【9割の人ができない】「仕事が遅い人」がやっていないたった一つのこと

【9割の人ができない】「仕事が遅い人」がやっていないたった一つのこと マコなり実験

仕事の遅い人の共通点

・仕事をする前にアウトラインを作り込んでいない

放送作家の文章術⑬アウトラインを書いて、より細かな構成を作る ...
仕事のアウトライン作成

 アウトラインという言葉は、いろいろな分野で使われます。ビジネスの場では、「あらすじ」や「概要」「要約」「目次」などの意味として使います。デザイン分野における「アウトライン」は、文字やイラストの「輪郭」を指す言葉です。「ワード」においては、アウトライン機能を使うことで、レベルに応じた見出しの作成や編集、階層に応じた文書の表示などを行うことができます。

 今回は、「概要」が一番しっくりします。

アウトラインでなぜ早くなるのか

・タイピングなどの速さが仕事に及ぼす影響は、1/10程度

・一番影響を及ぼすのはやり直しの少なさ

・仕事が遅い人は、段取りが悪く膨大なやり直しをしている

・やり直しを最小化するのがアウトラインの作成

・アウトライン作成とは、実際の仕事に手を付ける前に仕事の全体感を詰めること

減らすコツは1つ】仕事のやり直しが多いときに知っておくこと | SATOLOG
やり直しを減らす

 私は、仕事のやり直しは少ないです。あっても微修正ぐらいです。

 やり直しが少ない理由は、仕事を2つに分けているからです。
 ①自分が一番理解している分野の仕事
 ②多くの人の共通理解が必要な仕事

 自分が一番理解している分野の仕事(私の場合はICT関係)であれば、徹底的に考え抜きます。MECEを意識して、漏れなくダブりの無いように仕事をします。

 具体的には、マインドマップを使います。マインドマップでアウトラインを作成します。マインドマップは、マコなり社長もオススメしているXMindを使っています。無料版の弱点は、PDFにできないことです。最近は、印刷ではなくデータで提案が増えているので、無料でPDFにできるものを探します。

 次に、デメリットプレゼンをします。これもマコなり社長から教えていただいた手法です。今回の仕事でのデメリットを提示し、メリットと比較してもらいます。デメリットを提示することで、考え抜いて提案しているということを相手が理解してくれます。最初から反論を封じ込めることができます。

 多くの人の共通理解が必要な仕事であれば、アンケートを取ります。会議で意見が割れるような場合は、「他に意見はありませんか」と多くの人の意見をもらうことになります。そうなることが見えているのであれば、事前にアンケートを取ってしまい、数の力を前面に出します。民主主義は、多数決だと考えている職場では、数の力は絶大です。

最強のアウトライン作成法

・すぐに仕事に取り掛かってはダメ。膨大なやり直し作業が生まれる

・アウトラインの最強フォーマット
 ①ゴール
 ②現状の課題
 ③解決策

・3つの中で一番大切なのはゴール。仕事の9割が決まる

・ゴールは、本当に得たい成果について考えなくてはいけない

・ゴール設定でやりがちなミスは、ゴールを曖昧な言葉で定義すること

・ゴール設定をだれが見ても解釈のズレがないくらい具体的にする

・ゴールを具体的にすれば、課題はすぐに思いつく

・課題の解決策を具体化すれば、何をすればよいかが一目瞭然

・上司にフィードバックをもらう

・上司も仕事を部下にふるときは、アウトラインを作ってあげるべき

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具体的なゴール設定

 最近読んだ本「5W1H思考」に出てきた2W1Hに似ていると感じました。
 ①WHY  何のために(目的は~)   → ゴール設定
 ②WHAT 何を(基本内容は~)    → 課題
 ③HOW  どのように(具体的には~) → 課題解決

 説明するときには、いきなり細かいHOWの話に入るのではなく、この①→③の順番で伝えていきます。この3層で自分の思考を整理・構造化できるようにします。5W1Hは有名ですが、WHOとWHEREは当たり前すぎて冗長になってしまいがちです。ポイントを絞る意味で2W1Hの方が有効だと感じました。

 知識というのは、点なので使わないと忘れてしまいます。しかし、本を読んで学びを繰り返すことで、点と点が繋がり、線になります。線になったものは忘れにくくなります。2つのものが結び付き関連として記憶されるからです。あとは、アウトプットすると線が面となり、実際の職場でも活きてきます。

 私もようやく点と点が繋がることを実感することができました。

今日のアクションプラン

・2W1H法を仕事で活用する

今日のアクションチェック

 2W1H法を現在進行中である業務に当てはめてみました。

 WHY →ICTの早期活用を図るため
 WHAT→許可申請、Wi-Fi整備を急ぐ
 HOW →役割分担を明確にする

 これからも発信を続けます。

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