ナチュールワインてどうなの?
・ナチュールワインは世界的トレンド
自然派ワインのこと
あまりマーケティングすぎる
・ナチュールワインに厳密な定義はない
生産者の哲学や考え方を示すもの
人工的なことをしないが1つの定義
・マコなり社長は非科学的なものに抵抗
添加物は本当に身体に悪いのか
マーケティングによる作られたイメージ
過度な健康信者
→ 洗脳されすぎ
・ナチュールについて冷静に考えてほしい
美味しいワインが先
それがオーガニックだったらなおいい
・クリーン&ナチュラル
ナチュラルの前にクリーン
つまり美味しいことが先
・ナチュールワインでも失敗作もある
美味しいかで分けて考えるべき
ウイスキーにナチュールという考え方はありません。ただ、5大ウイスキーには定義があります。それは次の通りです。
スコッチウイスキーの定義
⑴ スコットランドの蒸留所において蒸留
⑵ 製造過程がスコットランドの蒸留所
⑶ 700Lを超えないオーク樽での熟成
⑷ 3年以上樽熟成
⑸ 水と無味カラメル着色料以外は無添加
⑹ アルコール濃度が40%以上
アイリッシュウイスキーの定義
⑴ 穀物を原料
⑵ アイルランドで醸造、蒸留、熟成
⑶ 700L以下の木製樽で3年以上熟成
⑷ アルコール度数94.8度以下で蒸留
⑸ 瓶詰時のアルコール度数は40度以上
バーボンウイスキーの定義
⑴ アメリカ合衆国内で造られている
⑵ 原料のトウモロコシの比率が51%以上
⑶ アルコール度数は蒸溜時で80%以下
瓶詰め時で40%以上
⑷ 中身を焦がした新品のオーク樽
2年以上熟成
テネシーウイスキーの定義
⑴~⑷まではバーボンウイスキーと同じ
⑸ テネシー州内で造られている
⑹ チャコール・メローイング製法
サトウカエデの炭でろ過する製法のこと
カナディアンウイスキーの定義
⑴ 穀物を原料に発酵し、蒸留したもの
⑵ 700L以下の木樽で3年以上熟成
⑶ アルコール度数40%以上で瓶詰め
⑷ 糖化・蒸溜・熟成はカナダ国内で行う
⑸ カラメルやフレーバリングは添加OK
ジャパニーズウイスキーの定義
⑴ 原料は麦芽、穀類、日本の水のみ
⑵ 糖化、発酵、蒸留は日本国内で行う
⑶ 蒸留時のアルコール度数は95%未満
⑷ 熟成は容量700L以下の木製樽
3年以上を日本国内において行う
⑸ 瓶詰めは日本国内において容器詰め
アルコール度数は40%以上
⑹ 色調整のためのカラメルの使用はOK
バーボンウイスキー(テネシーウイスキーも含めて)の定義が他と大きく異なっていることが分かります。それゆえに味わいが独特なのです。
ジャパニーズウイスキーの定義は最近されたばかりです。2021年に日本洋酒酒造組合によって発表されました。それまでは明確な定義がなかったわけです。
それまでの日本産のウイスキーには、多くの問題がありました。代表的なものは次の3つです。
⑴ 原産国の規定がない
⑵ 熟成年数の規定がない
⑶ 醸造アルコールを混ぜられる
今でも日本産のウイスキーだけどジャパニーズウイスキーではないものは、たくさん出回っています。海外のモルトやグレーンを混ぜたものが主流です。
美味しければよいのですが、基本安くするために混ぜられるので、安い日本産のウイスキーには注意が必要です。
今日のアクションプラン
ワインの話から自分の好きなウイスキーについて考える
今日のアクションチェック
5大ウイスキーには定義があります。
ジャパニーズウイスキーの定義は最近されたばかりです。
かつて日本産のウイスキーには、多くの問題がありました。
安い日本産のウイスキーには注意が必要です。
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