ビビりまくり寄せを間違えました

4段への道

升田式石田流の学習

 引き続き升田式石田流の学習です。今回もCubicさん、ありがとうございます

 升田式石田流7七銀型
 ⑴ 7七銀型で飛車交換を狙う
  相手が8四歩と交換を拒否
 ⑵ 7六銀・7七桂と攻めの体制を作る
  相手は7二金と守る
 ⑶ 8五歩を合わせ、同歩・同銀
  相手は8三歩と受ける
 ⑷ 6八金寄り・4六歩で傷を消す
  相手も玉を固める
 ⑸ 8四歩・同歩・同銀と攻める
  相手は8三歩
 ⑹ 8三同銀成りと無理やりの攻めがある
  相手は同金
 ⑺ 7一角が厳しい
  相手が飛車を逃げれば金が取れる
   → 有利

ビビりまくり寄せを間違えました

図1 無理気味に動きました

 今日のお相手は、レート1797の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。

 レート1800で3段なので、相手の方も、あとわずかで3段です。私は、降段戦なので、互いに負けられない1局です。

 相手の方のプロフィールには、中飛車マニアとありました。私は、へな急戦も学びましたが、しっかり囲った方が力が出やすいです。乱戦では、悪くなっても粘れません

 お互いに穴熊に囲って、図1の局面になりました。囲いの堅さでは、相手の方が上です。右の銀桂が働かなければ、負けにつながると思い、無理気味に動きました。

 それが、相手のミスを誘いました。図1で、相手の方は、5五銀とぶつけられました。しかし、これは悪手です。4五桂馬と跳ねると角あたりです。

 角が逃げて、私が銀を取ると同角しかありません。すると桂馬が成れるのです。私が有利になったと思いました。AIでの評価値も、+496と私のプラスでした。

図2 相手の方は、角を切ってこられました

 図2では、相手の方が指す手が難しくなっています。このままだと、じり貧だと判断されたのか、相手の方は、5五角と角を切ってこられました。私は、有利から優勢になりました。

 その後、飛車交換になり、相手の方は、自陣飛車で、私の攻めをしのごうとしました。しかし、図3では、飛車角の連携による私の攻めが厳しいです。

図3 飛車角連携の攻め

 ここでも、相手の方は活路を求めて、4五飛車と飛車を切ってこられました。その後の5七桂での馬角両取りに期待したのでしょう。

 しかし、角切りから馬で金を狙う手がありました。図4では、すべての持ち駒を受けに使ってしまったため、攻め味がありません

図4 相手からの攻めがなくなりました

 あとは、2枚飛車で攻めるのみ気が緩んでしまいました。いや、ビビって寄せを間違えました図5で、桂馬を3八に成ってしまったのです。

図5 寄せを間違えました

 金で5七の馬をタダで取られてあせりました。しかし、詰みが見えてホッとしました。何とか勝ち切ることができました。

 今回の反省も、終盤力です。詰みがあったからいいようなものの、しっかり見切って指す必要を感じました。

雑記 記憶術

体で覚える記憶術

 私は、朝のルーティンで、スクワット1500回、腕立てと腹筋を330回行っています。スクワットと腹筋は、指を使って数を数えます。

 しかし、腕立ては指を使って数を数えることができません。すると、10回1セットで数えるのですが、いくつまで数えたのか忘れてしまうのです。

 さすがに、ジュウイチ・ジュウニ・ジュウサン・・・・・サンビャクサンジュウと数えるのは、テンポが悪すぎて、できません。

 忘れない方法はないかということで、体で覚える記憶術に行きつきました。体に順番に番号をつけます。私の場合は次の通りです。

 体の番号
 ⑴ 頭頂
 ⑵ 額
 ⑶ 目
 ⑷ 鼻
 ⑸ 口
 ⑹ 右手の指先
 ⑺ 右手の手のひら
 ⑻ 右前腕
 ⑼ 右ひじ
 ⑽ 右二の腕
 ⑾ 右足つま先
 ⑿ 右足かかと
 ⒀ 右足ふくらはぎ
 ⒁ 右ひざ
 ⒂ 右太もも
 → 以下 左脚、右腕も同様

 これで、25までの数に対応できます。それぞれ10回1セット、腕立てをしていくと250回になり、1周して頭をもう一度数えると300回です。

 あとは、右手10回、左手10回、頭10回で終わりです。この方法を使うと、いくつまで数えたかわからなくなることがありません

 体の部位に集中するので、マインドフルネスにもなって一石二鳥です。まだ試したことはないですが、本当の記憶術として、モノを覚えるのにも使えるかもしれないです。

 モノを覚えるときには、痛いイメージで覚えるとよいそうです。人は痛いという状態を危険だと判断して、記憶に残すということでした。

 機会があれば、本当の記憶術として使ってみます。

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