居飛車穴熊対策
振り飛車に対する居飛車側の作戦は大きく分けて2つあります。急戦と持久戦です。短手数で居飛車側から仕掛けるのを急戦、超手数でじっくり囲い合うのを持久戦といいます。
居飛車穴熊は持久戦の代表格。居飛車穴熊が嫌で振り飛車をやめたプロがいるほど優秀な作戦です。私も対策には苦労しています。
居飛車穴熊に対する振り飛車側の対策も大きく分けて2つです。居飛車穴熊に組ませて戦うか、組まれる前に仕掛けるかになります。
組ませて戦う作戦として最近はやりなのが、相穴熊です。振り飛車側も穴熊に組んで戦います。穴熊は、昔は振り飛車の戦法でした。
一時期、相穴熊は振り飛車が不利であると言われていましたが、最近見直されたようです。プロでは菅井先生がよく指されています。
組まれる前に仕掛ける作戦の代表格は、藤井システムです。藤井先生というと今では、藤井壮太竜王・名人になりました。しかし、私の世代は、藤井猛九段です。
藤井システムは、藤井猛九段が考案された画期的な戦法です。優秀な戦法に授与される升田幸三賞も受賞されています。
私は、この2つの代表戦法の両方が苦手です。穴熊は一時期よく指していたのですが、独特の感覚についていけません。勝つときはよいのですが、負けるときは悲惨で粘れません。
藤井システムは、ほぼ囲わないで攻めるので反動がきついです。私は攻めを切らされて負けることが多く、これも勝てません。
私の対策は、急戦で石田流からの速攻です。美濃囲いに組んで、穴熊に組まれる途中で仕掛ける作戦です。玉が安定していて、振り飛車側が攻勢をとれるので比較的勝ちやすいと思います。
35手で相手の方が投了
今日も初段の方が指してくれました。感謝です。本当はもう少し高段の方と指した方がよいのでしょうが、ビビりな私は初段の方から順に対戦を申し込んでしまうのです。
相手の方は桂馬をはねてから、居飛車穴熊に組もうとされました。これは、急戦と持久戦の良いとこどりなのですが、作戦としてはチグハグです。
私は、美濃囲いに組み終わってから速攻を仕掛けました。幽霊角という作戦で、1筋に角を飛び出すことで、桂馬を狙いました。
相手の方の桂頭が守られていないので、私が有利になりました。しかも、桂馬を守らずに、はねてきました。私が桂馬を取れば、角を成りこもうという作戦です。
しかし、私の角が先に成れました。その後の飛車の引き場所が悪く、飛車と金の両取りがかかりました。この局面で、相手の方が投了されました。
段位の差があるので、申し訳ない気持ちになりました。これからはなるべく二段の方から対戦者を選ぼうと思います。
雑記 天童市 人間将棋を見るための旅行 4日目
天童旅行の4日目は、自宅に帰る日です。ホテルの朝食もこれが最後だと思うとちょっと名残惜しく感じました。サラダを多めに食べました。
私は車の運転が得意ではありません。なので、JRでの旅のほうが楽かなと考えていました。しかし、隣に知らない人が乗っているということが、人見知りの私にとってはけっこうなストレスでした。
また、トイレの心配もしなくてはなりません。電車の中には必ずトイレがあることが分かりました。しかし、トイレが近い私は、何となく不安です。
新幹線では、ACコンセントが使えるのがありがたかったです。私は、トリマという移動することでポイントがたまるアプリで、ポイ活をしています。
そのため、スマホのバッテリー残量が気になります。新幹線の中で充電できるという安心感は大きかったです。
また、Wi-Fiが使えるのも便利でした。今回、新幹線の中で停車駅をパソコンで調べました。私は酔うので、長時間の作業はできなかったです。しかし、仕事をしている人も見受けました。
北海道の特急北斗も最近、すべて指定席になりました。自由席がなくなったのです。ちょっとした値上げになります。
JR北海道は、赤字続きなので仕方がありません。今回の旅でも空席が目立ちました。私の隣には乗る人はいませんでした。人口が減っていく中で、鉄道を維持することの難しさを感じました。
今回の旅で、何が自分にとって楽しいことなのかを、考え、見出すことができました。今が一番若いのです。これからもチャレンジしていきます。
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