【知識ゼロでもわかる】毎日の食事が10倍楽しくなるワイン入門!⑥(スマホ対応)

【知識ゼロでもわかる】毎日の食事が10倍楽しくなるワイン入門!⑥(スマホ対応) マコなり実験

ナチュールワインてどうなの?

・ナチュールワインは世界的トレンド
 自然派ワインのこと
  あまりマーケティングすぎる

・ナチュールワインに厳密な定義はない
 生産者の哲学や考え方を示すもの
  人工的なことをしないが1つの定義

・マコなり社長は非科学的なものに抵抗
 添加物は本当に身体に悪いのか
  マーケティングによる作られたイメージ
  過度な健康信者
  → 洗脳されすぎ

・ナチュールについて冷静に考えてほしい
 美味しいワインが先
  それがオーガニックだったらなおいい

・クリーン&ナチュラル
 ナチュラルの前にクリーン
  つまり美味しいことが先

・ナチュールワインでも失敗作もある
 美味しいかで分けて考えるべき

ナチュールワイン

 ウイスキーにナチュールという考え方はありません。ただ、5大ウイスキーには定義があります。それは次の通りです。

 スコッチウイスキーの定義
 ⑴ スコットランドの蒸留所において蒸留
 ⑵ 製造過程がスコットランドの蒸留所
 ⑶ 700Lを超えないオーク樽での熟成
 ⑷ 3年以上樽熟成
 ⑸ 水と無味カラメル着色料以外は無添加
 ⑹ アルコール濃度が40%以上

 アイリッシュウイスキーの定義
 ⑴ 穀物を原料
 ⑵ アイルランドで醸造、蒸留、熟成
 ⑶ 700L以下の木製樽で3年以上熟成
 ⑷ アルコール度数94.8度以下で蒸留
 ⑸ 瓶詰時のアルコール度数は40度以上

 バーボンウイスキーの定義
 ⑴ アメリカ合衆国内で造られている
 ⑵ 原料のトウモロコシの比率が51%以上
 ⑶ アルコール度数は蒸溜時で80%以下
  瓶詰め時で40%以上
 ⑷ 中身を焦がした新品のオーク樽
  2年以上熟成

 テネシーウイスキーの定義
 ⑴~⑷まではバーボンウイスキーと同じ
 ⑸ テネシー州内で造られている
 ⑹ チャコール・メローイング製法
  サトウカエデの炭でろ過する製法のこと

 カナディアンウイスキーの定義
 ⑴ 穀物を原料に発酵し、蒸留したもの
 ⑵ 700L以下の木樽で3年以上熟成
 ⑶ アルコール度数40%以上で瓶詰め
 ⑷ 糖化・蒸溜・熟成はカナダ国内で行う
 ⑸ カラメルやフレーバリングは添加OK

 ジャパニーズウイスキーの定義
 ⑴ 原料は麦芽、穀類、日本の水のみ
 ⑵ 糖化、発酵、蒸留は日本国内で行う
 ⑶ 蒸留時のアルコール度数は95%未満
 ⑷ 熟成は容量700L以下の木製樽
  3年以上を日本国内において行う
 ⑸ 瓶詰めは日本国内において容器詰め
  アルコール度数は40%以上
 ⑹ 色調整のためのカラメルの使用はOK

 バーボンウイスキー(テネシーウイスキーも含めて)の定義が他と大きく異なっていることが分かります。それゆえに味わいが独特なのです。

 ジャパニーズウイスキーの定義は最近されたばかりです。2021年に日本洋酒酒造組合によって発表されました。それまでは明確な定義がなかったわけです。

 それまでの日本産のウイスキーには、多くの問題がありました。代表的なものは次の3つです。
 ⑴ 原産国の規定がない
 ⑵ 熟成年数の規定がない
 ⑶ 醸造アルコールを混ぜられる

 今でも日本産のウイスキーだけどジャパニーズウイスキーではないものは、たくさん出回っています。海外のモルトやグレーンを混ぜたものが主流です。

 美味しければよいのですが、基本安くするために混ぜられるので、安い日本産のウイスキーには注意が必要です。

今日のアクションプラン

 ワインの話から自分の好きなウイスキーについて考える

今日のアクションチェック

 5大ウイスキーには定義があります。

 ジャパニーズウイスキーの定義は最近されたばかりです。

 かつて日本産のウイスキーには、多くの問題がありました。

 安い日本産のウイスキーには注意が必要です。

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