正着でした。単純に香得で、次の5三歩成も厳しいからです。しかし、銀を引いたほうが堅いと思った私は、3七銀と引きました。でも、これで4五銀と逃げられてしまいました。

図4で、9六角打が見えてよかったです。飛車取りと4一金打の両狙いです。相手の方は、8九飛車成と飛車を逃げられましたが、4一金打が入って寄り筋になりました。

図5からは、2五金打からの簡単な詰みがありました。2五金打・同玉・2六歩・2四玉・2五銀打・3三玉・4二馬までです。しかし、詰めろでよい局面なので、無理はしませんでした。

図6で、相手の方が投了されました。3二金打の受けは、同馬引で受けになっていません。今回は、緩手が1回ありましたが、それ以外はうまく指すことができました。
序盤を類型化できるように、経験を積み重ねて、研究していきます。
雑記 「盤上のオリオン」4巻を読みました

「盤上のオリオン」4巻を読みました。将棋マンガは、必ず読むようにしています。「盤上のオリオン」は、2人が主人公なのが特徴です。
アマチュアから棋戦で勝ち上がって、女性プロになろうとする月。振動と呼ばれたが、棋士になって絶不調の夕飛。この2人が織りなす人間関係が面白いです。
ただ、将棋好きの私からすると、リアルさが足りません。キャラだけを描いているのであれば、将棋界でなくてもいいのではないかと感じてしまいました。
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