「現代振り飛車ってこういうこと」からの学び
居飛車持久戦6六銀型②早い9九玉
(3三角と戻して振り飛車指せる)



居飛車持久戦6六銀型②早い9九玉(3三角と戻して振り飛車指せる)の棋譜
3連敗の相手と対戦しました

今日のお相手は、レート1672の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
以前、負けたときに調べていたのですが、この方とは相性が悪くて、3連敗中です。負けられないと思って、対局に臨みました。戦型は、図1の中飛車 対 一直線穴熊になりました。
図1から、5七同銀に相手の方が、3五角と出られました。これで、5六歩とフタをすることができて一安心です。しかし、そこで相手の方は、5七角成と角を切ってこられました。

5七角成を同金と取れば、6九銀の割打ちが狙いです。その狙いを外すために、同飛車と取りました。相手の方は、図2で4八銀と打ってきましたが、5八飛車と引いて問題ありません。
そこで、相手の方が5六銀と歩を取ってきました。これも、同金であれば、5七歩打が狙いでしょうが、同飛車と取れば、銀得です。私が有利になりました。

図3の6七銀打で、飛車を捕まえることに成功しました。相手の方は、5九飛車成としましたが、さばけていない角で飛車を取ることができて、私が優勢です。

図4の6二銀が有名な美濃崩しの銀打ちです。同金と取れば、7一角打が厳しいです。相手の方は、3一銀打と龍の利きをさえぎってきましたが、4一飛車打で、相手の方の受けがなくなりました。
相手の方は、5八歩成とされましたが、6一飛車成と金を取ったところで、投了されました。今回の将棋は、相手の方の無理攻めをとがめることができて、一方的になりました。
しかし、私が強くなったわけではありません。しっかりと学んで、真の実力をつけたいと思います。
雑記 「将棋の渡辺くん」7巻まで読みました

「将棋の渡辺くん」7巻まで読み終わりました。将棋に関するマンガはすべて読む予定です。その中でも、この作品は特殊です。
将棋界の第一人者である渡辺明9段の奥様が書かれているマンガだからです。渡辺9段の将棋以外の面を知ることができ、それを面白おかしく描かれています。
天才と変人は紙一重と言いますが、両面を実感させてもらえるマンガです。
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