石田流本組から圧勝!

石田流本組から圧勝! 4段への道

へなちょこ急戦対策 つばめ返し

つばめ返し

 私は、三間飛車党ですが、急戦への勝率が悪いです。へなちょこ急戦への対策として、つばめ返しを学習して使ってみようと思いました。

 つばめ返しの指し方①
 ⑴ 銀は4二銀のままにしておく
  相手は4五歩と仕掛ける
 ⑵ 3五歩と桂頭を攻める
  相手は同歩
 ⑶ 4五歩と角道を開ける
  角をさばかせないように4四歩
 ⑷ 3六歩打で桂取り
  相手は2六飛で催促
 ⑸ 3七歩成
  相手は同銀
 ⑹ 5四歩から銀の進出を狙う
  相手は3六銀と4五の歩を取りにいく
 ⑺ 5五歩で角を呼び込む
  相手は同角
 ⑻ 5三銀で4四歩を取りにいく
  相手は4五銀で歩を守る
 ⑼ 4二飛とあくまで歩を狙う
  相手は3四歩と角取り
 ⑽ 4四角とぶつける
  相手は同銀
 ⑾ 同銀で銀を取り返す
  相手は6六かくとにげる
 ⑿ 3五銀と飛車に当てる
  飛車が成りこめるので有利

 つばめ返しの指し方②
 ⑹ 5四歩から銀の進出を狙う
  2四歩と飛車先の歩をついてきた場合
 ⑺ 同角の一手(同歩は角がつかまる)
  相手は4三歩成
   同銀に4四歩で銀の捕獲が狙い
   同金は香車を取られて田楽刺しが狙い
 ⑻ 3五角と飛車取りに出る
  相手は2三飛車成
 ⑼ 4四角と歩を払う
  相手は同角
 ⑽ 3七飛成で銀を取る
  相手は1一角成
 ⑾ 4六歩と歩を伸ばし、と金作り
  相手は4八歩と受ける

 つばめ返しの指し方③-1
 ⑹5四歩から銀の進出を狙う
  1六歩と端角を消してきた場合
 ⑺ 5一銀と銀を引くのが正着
  相手は4五桂
 ⑻ 2二角と引く
  相手は2四歩
 ⑼ 3五飛車と歩を取る
  相手は4七金と歩成りを受ける
 ⑽ 4三歩と合わせの歩を打つ

 つばめ返しの指し方③-2
 ⑺ 5一銀と銀を引くのが正着
  相手が2四歩と飛車先をついてきた場合
 ⑻ 2四同角
  相手は4三歩成
 ⑼ 4三同金
  相手は1一角成
 ⑽ 3五飛車と飛車をさばく
  相手は2一馬と金取り
 ⑾ 5二銀と金取りを受ける

石田流本組から圧勝!

図1 石田流本組

 今日のお相手は、レート1649の初段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。

 相手の方のプロフィールには、純粋居飛車党とありました。私は、いつもの三間飛車ですが、相手の方が許してくれたので、図1のように石田流本組に組めました。

 8四飛と飛車を浮いてきたので、1歩あれば8筋から逆襲できます。そこで、5六歩から歩の交換を目指しました。相手の方は、歩交換ではなく、本格的な戦いを目指して4筋の歩もついてこられました。

図2 飛車を中央に回られました

 図2のように、相手の方は飛車を中央に回れました。しかし、この手は悪手でした。5六歩・6五歩とすると、どんどん銀がバックするしかありません。

 4五の位が確保できたので、私は角を4六に転換しよう7九角と引きました。7五の地点が薄くなったのを見て、相手の方は6四歩とついてきました。取ると銀をさばかれそうです。

 

図3 私も銀で対抗

 図3のように、私も銀で対抗しました。放置すると5五銀で飛車が捕獲できます。相手の方は、6五歩と取ってきました。同銀だと飛車を逃げた後の6四歩で、私の銀が助かりません

 私は、5五歩とついてから6五同銀と取りました。これで、銀を5六に引くことができます。相手の方が、銀を6四銀とぶつけてこられので、銀交換になりました。

 私は、予定通り4六角として、歩をつけば香が取れるようにしました。飛車取りに銀を打たれる手が気になったのですが、逆に銀取りに当てれば大丈夫と判断しました。

図4 相手の方は銀を打ってきました

 図4のように相手の方は、7五銀打としてきました。しかし、この銀は重い銀です。私は、飛車を5六に回りました。相手の方が5四歩を飛車で取れば、角を切って飛車を素抜けます。

 相手の方は、それを嫌がり、香取りを防いで6四歩と打ってきました。しかし、7六歩と打つと、相手の銀を取ることができます。この手で有利を確信しました。

図5 飛車を素抜ける形

 図5では、狙いの飛車の素抜きができます。3三角成と王手をして、5四の飛車取ることができました。圧倒的な駒得で、勝勢を意識しました。

 相手は最後、2枚の角を使って攻めてきたのですが、図6で攻めがなくなり、投了されました。

図6 攻めが切れました

 図6からは6六桂と跳ねる手が少し嫌でした。しかし、7五飛車と取れば、銀を取られても大丈夫と判断していました。

 今回は、ゆっくりした展開から、落ち着いて指すことができ、圧勝することができました。これからも、このような将棋を目指していきます。

雑記 カグラバチ 3巻を読み始めました

カグラバチ 3巻

 カグラバチの最新刊である3巻を読み始めました。カグラバチは、マンガ沼で書店員さんが推薦されていた作品です。

 カグラバチは、呪術廻戦に絵も、テイストも似ています。呪術廻戦にハマった私には、好みの作品の1つです。

 しかし、呪術廻戦と比べると、呪霊という創造の設定がない分、弱い感じがします。まだ3巻なので、これからの展開に期待ですね。

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