安全勝ちだと思ったら頓死

安全勝ちだと思ったら頓死 4段への道

端攻めへの対応の仕方

将棋講師が教える美濃囲いの基本(端攻め編)
将棋講師が教える美濃囲いの基本(端攻め編)

 「美濃囲い 端攻め 守り方」で検索したところ、上の動画がヒットしました。さっそく学習しました。

 美濃囲いの端攻めの基本
 相手に持ち駒があるかどうかが重要
 ⑴ 相手に持ち駒がない場合
  桂馬と歩で攻める
   香車を9四まで吊り上げる
    8六桂が急所
   とにかく香車で玉を危険地帯へ誘導
    金があれば詰みまでいける
 ⑵ 相手が銀を持っている場合
  8六桂を8五銀と受けることができる
   香車を9三まで吊り上げる
    8六桂を先に打つのがポイント
   銀を打ってきたら7七桂で銀をねらう
    銀で8六桂を取ってくる
   7七桂を8五桂と跳ねる
    香車に当たる
 ⑶ 右四間飛車で端攻めが有効
  駒の交換が多い
   桂馬を持ち駒していることが多い

安全勝ちだと思ったら頓死

図1 安全勝ちだと思ったら頓死

 今日のお相手は、レート1629の初段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。

 相手の方のプロフィールには、オールラウンダーとありました。相手の方が居飛車を選択されたので、私は三間飛車で対抗しました。

 相手の方は、腰掛銀から速攻でこられました。さすがに早すぎる攻めだと感じました。それが、図2です。

図2 腰掛銀からの速攻

 私は、図2で6五同歩と応じ、同銀に角を交換しました。相手の方は、2二同玉と玉で取ってこられました。しかし、玉のこびんが開いているので怖い形です。

 私は、7筋の歩を伸ばし、王手飛車の筋を見せました。相手の方は、3三桂と玉のこびんを桂馬で閉じました。しかし、7筋に歩が成れて、手番を握っていたので、私が有利だと思っていました。

 しかし、実際は図3の局面では、互角でした。しかし、次の相手の次の1手が悪手で、私がよくなりました。それが、5四飛車と飛車をぶつけた手です。

図3 この局面は互角

 同飛車と取る手が、角筋が通って味がよいのです。その後、着実に駒得を重ねて、有利を拡大しました。相手の方は、端攻めにあやを求めてきました。それが、図4です。

図4 端攻めにあやを求めてこられました

 私は、端攻めの対応を間違えてしまうことが多いです。持ち駒が多いので、この歩は取れると判断しました。この判断は、正しかったです。しかし、その後、端から逆襲できる手に気づきませんでした。

 結果、端からの猛攻を許しました。しかし、最後の局面は詰まないと判断して、安心しきっていました。安全勝ちだと思っていたのです。その局面が図1です。

 ここで、応手を間違えました。3八同玉と取っていれば詰まなかったのですが、3八同銀でも詰まないだろう甘く考えていました。

 しかし、15手詰めの頓死でした。自玉の安全をきちんと読み切らないといけません反省しかないです。

 端攻めへの対応の仕方について学習します。

雑記 「黄泉のツガイ」を読み始めました

黄泉のツガイ

 「黄泉のツガイ」を読み始めました。荒川弘先生と言えば、「鋼の錬金術師」があまりにも有名です。私は、田中芳樹先生のファンでもあったので、原作が田中先生の「アルスラーン戦記」も読んでいました。

 「黄泉のツガイ」は、荒川先生のオリジナルの作品です。過去の設定の話かと思ったら、実は現在だったことがすぐにわかります。

 世界観の設定が巧みなのが、荒川先生の作品の素晴らしいところの1つです。まだ、読み始めたばかりですが、謎が謎を呼ぶ展開がスリリングで、これからどんどん面白くなりそうです。

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