6四銀・7三桂型 対策
先日、指されて困った6四銀・7三桂型の対策について学習しました。モックンさん、いつもありがとうございます。
6四銀・7三桂型 対策
左辺で押さえ込む力が強い
左辺でさばこうとしない
→ 玉頭方面での戦いを目指す
⑴ 6七銀・5七金と構える
⑵ 4六歩をつかず、3六歩をつく
⑶ 4六金と出る
⑷ 3五歩と仕掛ける
1歩交換して3六金の形にする
⑸ 銀冠にする
⑹ 4筋・2筋の攻めをねらう
⑺ 4八飛車と回る
⑻ 6八角と引く
角も攻めに使えればより良い
⑼ 4五歩・2五歩・1五歩をつき捨てる
⑽ 2五桂跳ねから全力で攻める
見落としがひどすぎる…
今日のお相手は、レート1620の初段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、純粋居飛車党とありました。角道を開けずに飛車先を伸ばしてくる指し方でした。この戦い方には、向かい飛車にできます。私は、図1のように向かい飛車で対抗しました。
相手の方は、腰掛銀からの速攻でこられました。向かい飛車のよいところは、飛車先突破がないので、図1で同歩と取れることです。
相手の方は、桂馬を跳ねてこられましたが、図2のように、歩を打って攻めをあせらせました。もちろん、相手の方は5五角と打って、桂馬を取れないようにしてきました。
私は、5四歩で角を追い払ってから、3七角と打って馬を作りました。相手の方も打った角の活用を目指して、7五角と出られました。
図3で、最善手は5五歩でした。この手は見えませんでした。しかし、当然4五歩と桂馬を取る手は見えていました。私が見落としていたのは、5三桂成です。3一角成の一手だと思い込んでいました。
2三飛と浮いて、形勢を不利にしました。相手の方は当然、5三桂成としてきます。次に、4三桂馬と取られると同金・3二銀の割打ちが嫌でした。そこで、同金と取りました。
図4の桂打ちに期待していました。実際は、4八金で大した効果がなかったのですが、6八金と逃げる一手と勘違いしていました。そうすれば、3八桂成から飛車を捕獲できそうです。
相手の方が、6八金と指してきたので、飛車の捕獲ができそうになりました。しかし、実際は3八桂成・5九飛車・4八成桂・2九飛・3八成桂・5九飛と千日手模様です。
千日手にする権利は私にありました。千日手にすればよかったのですが、7七馬と打開にいきました。それが間違いでした。
相手の方が銀交換にこられたので、図5で飛車を捕獲することができました。しかし、正直、感触の良い銀打ちではありません。働きのない駒になるからです。
3二馬に手拍子で、5三飛車と逃げました。捕獲していた飛車が、2四飛と逃げる手を見落としていたのです。これで動揺してしまい、手が見えなくなりました。
そして、図6で最悪の見落としをしました。馬にヒモがついていると思い込んでいたのです。私は、3三歩と打ちました。3七飛と馬を取られてビックリです。もはやどうすることもできず、投了しました。
今回の反省は、見落としてひどすぎたことです。練習将棋では勝てるのですが、レート戦だと勝てません。緊張してしまうことが原因の1つだと思われます。
明日が、また降段戦になります。いつになったら4段になれるのでしょうか。道のりは遠いです。
雑記 「あかね噺」が面白かったです
最近、マンガをいろいろ読んでいて、その中で「あかね噺」が面白かったです。落語がモチーフのお話なのですが、素人の私は、かなりリアルに落語の世界を表現していると思いました。
落語のマンガ・アニメと言えば、「昭和元禄 落語心中」も面白かったです。しかし、こちらは落語がモチーフですが、落語を話す場面は、そんなに多く出てきません。
それに対して、「あかね噺」は、落語家として成長していく少女のお話です。落語自体の巧拙の評価が出てくるので、アニメ化は難しいと思われます。
アニメ化できたら、本当にすごいですね。
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