7六銀型 三間飛車
石田流に組めないとき、7六銀型からどうすればよいのかわからないことがあります。今回は、7六銀型の三間飛車について学習します。モックンさん、いつもありがとうございます。
7六銀型 三間飛車
⑴ 7六銀型で6八飛車と回る
⑵ 7八金とバランス型に構える
⑶ 6五で銀交換
⑷ 6九飛車と引く
⑸ 7四歩とつくのが狙い筋
⑹ 4六角打で飛車のこびんを攻める
⑺ 2四歩を取ってから端攻め
へな急からの安全勝ち

今日のお相手は、レート1659の2段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、振り飛車党とありました。振り飛車には、へな急と最近は決めて指しています。
図1から、6六歩・同銀・8六歩・同歩に8五歩と合わせました。ここでの正着は、6五銀なのですが、桂馬で取られるところだけに出ずらいです。
相手の方は、角交換から5七銀と引いてきました。2四歩と取りこんだ手に対しては、4六角打が正着で、飛車のこびんを狙っていきます。
相手の方は、7七桂と跳ねてきました。これも自然な手に見えます。しかし、8七歩成で私が有利です。

図2で、7七と金と寄る手が成立するからです。相手の方は、6一飛車と引いてきましたが、6二歩とたたけます。7三桂成・同銀と進み、やはり飛車取りが厳しいです。

図3で、飛車を捕獲することに成功しました。5五歩が龍取りになるのですが、4三歩と受けておいて問題ありません。

図4で、指し手に迷いました。6八歩成も見えたのですが、最後に龍取りに当てられるのが気になりました。実際は、こう指していた方が早く勝てたかもしれないですが、安全勝ちを目指しました。
私は、3五角打で、馬を消しにかかりました。その後、3五桂打・4七桂打と2枚の桂馬を打って攻めました。

図5では、受けが難しいです。相手の方は、5二金打と最後の攻め合いに出たのですが、3九角打・4九龍で、私が勝ちました。
へな急は、最善ではなくても、実戦的に勝ちやすいです。基本振り飛車党の私には、難敵なので、しっかり対策しなくてはいけません。
雑記 「黄泉のツガイ」8巻を読みました

「黄泉のツガイ」8巻を読みました。8巻では、西ノ村という主人公たちが住んでいた村(東村)と対立する存在が明らかになりました。
これから、今までとは別の対立関係が見えてきて、世界観が深まっていくことを予感させる巻でした。
「黄泉のツガイ」は、2024年のマンガ大賞2位の作品です。さすが荒川先生の作品だと思いました。アルスラーン戦記もよかったですが、原作のない「黄泉のツガイ」は、より期待させられます。
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