「現代振り飛車ってこういうこと」からの学び
2二飛に4七銀の変化
(高美濃は振り飛車危険)



170手の激闘を制しました

今日のお相手は、レート1683の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、対抗形指向とありました。私が角道を止めると、相手の方は、3五歩と相振り飛車を目指してきました。
私は、相振り飛車は指しません。仕方なく、居飛車を選択して、銀冠に組みました。相手の方は、図1の振り飛車ミレニアムです。私は、銀冠穴熊に発展させました。
図1で、同歩に相手の方は、同桂・4五歩と決戦を挑んできました。しかし、角交換後に5二角という痛打があり、私が有利になりました。

飛車交換からのさばき合いで、図2となりました。図2は、6五銀という桂取りが残っており、私が優勢です。
しかし、2八飛車と打たれたときの応手を間違えました。形だけで7八金と寄ったのですが、6五の取れるはずの桂馬に5七桂成と成られてしまいました。

図3の6六歩のたらしが痛かったです。6八歩と受けたのですが、6七歩成・同歩・6六歩打・同歩・6七歩とされて、歩成りが受からなくなりました。

図4では、7二馬と切る手がありました。同角以外だと5七の成桂を王手で抜くことができます。7二角と取るしかないですが、5一飛車と打つのが厳しい攻めです。
私は、単に3二飛車と打ったため、有利が吹っ飛びました。相手の方が若干良くなりました。

図5の7七銀打が悪手でした。6七成桂と引かれていたら、次の銀取りが激痛です。しかし、相手の方は、7九成桂と入られました。それでも、私が劣勢です。
しかし、次に相手の方が指した2九飛車成が甘い手でした。桂を補充して、当然の手に見えましたが、6七金と打つ方が勝りました。これで、私に攻めのターンが回ってきました。

図6で、相手の方は、桂馬2枚を使って受けてきましたが、この構想が良くなく、私が勝勢になりました。

図7の4五角打で、私の玉に詰めろがかかりました。私は、5六歩で角筋をそらせてから、7八桂馬と打ったのですが、ここは、7八金が勝りました。桂馬は攻め駒として、残しておくべきでした。

図8の端攻めに期待していました。しかし、5三桂馬で角筋をそらされてしまいました。ここでの正着は、9二金・同香・同角成と角を切っていく手でした。しかし、この手は見えませんでした。

相手の方は、9四飛車と粘りの飛車を打ってきました。しかし、さすがに、ここに飛車を打つようでは、勝てない将棋になっています。

図10で、何とか詰ませることができました。8三同馬・同香・8二銀打・同玉・7二金打・9二玉・9三歩打・同玉・8二銀打・8三金・同飛車・8一銀成らずまでです。
今回の将棋は、途中で、形勢を損なってしまい、そこから粘って、逆転することができました。最後は、少し震えていましたが、勝ち切ることができてよかったです。
雑記 今シーズンのドラマランキング
2024年10月からのシーズンのドラマのランキングを発表します。ほぼすべての民放のドラマをTverで見た私の独断です。
1位 海に眠るダイヤモンド
2位 嘘解きレトリック
3位 その着せ替え人形は恋をする



3位の「その着せ替え人形は恋をする」は、原作マンガにドハマりした作品です。アニメ化もされていて、それも全部見ました。第2シーズンも始まるはずです。原作のイメージと役者の方がピッタリという作品は難しいですが、なかなか雰囲気が出ている気がします。
2位の「嘘解きレトリック」は、推理小説好きの私には、ど真ん中の作品でした。今回ググってみて、マンガが原作だと知りました。マンガも読んでみようと思いました。
1位の「海に眠るダイヤモンド」は、期待せずに見たのですが、間違いなく今シーズンNO1です。出ている役者さんも好きな方が多く、神木隆之介さんと杉咲花さんは、男優・女優の好きなランキング1位です。
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