「超」入門 失敗の本質
・「失敗の本質」は、読みにくい
・わかりにくい「失敗の本質」をわかりやすくまとめた本
・昔戦争で日本軍が負けた理由を分析
あらゆることに共通する失敗の本質とは何かを考察した本
「超」入門 失敗の本質 YouTube動画比較をブログにしました。
次の点について考察しています。
①なぜ戦略が曖昧なのか?
②なぜ日本的思考は変化に対応できないのか?
③なぜ日本はイノベーションを起こせないのか?
④なぜ型の伝承を優先してしまうか?
⑤なぜ現場を上手に活用できないのか?
⑥なぜ真のリーダーシップが存在しないのか?
⑦なぜ集団の空気に支配されるのか?
日本的思考の弱点を知ることができます。動画比較を見るだけでも基本は理解できるので、読んでみてください。
曖昧な戦略が失敗に繋がる
・戦略 =「戦いを略すこと」
・戦争がしたくてしている国はない
アポなし営業をしたくてしている人もいない
・日本軍がミッドウェーで戦っていたとき
総戦力では上回っていて、爆撃にも成功していた
有利な状況にあった
25の島を占拠していた
・アメリカ軍は25の島のうち8つの島を攻略しただけでミッドウェーの戦いに勝利した
・日本軍は25の島を占拠する必要は戦略上なかった
7割の島は無意味だった
8つの島に戦力を投下できていたら、戦力は3倍で戦うことができた
歴史が変わっていたかもしれない
・「戦略」のミスは「戦術」ではカバーできない
戦術ばかり磨いてもダメ
日本兵は強かったが、勝利につながらない戦い方で戦術的に頑張っても意味がない
企業の「戦略」と「戦術」について考察してみます。
戦略とは、企業が「すすむべき方向」「すすんでいくための方法」です。戦術とは、戦略を達成するための具体的な手段を指します。
戦略は、方向性や実現への行動といった大まかなフローを示します。そして、戦術によって、実務として具体化していくといったイメージです。
戦略と戦術の違いは、作戦と戦法を加えてピラミッドを書いてみるとわかりやすく説明できます。
戦略:企業が「すすむべき方向」「すすんでいくための方法」
作戦:戦略を実現するためのプロジェクト
戦術:戦略を実現するためのプロジェクトを達成するための具体的な手段
兵站(戦法):現場での実務の方法、戦い方
取るべきアクションプラン
・未来の自分の理想の姿を絞り込むこと
・かける必要のないところにエネルギーを注ぎ込むと失敗につながる
・ゴールが曖昧になっていないかを考えてみる
今の行動は戦略的か?
最小限のパワーで最大限の効果を出そうとしているか?
個人の「戦略」と「戦術」について考察してみます。
戦略は「WHAT」(目的)、戦術は「HOW TO」(手段)であり、戦略なしでは戦術は何の意味も持ちません。
例えば、「海外移住」を考えます。
目的:海外移住
戦略:日常会話が話せるようになる
戦術:英会話教室に申し込む
このように、戦略があるからこその戦術であり、戦術と戦術は一緒のようで役割が全く違います。
戦略と戦術を立てるときの3つのポイント
①戦略→戦術の順序で立てること
②自分の現状をしっかり把握すること
③目的を常に意識し戦術を立てること
私自身の戦略は、価値観である「ICTでの他者貢献」です。昨年の段階では、ICTの部署に所属できていませんでした。それでは、できることが限られてしまいます。そこで、ICTに関して自分ができることを自分の仕事でなくても引き受けました。できるアピールをしたわけです。もちろん、自分のためではなく他人のためを意識して仕事を引き受けました。
結果、今はICTの部署に異動することができました。現在は、後輩と二人でICT部門を一手に引き受けています。戦略的に行動しやすいポジションを戦術によって手に入れることができました。
今日のアクションプラン
・現在の戦略的ポジションを活かすことができる戦術を考える
今日のアクションチェック
手に入れた戦略的ポジションは、ICT担当です。このポジションを活かす戦術を考えました。
それは、新しい企画を提案し続けることです。現在、2つの企画を上司に提案しました。
①会議の新しいやり方
②顧客に連絡を突立てる新しい方法
これ以外にも、昨年考えた企画を順に提案していきます。
上司の許可が下りれば、全体会議にかけていきます。
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