ビビって詰ませにいけませんでした

ビビって詰ませにいけませんでした 4段への道

腰掛銀に対する対策

三間飛車における腰掛銀に対する戦い方はこれでオッケーです!
三間飛車における腰掛銀に対する戦い方はこれでオッケーです!

 先日の対局で、腰掛銀から持久戦になりました。腰掛銀に対する対策を学習します。モックンさん、いつもありがとうございます。

 腰掛銀に対する対策
 ⑴ 5七銀型に構えるのがポイント
 ⑵ 6二飛車には6八飛車
 ⑶ 4六歩・4六銀は両方ある
  今回は4六銀
 ⑷ 相手が7五歩・7二飛車の場合
 ⑸ 6五歩
   相手は同歩
 ⑹ 2二角成
  相手は同銀
 ⑺ 6四歩とたらす
  次の5五歩が厳しい
   振り飛車有利

ビビって詰ませにいけませんでした

図1 ミレニアム 対 銀冠

 今日のお相手は、レート1836の3段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。

 相手の方のプロフィールには、四間飛車マニアとありました。私は、四間飛車には、ミレニアムと決めています。図1のように、お互いに固く囲い合っての戦いになりました。

 図1から、同桂・4六角・4五歩打と進みました。ここでの相手からの6四歩と桂馬を取る当たり前のように見える手が、疑問手でした。私からの4四歩が厳しいからです。

図2 思い切った桂打ち

 図26六桂打歩で取られるところに打つという、思い切った桂打ちです。6六同歩・4四銀・6五歩・5五歩・同歩と自然に指しました。しかし、最後の同歩が緩く、互角に戻ってしまいました。

図3 うまく銀をさばかれしまいました

 図3では、うまく銀をさばかれてしまい、私の囲いの金との交換になりました。馬も作られているので、桂得とはいえ、私が不利な局面です。

図4 相手の歩切れをつきました

 相手の歩切れをついて、図4のように、と金作りを目指しました。角金交換で駒損ですが、と金ができれば大きいという判断です。しかし、この局面は、まだ私が不利でした。

 しかし、4二歩成に6一飛車と逃げて、5二と金に6二歩打の相手の対応がまずくて、私が有利になりました。

図5 と金が厳しい

 図5で、相手の方は、飛車を見捨てて、金を取ってこられました。その後、6二金打・4二飛車打で迫った局面は、私が優勢でした。

図6 指し手に迷いました

 図6で、指し手に迷いました。馬と角が急所に利いていて、桂打ちの攻めが厳しかったからです。ここで、思い切って4五飛車成と切って、6一角打から相手の玉に迫りました。

図7 詰みがありました

 図7では、8二金打・7三玉・6二銀打・6四玉・6五歩打・同玉・5七桂打・5四玉・5三と金・4四玉・4三金打までの詰みがありました。しかし、上部に玉を逃がすので怖かったです。私は6五桂打と詰めろをかけました。

図8 ビビって詰みが見えなかった

 図8からは、7二銀打・同銀・2二金打までの簡単な3手詰めです。しかし、秒に追われた私は、7二金右と入って、同馬と取られる手が気になり、簡単な詰みが見えなくなっていました。

 ゆえに最後、相手からの王手ラッシュに合ってしまい、怖い思いをしました。しかし、詰むことがなかったので、何とか勝つことができました。

 今回は、ビビって簡単な詰みを見逃したのが大きな反省です。しかし、久しぶりにレート戦で3段の人に勝つことができました。

 本当の実力をつけて、4段になりたいので、大きな1勝だと思いました。

雑記 「天幕のジャードゥーガル」を読みました

天幕のジャードゥーガル

 「天幕のジャードゥーガル」を読みました。マンガ大賞 2024の第5位の作品です。チンギス・カン時代のモンゴルを描いた作品です。

 チンギス・カンの死後の争いを主人公の他国から連行されてきた元奴隷の女性視点で描いています。歴史マンガとして、興味深く読むことができます。

 ただ、絵が独特なので、好みが分かれると思います。また、登場人物の名前が、モンゴルの人たちの名前なので、覚えられません

 私には、ちょっと厳しかったです。

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