升田式石田流
升田式石田流を研究しようと思った理由は、ノーマル三間飛車での急戦の勝率が低いことです。アマは、受け身になると負けてしまうことが多いです。
そのため、攻めを見せられる振り飛車ということで升田式石田流を選びました。また、最近は、ノーマル三間飛車がプロで、はやっているので、アマでも升田式石田流を指している人は少なく感じます。
プロでは、ほとんど指されなくなった戦法ですが、それゆえに研究する価値があると思いました。
升田式石田流で検索すると、上のページを見つけることができました。Cubicさん、ありがとうございます。
升田式石田流 7七桂型
⑴ 9六角と打つのが狙い筋
8五角と出れれば作戦勝ち
⑵ 5四角が相手の対抗手段
2三が守れてなければ飛車を転換
⑶ 8五角と歩を取る
相手は8三金と角を狙ってくる
⑷ 5六歩と角頭を狙う
相手は4四銀と角頭を守る
⑸ 5五歩と角取り
相手は同銀
⑹ 2五飛車浮きが狙い
相手は4四銀と逃げる
⑺ 5五歩と打つ
相手は4五角と逃げる
⑻ 同飛車と角を取る
相手は同銀
⑼ 銀が浮くので6三角成
銀得で圧倒的な有利
端攻めからめったにない完勝!
今日のお相手は、レート1820の3段の方でした。レートが上の方とのレーティング戦は、久しぶりです。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
私は、最近勉強している升田式石田流を目指しました。すると、相手の方が相振り飛車を選択されました。相振り飛車は、大の苦手です。しかし、勉強の成果を発揮しようと思いました。
相手の方が美濃囲いに組んでこられました。美濃囲いは端が弱点です。また、相振り飛車は、いかに先攻するかがポイントになります。一方的に攻められる展開は避けねばなりません。
この2つのポイントから、図1の形に組みました。図1では、すでに先手が評価値で+438の有利になっています。相手の方も、角交換から2筋の攻めをねらってこられました。
しかし、先に攻めた方が有利なのが、相振り飛車。図2で、私に好手がありました。それが、2五香打ちです。相手は、歩切れが痛いです。この手を指すことができて、有利を確信しました。
最後は、相手の方の勘違いがあったのか、飛車角両取りになりました。その時点で、相手の方が投了されました。
こんなに完勝できるのは、本当に珍しいです。私は、序盤で悪くすることが多く、それを何とか中終盤で、逆転して勝つのがパターンでした。
しかも、苦手な相振り飛車での勝利は、自信につながりました。学習が結果に結びついた1局でした。これからも、しっかり学んでいこうと思います。
しばらく、升田式石田流について学習を深めます。
雑記 「ミステリと言う勿れ」14巻を読みました
「ミステリと言う勿れ」は、タイトルとは真逆の本格ミステリです。推理小説好きの私は、1巻を読んでドハマりしました。
それから、ずっと愛読しているのですが、ドラマにもなり、映画にもなりました。主演の整(ととのう)くんが、菅田将暉さんというのは、ちょっとピンとこないのですが、かなり難しい役どころなので、適任者がいなかったのかもしれません。
14巻は、air整くんという「整くんだったら、どう考え、どう言うか」を考えて、池本さんという巡査が行動する話が面白かったです。
今後も読み続けたい作品です。
コメント