「現代振り飛車ってこういうこと」からの学び
革新的なトマホーク
飛車先の逆襲がうまくいきました
今日のお相手は、レート1727の2段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手のプロフィールには、対抗形志向とありました。私が先手番で、角道を止めたので、相手の方は、居飛車を選択され、図1のミレニアムでこられました。
図1から５筋を交換して、５六銀と好形を築く方針で指しました。しかし、ここでの最善手は、６六銀と出ていくことでした。
次の５五銀で、相手の銀が４三まで来たときに、５四歩を打つことができます。こう指していれば、私が有利でした。
図2で、８六歩から飛車先の逆襲を狙いました。しかし、この構想は、正しく応じられていると不利になるところでした。
８六同歩・８五歩打・７四歩・８六飛車・８三歩と謝ってくれたので、事なきを得ました。５三角と出て、８六歩と押さえられると、私が不利でした。
図3では、７六飛車と寄るつもりでした。しかし、それだと７五歩・同角・７二飛車でしびれてしまっていることに気づきました。しかたなく、８九飛車と引きました。
図4では、当然、桂を跳ねるべきでした。直前まではそう読んでいたのですが、なぜか８二飛車成を優先してしまったのです。でも、悪手ではなく、形勢は互角でした。
図5の４四歩打が入って、有利になったと思いました。これで、銀が助かりません。相手の方は、７三角と王手してきましたが、６四歩で大丈夫です。
相手の方は、４六歩打と攻め合ってきたのですが、図6のように、金銀2枚とることができて、私が優勢になりました。
図7で、３五銀打からの詰みがありました。同歩・３四金打・同玉・３一龍・同銀・４五金打・２五玉・３五金までです。しかし、読み抜けが怖かったので、２六金打と詰めろで迫りました。
図8は、３五銀打・同歩・同金までの簡単な詰みがありす。しかし、うまい受けがありません。受けても1手1手です。相手の方は、４六桂馬と打たれ、３五銀打で投了されました。
今回は、飛車先の逆襲がうまくいきました。しかし、読み抜けもあって、正確に指されていたら、私が不利になっているところでした。
もっと前によくすることができる局面がありました。チャンスを活かすことができるように、読みの精度を高めたいです。
雑記 「WIND BREAKER」19巻を読みました
「WIND BREAKER」19巻を読みました。ついに、元風鈴との全面戦争も佳境を迎え、伝説と呼ばれた男、エンドウヤマトと死闘を繰り広げる桜遥の姿が描かれます。
男の子心をくすぐる熱い作品です。リーダー同士の最後の戦いがどう決着するかが楽しみです。
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