升田式石田流の学習⑤
引き続き升田式石田流の学習です。今回もCubicさん、ありがとうございます。
升田式石田流7七銀型
⑴ 7七銀型で飛車交換を狙う
相手が8四歩と交換を拒否
⑵ 7六銀・7七桂と攻めの体制を作る
相手は7二金と守る
⑶ 8五歩を合わせ、同歩・同銀
相手は8三歩と受ける
⑷ 6八金寄り・4六歩で傷を消す
相手も玉を固める
⑸ 8四歩・同歩・同銀と攻める
相手は8三歩
⑹ 8三同銀成りと無理やりの攻めがある
相手は同金
⑺ 7一角が厳しい
相手が飛車を逃げれば金が取れる
→ 有利
ビビりまくり寄せを間違えました
今日のお相手は、レート1797の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
レート1800で3段なので、相手の方も、あとわずかで3段です。私は、降段戦なので、互いに負けられない1局です。
相手の方のプロフィールには、中飛車マニアとありました。私は、へな急戦も学びましたが、しっかり囲った方が力が出やすいです。乱戦では、悪くなっても粘れません。
お互いに穴熊に囲って、図1の局面になりました。囲いの堅さでは、相手の方が上です。右の銀桂が働かなければ、負けにつながると思い、無理気味に動きました。
それが、相手のミスを誘いました。図1で、相手の方は、5五銀とぶつけられました。しかし、これは悪手です。4五桂馬と跳ねると角あたりです。
角が逃げて、私が銀を取ると同角しかありません。すると桂馬が成れるのです。私が有利になったと思いました。AIでの評価値も、+496と私のプラスでした。
図2では、相手の方が指す手が難しくなっています。このままだと、じり貧だと判断されたのか、相手の方は、5五角と角を切ってこられました。私は、有利から優勢になりました。
その後、飛車交換になり、相手の方は、自陣飛車で、私の攻めをしのごうとしました。しかし、図3では、飛車角の連携による私の攻めが厳しいです。
ここでも、相手の方は活路を求めて、4五飛車と飛車を切ってこられました。その後の5七桂での馬角両取りに期待したのでしょう。
しかし、角切りから馬で金を狙う手がありました。図4では、すべての持ち駒を受けに使ってしまったため、攻め味がありません。
あとは、2枚飛車で攻めるのみと気が緩んでしまいました。いや、ビビって寄せを間違えました。図5で、桂馬を3八に成ってしまったのです。
金で5七の馬をタダで取られてあせりました。しかし、詰みが見えてホッとしました。何とか勝ち切ることができました。
今回の反省も、終盤力です。詰みがあったからいいようなものの、しっかり見切って指す必要を感じました。
雑記 記憶術
私は、朝のルーティンで、スクワット1500回、腕立てと腹筋を330回行っています。スクワットと腹筋は、指を使って数を数えます。
しかし、腕立ては指を使って数を数えることができません。すると、10回1セットで数えるのですが、いくつまで数えたのか忘れてしまうのです。
さすがに、ジュウイチ・ジュウニ・ジュウサン・・・・・サンビャクサンジュウと数えるのは、テンポが悪すぎて、できません。
忘れない方法はないかということで、体で覚える記憶術に行きつきました。体に順番に番号をつけます。私の場合は次の通りです。
体の番号
⑴ 頭頂
⑵ 額
⑶ 目
⑷ 鼻
⑸ 口
⑹ 右手の指先
⑺ 右手の手のひら
⑻ 右前腕
⑼ 右ひじ
⑽ 右二の腕
⑾ 右足つま先
⑿ 右足かかと
⒀ 右足ふくらはぎ
⒁ 右ひざ
⒂ 右太もも
→ 以下 左脚、右腕も同様
これで、25までの数に対応できます。それぞれ10回1セット、腕立てをしていくと250回になり、1周して頭をもう一度数えると300回です。
あとは、右手10回、左手10回、頭10回で終わりです。この方法を使うと、いくつまで数えたかわからなくなることがありません。
体の部位に集中するので、マインドフルネスにもなって一石二鳥です。まだ試したことはないですが、本当の記憶術として、モノを覚えるのにも使えるかもしれないです。
モノを覚えるときには、痛いイメージで覚えるとよいそうです。人は痛いという状態を危険だと判断して、記憶に残すということでした。
機会があれば、本当の記憶術として使ってみます。
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