升田式石田流の学習⑭
引き続き升田式石田流の学習です。今回もCubicさん、ありがとうございます。Cubicさんのサイトでの升田式石田流の学習は、今回が最後です。
升田式石田流6六銀型
6六銀と出た手に対して
相手は5四歩・4四銀
5筋の歩交換ができないとき
⑴ 4六銀と引く
相手は9四歩
⑵ 6六歩とつく
相手は8四飛車
⑶ 6七角と打ち3四歩を狙う
相手は5五歩
⑷ 3四角と歩を取る
相手は5四角打ちで飛車取り
⑸ 6五歩でしのぐ
相手は同歩
⑹ 8六歩とつく
相手は同歩
⑺ 8五歩と打つ
相手は8二飛と引く
⑻ 8六飛車
8筋から逆襲
→ 飛車交換を狙って有利
7七飛車戦法から乱戦
今日のお相手は、レート1558の初段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、居飛車党とありました。角道を開けずに飛車先を8五まで、ついてこられました。私は先手だったので、7七飛車戦法で対抗しました。
7七飛車戦法は、無理やり石田流に組もうとする作戦です。相手が角道を開けてくれれば、升田式石田流にすることもできます。
しかし、相手の方は、図2のように7四歩とついて、私が7五歩と位を取るのを避けました。この指し方は初めてです。
でも、7五歩から歩交換ができるので、損はないと思いました。その後、相手の方は7三銀とされたので、私はその銀を狙って7七桂馬と跳ねました。
図3では、すぐに桂馬を飛ぶ手がありました。しかし、お互いに駒を取り合う怖い形になります。AIでは、私が少し有利ですが、踏み込む順ではないと思いました。
図4でも、桂馬を跳ぶ手がありました。同歩なら5三角成で銀を取れます。この順は、魅力的でした。でも、気づきませんでした。
お互いに形を整備して、相手の方は金銀で、私の飛車角を押さえ込みにきました。どこかで、さばく順を考えなくてはいけません。
図5で、6五歩とついてさばきに出ました。同歩は、桂馬で銀の両取りになるので、この歩は取れません。相手の方は、5二玉と角筋を避けてきました。
私は、9八香と角筋から香を逃げました。そして、飛車を3六に回り、角頭への攻めを見せました。相手の方は、左辺に金銀を集めているので、角頭が薄いからです。
図6で、銀金交換から2三飛車成りの先手をとれて、有利を意識しました。8三金打ちとしましたが、7四飛車を浮かれて、それほど良くはなかったです。ここでは、3四金と打つべきでした。
しかし、金銀を交換し、図7では角がさばけました。相手の方は、7四飛車と回り、私も7六飛車と回りました。そこで、相手の方が6六金と打ったのが悪手でした。
同角ならば、飛車を素抜いて相手の方が有利ですが、5三角成と角を切る手がありました。飛車交換は、玉が薄い相手の方が不利になります。
図8で、相手の方は3四玉とされましたが、これは頓死です。2六桂打・4四玉・5三銀打・4五玉・4六金の5手詰めです。
今回は、初めて7五の位を取らせないという珍しい戦い方を経験することができました。乱戦になりましたが、比較的うまく指せました。
私は、乱戦が苦手ですが、苦手とばかりは言ってられません。しっかり読んで、落ち着いて指すことを心がけます。
雑記 アニメ「ちはやふる」を見始めました
アニメ「ちはやふる」を見始めました。まず、Amazonプライムビデオで、実写版の映画「ちはやふる 上の句」「ちはやふる 下の句」「ちはやふる 結び」の3連作を見ました。
そこから止まらなくなり、ついにアニメに手を出しました。ちょうどアベマTVのプレミアムに株主優待で加入していたので、アニメも1部~3部まですべて見ることができます。
将棋とは違いますが、かるた競技に情熱を傾ける人の気持ちがビンビン伝わってきます。将棋を指す意欲も爆上がりです。
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