サラタメさん【サラリーマンYouTuber】
【名著】マルクスの資本論|コロナ恐慌に搾取される前に
304,100 回視聴2020/05/02
・歴史的名著 カール・マルクス著
絶望的に取っつきづらい本
世界の景気が停滞しているときにこそ価値を発揮する
・マルクスが主張したかったこと
資本主義はこのままいくと崩壊する
→ 資本家が労働者を搾取しすぎ
・19世紀のイギリスでは、資本主義による自由経済が正義だった
マルクスの予想していた未来
資本主義の加速 → 労働者は奴隷に → 労働者の反逆 → 資本主義の崩壊
実際の未来
資本主義は崩壊しない
社会主義が崩壊した
・社会主義とは?
自由に好き勝手商売する資本主義の真逆
競争しない
不満がない
平等になる
国が全部計画
・社会主義が崩壊した理由
サボる人が続出したから
マルクスは間違いで、資本主義がベストなのか?
・ソ連・中国の社会主義はマルクスの予想外
資本主義が進み切った国による労働者の反逆をマルクスは予想
ソ連・中国は資本主義は進んでいなかったし、反逆したのは国の指導者
マルクスの理論を捻じ曲げて解釈した
・資本主義:マシ、ベター
しかし、欠陥もある
資本家による労働者の搾取は、好景気のときは表れにくい
不景気で搾取は牙をむく
→ 派遣切り
・資本家が労働者を搾取する構造
資本主義は何で構成されているのか
→ 商品
商品の価値の差は何から生まれるのか?
→ 労働者の「労働力」
→ 大きな労働力が詰め込まれた商品は値段が高い
価値を生むためには労働力を仕入れればいいと資本家は考えた
→ 労働力という商品は、支払うお金よりも断然大きな価値を生み出す
労働力に支払う給料
→ 再生産費(生活費)だけでいい
→ 労働力が生み出した価値と対等な交換になっていない
→ 資本家は儲かり、巨大な資本が生まれる
巨大資本
→ 最新マシンを購入
→ 優秀な労働者だけを残す
→ コストダウン
→ コスパが良い商品ができる
→ 物価が安くなる
→ 物価に合わせて給料を安くする
・資本主義
資本家:どんどん強くなる
労働者:どんどん弱くなる
・サラタメ的補足
労働者に希望はある
①国に守ってもらえる
②プチ資本家になれる
でも、資本主義社会が残酷であることは間違いない
①国に守ってもらえる
国が労働基準法という法律を作った
経営者が労働者を奴隷のようにに扱うことはできなくなった
簡単にクビにはできない
サービス残業も改善されている
マルクスの資本論によって労働者を守る法律ができた
しかし、不景気にこそ政府、大企業の動きを注視すべき
②プチ資本家になれる
商品を生み出す権利が民主化された
一般の労働者も商品を作れる時代
個人の方が、変化の激しい時代に合わせやすいので大企業より有利になるかも
スキル・経験 + 個人で商品を持つ = プチ資本家
・商品を作る
→ 覚悟がいる。コケる可能性がある
→ 固定費をかけない方がいい
ブランドにもこだわった方がいい
本要約と言えばのサラタメさんです。資本論という極めて難し本をやさしく、分かりやすく解説してくれています。しかも、サラタメ的補足は私たちが共感できる内容をふんだんに含んでいて、何をすべきかが見えてきます。自分の作れる「商品」を考えようと思いました。
アバタロー
【14分解説】資本論|カール・マルクス 人類の歴史と国家を動かした名著 ~前編~
【13分解説】資本論|カール・マルクス 全サラリーマンの必須教養 ~後編~
104,597 回視聴2019/12/03・87,308 回視聴2019/12/08
・資本主義の問題点について書かれた経済学の古典
内容がざっくり分かっただけで世界の見え方が変わる
教養として知っておくことが大事
・カール・マルクスとは?
宗教嫌いで、哲学にハマる
新聞記者となり、母国プロイセンを批判しまくった
パリで雑誌編集者となり、そこでもプロイセンをボロクソに書きまくった
・フリードリヒ・エンゲルスとは?
お金持ち、資本家の息子
でも、父への不満からマルクスと共に共産党運動へ
マルクスを支え続け、完成した本が「資本論」
・資本論の時代背景
産業革命のイギリス
富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなる
・資本論の内容
資本主義は商品によって成り立っている = なんでもお金で買える
商品には2つの価値がある
①使用価値
②交換価値
・商品の「価値」って何だろう?
商品の「価値」とは労働の量である
誰もが交換しておきたい「貨幣」の誕生
剰余価値 = 付加価値を付けること
・資本家の誕生、その正体
お金さえ稼げればどんな商品でもかまわないと思っている
労働力も商品である
労働者を安く仕入れて、それ以上働かせればよい
・あなたの労働力は、あなたのモノではない
資本家が労働力を買えば、それは資本家のものになる
資本家と労働者は、法的には平等
・給料は、再生産費である
労働で疲れた人が再び働けるようになるためにかかる費用
・あなたは搾取されている
給料以上に働いている分の労働が搾取されている
機械の導入により労働者は削減される
・搾取は100%悪なのか?
労働者のスキルアップにつながる面もある
協業は生産性があがり、人間を成長させる
成長を遂げた労働者たちによる革命
・社会主義革命
しかし、その後の社会についてマルクスは書くことなく亡くなる
資本論が国家を生み、歴史を動かした
ロシアの社会主義革命によるソ連の誕生
・資本主義国家は革命を警戒
福祉に力を入れ始める
社会主義国家の崩壊 ~ 経済がうまく回らなかった
マルクスの考えた社会主義とは違っていた
労働者ではない一部のインテリによる革命だった
・資本主義国家が調子に乗りまくった結果
リーマンショック → 派遣切り
マルクス資本論の再評価
声で魅了するアバタローさんです。今回も、優しい声で見ている人を引き込んでいきます。動画は内容に関係のないものが多いですが、声だけでこれだけ魅了してくれるのはアバタローさんならでは。音声を聞くだけならNO.1です。
フェルミ漫画大学
【漫画】資本論【要約/カール・マルクス】
379,033 回視聴2020/12/21
・社会の現実を知ることができる
・世の中はすべて商品である
商品とは、お金と交換できるもの
お金があれば、ほぼ全てのものが買える
自分のオリジナルの商品を持つものが資本家
自分の商品を持っていない人は、労働力を商品として売ることになる
資本家は自分は働かずに他人を働かせる
資本主義では、人の心も買える
・給料の正体とは?
労働力を最大限に引き出すために給料がある
給料は、労働力という商品をつくるための生産コスト
言われたとおりに働けばよいということはメリット
・世界人口の1%の富裕層の資産は、残り99%の人々の資産すべてよりも多い
社長が得をしているから国が平等に会社を運営すればよいという考え
→ 社会主義、ソ連ができた
・社会主義とは?
個人が資本を持つことを認めない
しかし、社会主義はうまくいかなかった
いくら頑張っても給料が上がらないから
働く意欲と生産性が低下し経済が停滞
ソ連の崩壊
・資本主義は優れている
お金持ちになりたければ自分の商品を持つしかない
現代では可能。動画やブログ、SNS
マンガで本の要約のフェルミ大学さんです。短く、分かりやすく要約されています。現代の私たちへのメッセージとして「自分の商品を持て!」というのは、よく理解できました。このブログが私の商品になる日があるのかを考えてしまいました。
今日のアクションプラン
・自分の商品であるブログについて考える
今日のアクションチェック
私のブログのメインコンテンツは「マコなり実験」「YouTube動画比較」です。ともに自分の学びのために作ったものなので、見てもらうことが第一目的ではありません。
そこで新しく見てもらうことを目的としたコンテンツを考えました。それが「北海道サウナランキング」です。これは、私が取材したサウナを独自の観点でランキングしていくものになります。
ニッチな一部の人のための役に立ちたいと思ってブログ1周年の明日から始めます。
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