6四歩とついてくる左美濃 対策
6四歩とついてくる左美濃 対策と対戦することは、5三歩に比べると少ないです。しかし、何事も知っておくべきと考えて学習します。モックンさん、いつもありがとうございます。
6四歩とついてくる左美濃 対策
⑴ 5六歩・5七銀・6八飛車と構える
⑵ 6五歩と取れる場合もある
銀が上がっていない
桂が跳ねていない
⑶ 相手の8六飛車には6四角打
⑷ 相手の3三角打には5五歩
⑸ 相手の7五歩には6六飛車
⑹ 相手の8七龍には7五歩
⑺ 相手の7六歩には8八歩
⑻ 相手が同龍なら7六飛車
相手の8七龍には6七金
⑻ 相手が7七龍なら8一馬
負けの局面から粘りまくりました

今日のお相手は、レート1615の初段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、中飛車マニアとありました。中飛車にも、へなちょこ急戦でいくと決めています。しかし、経験が少なくて心配です。
図1では、4五桂と跳ねる手があると思いました。しばらく考えて、4五桂と指しました。4四角・2四歩に相手の方は、5六歩と攻めてこられました。

図2で、5五角打の飛車香両取りが、嫌でした。しかし、それには、2三歩成・3二と金・4一と金と、飛車を捨てて攻める手がありました。
しかし、その手は、怖すぎて見えませんでした。私は、6六角打と5五角打を消しました。しかし、この手で逆転しました。
相手の方は、4五歩と桂馬を取ってきました。私は、1一角成と香車を取り返しました。相手の方は、3三桂と桂馬と逃げて、馬筋を止めました。

図3で、指し手に迷いました。やはり、5五角打が嫌だった私は、5七香車と打ちました。飛車が逃げれば、香車が利いて、5五角打がなくなります。

図4の桂打ちが、痛かったです。玉を逃げるしかなく、2七歩と飛車の頭をたたかれて、2六香車と打たれて、飛車交換になりました。悪いと思っていましたが、まだ、局面は互角でした。

図5で、負ければ敗着と言える一手を指してしまいました。それが、6八銀です。当然、5八歩と打つのが正着なのですが、5筋に歩が切れていることに気づきませんでした。
5八銀か5八角と打たれていたら負けでした。しかし、相手の方は、4九角と打ってきました。ここで、遅ればせながら、5九歩と打ちました。

図6では、負けだと思っていました。龍をはじくことができないからです。しかし、私の玉は詰めろではないので、相手の玉に詰めろをかければよかったのです。
しかし、詰めろが見えませんでした。詰ませそこなえば、負けてしまいます。私は、受けしか考えていませんでした。
結局、5九飛車と受けました。しかし、こんなところに飛車を打っては、勝てないと思っていました。しかし、この局面は、私が有利でした。

図7の6六馬は、いい手だと思って指しました。相手の龍に当てて、守りにも利いていそうな馬だからです。しかし、この手は、悪手で互角に戻ってしまいました。
図7の局面で、8八金という手があるからです。同玉しかないですが、6八龍から飛車を取られてしまいます。
しかし、相手の方もこの手に気づきませんでした。5五角から龍と角を交換することに成功して、私の攻めのターンが回ってきました。

図8の局面で、勝ちになったと思いました。この後、金を取って、歩を成っていけばいいからです。6二桂成・同金・5二歩成と進みました。

図9で、相手の方が、投了されました。図からは、6二に駒を打つしかないですが、同と金と取って、8八金の送りの手筋で詰みです。
今回は、自分の大局観の悪さを実感しました。悪いと思っていた局面が、実は良い局面だったり、いい手と思って指した手が、悪い手だったりしました。
大局観を身につけることができるように、読みの精度を高めます。
雑記 母校の北海道教育大学函館校に行ってきました

母校の北海道教育大学函館校に行ってきました。と言っても、中に入ったわけではありません。ぐるっと一周して、昔と変わらない場所を探しました。
私が卒業したのは、今から34年前です。しかし、意外と外見は変わっていませんでした。特に、上の写真の校舎裏手からの見え方です。
私は、校舎裏手のアパートに住んでいて、この道を通って通学していました。そこから見た体育館と校舎は、昔のままでした。
大きく変わっていたのは、周りのアパートです。新しいアパートが、密集して建築されていて、まったく昔とは違っていました。
ちょっとだけ、大学時代を思い出して、懐かしく思いました。
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