「現代振り飛車ってこういうこと」からの学び
居飛車持久戦5六歩型⑥居飛車穴熊には石田流
(7九金型穴熊でなければ振り飛車指せる)



居飛車持久戦5六歩型⑥居飛車穴熊には石田流(7九金型穴熊でなければ振り飛車指せる)の棋譜
粘りまくったが受け損ないました

今日のお相手は、レート1738の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
戦型は、相手の方の中飛車から、図1のように相穴熊になりました。相穴熊は、感覚の悪さから負けることが多いです。しっかり読んで指そうと思いました。
図1から、同角・5三角打・2四歩・5七飛車と進みました。ここで、7一角成としていれば、私が有利でした。しかし、私は2四角成と馬を引き付けて指す方を選んでしまいました。

図2で、指し手に迷いました。7八と金も見えましたが、5九飛車と馬に当てられるのが嫌でした。また、5二歩成から、と金攻めされるのも嫌でした。
私は、6三同銀と取りました。7三馬に8六飛車と逃げたのですが、これで駒損が確定して、不利になりました。

図3で、チャンスが訪れました。龍に当てられていますが、3二金と取れば、駒損を回復できます。これで、互角に戻すことができました。

図4で、2度目のチャンスが訪れました。7五角・同歩・5二歩で、2枚替えに成功して、私が有利になりました。

図5で、4二馬と寄ることができていれば、相手の攻めを切らすことができていました。しかし、私は、4一馬と取ってしまったのです。これで、互角に戻りました。

図6で、1五桂馬と打っていれば、私が有利でした。相手からの1五桂馬を消すことができているからです。しかし、私は、3五桂馬と逆に打ってしまいました。

図7で、2四同馬と取ったのが敗着になりました。3三玉と寄っていれば、4三・5四と玉の退路が開けていて、私の勝勢でした。
2四同馬・3二銀と打たれて、玉が寄れないことに気づきました。秒読みでしたが、悔やまれる1着です。以下、1四玉に金をはがされては、勝てません。
最後、1五桂打としましたが、2四龍・同玉・2三金打で投了しました。玉を上がって、金打ちまでの詰みです。
今回も、序盤で形成を損なってしまい、粘りに粘って逆転しました。しかし、またもや終盤力のなさで負けました。ギリギリの勝負に勝つためには、終盤力が重要です。詰将棋を解く量を増やします。
雑記 「怪獣8号」14巻を読みました

「怪獣8号」14巻を読みました。新世代たちの奮闘により亜白ミナを救い出したカフカは、対怪獣9号用に防衛隊式格闘術の技をさらに昇華させました。
しかし、その格闘術を熟知した四ノ宮功を取り込んだ怪獣9号に通用するのかという内容です。バトルものは、どうしても強くなりすぎ展開のジレンマから抜け出せません。
「怪獣8号」は、今後どのようにこの問題を解決するのかが楽しみです。
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