相手の二歩によって勝ちました

相手の二歩によって勝ちました 4段への道

へなちょこ急戦 対策

【将棋史上初公開】へなちょこ急戦を完全攻略します
【将棋史上初公開】へなちょこ急戦を完全攻略します

 へなちょこ急戦の対策は、いくつか持っておく必要があると思いました。そこで、マントさんの対策動画で学習しました。マントさん、ありがとうございます

 へなちょこ急戦 対策
 6五歩からの仕掛け
 ⑴ 同歩
  相手は7七角成
 ⑵ 同銀
  相手は6五桂馬
 ⑶ 8八銀が研究手
  相手は3三角打
 ⑷ 6八飛車で桂取り

 相手が8六歩の場合
 ⑸ 同歩
  相手は8七歩打
 ⑹ 強く同銀
  相手は9九角成
 ⑺ 6五飛車で桂馬を取る

  相手が8九馬の場合
  ⑻ 5五角打
   両取りで振り飛車良し

  相手が8八馬の場合
  ⑼ 9六銀と上がる
   相手は8六飛車
  ⑽ 9五角打
   飛車銀両取りで振り飛車良し

 相手が6六歩の場合
 ⑸ 5六歩とつく
  相手は8六歩
 ⑹ 同歩
  相手は同飛車
 ⑺ 8七歩打ち
  相手は7六飛車
 ⑻ 7七歩打ちが重要
  相手は7五飛車
 ⑼ 3九角打ち
  6六の歩を回収する
   互角

相手の二歩によって勝ちました

図1 斜め棒銀での速攻

 今日のお相手は、レート1671の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。

 相手の方のプロフィールには、オールラウンダーとありました。相手の方は、図1のように斜め棒銀からの速攻でこられました。

 実は、この対局の前に図1を動画で学習していたのです。シンクロニシティを感じました。図16四角と打てる場合のみ、3五同歩があると学んでいました。

 3五同歩・同銀4五歩とつき、角交換して3五銀を飛車で狙うのです。相手の方は、3四歩と打たれましたが、角交換からこの歩を取ることができます。

図2 銀をかわされました

 相手の方は、4四銀と銀を取らずにかわしてこられました。動画の通り4二飛車と銀取りにし、相手の方が7七角と受けられました。

 ここで、2二角と打って4四の銀取りが受けづらいというのが動画の説明でした。しかし、3八飛車と回られると、3四の銀取りです。

図3 指し手に迷いました

 図3で、指し手に迷いました。銀をかわす手や飛車先を歩で止める手を考えました。しかし、4四角と銀を角で取ることにしました。結局、これが最善でした。

 相手の方も3四飛車と銀を取られ、角交換から3三歩と飛車成を受けました。相手の方は、飛車を5四飛車と回ってきました。これも5三歩と受けました。

 5五飛車と引いたときに、角の打ち場所に迷いました。6四角と飛車取りに打ったのですが、2八角と香取りにした方が良かったようです。

 相手の方が角を打ち込み馬を作られました。私は、4六歩から飛車の活用を図りました。相手の方も4五飛車と回って、飛車を活用してきたときに、私が緩手を指します。

図4 ここで緩手を指しました

 図43四銀と打ったのです。飛車が銀で取れると勘違いしました。4六飛車と引かれて、飛車が捕まらないことに気づきました。さすがに同飛車とは取れません

 2九飛車成と成りこむしかなかったので、相手の方に角を銀で取られてしまいました。その後、互いに桂香を取って、図5となりました。

図5 また指し手に悩みました

 図5で、また指し手に悩みました。6五桂馬と打つ手も見えたのですが、その後の手が見えませんでした。この桂打ちが最善手で、銀が逃げると8八銀打が厳しいのです。

 この手が見えなかった私は、4四香車と飛車を狙いにいきました。3六飛車と逃げた手に対して、1八飛車と引いた手が4七香成の先手です。

 相手の方は、6八金直と受けられました。私は、2七飛車と引き、飛車取りと香成の両狙いです。相手の方が、3九飛車と引いたので4七香成が実現しました。

 4七同金に同飛車と取り、駒得です。相手の方も3三馬と待望の馬引きで、銀取りで馬を活用してきました。飛車で銀を取られてはたまらないので、3八歩とたたきました。

図6 三度手に迷いました

 相手の方が馬を引かれた図6で、三度手に迷いました。5六銀と出る手は見えたのですが、先手ではありません6四馬と入られても、まだ大丈夫ですが、先手を取りたいと思いました。

 そこで、6五金と打ち、先手を取りました。相手の方は、同馬と馬を切ってこられました。この時点では、互角の戦いです。

図7 互角の激戦

 相手の方が、香や桂を使って攻めてきて、攻守逆転しました。銀取りに対して、香で受けた図7互角の激戦です。

 しかし、ここで相手の方が打った4二歩が緩手でした。この局面では、お互いに相手の玉に迫る速い手が必要です。歩を垂らすのは、遅い手です。

 私は、6六歩とつき、同銀に7四桂馬と攻めました。相手の方が、7五銀と逃げたのに対し、再び6六歩と打ち、こびん攻めです。

 相手の方が、7四銀と桂馬を取ったのに対して、6七歩成と王手しました。同金に再び6六歩と金取りに打ちました。相手の方は、7三銀成の王手で先手を取ってきました。私は、同銀と応じました。

図8 角を打って、こびん攻めを継続

 相手の方が3三金と逃げたのに対して、3四角とこびん攻めと金取りの両狙いの手を指しました。ここで、事件が起きました。

 相手の方が4五歩と打たれたのです。4二にも歩があり、二歩の反則負けになりました。局面自体は、私の優勢ですが、寄せには時間がかかりそうな局面でした。

 今回は、直前に見た動画に似た局面があらわれるという驚きの1局でした。若干の見落としはありましたが、比較的安定して指すことができました。

 学習の重要さを実感した1局でした。

雑記 弟と妹が両親に会いにきました

家族の集合写真

 私は、長男です。長男・次男・三男・一番下の妹の4人兄弟です。今日は、関西から次男の家族5人と、一番下の妹とその娘の2人が集まりました。

 両親が元気で、こうして家族が集まれる機会はもう限られています。私の兄弟も同じように感じて、来てくれたのでしょう。ありがたい限りです。

 私は、いつものように一人静かにしていましたが、姪っ子の結婚話も出て、盛り上がっていました。

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