端角中飛車対策
実戦で対策に失敗した、端角中飛車の対策を学びました。Sugarさんありがとうございます。
端角中飛車対策
5六歩とついてくる場合
⑴ 5六歩は取らない
⑵ 4八銀・5八銀・6八銀の形にする
3枚で5七の地点をカバー
→ 金無双の形
⑶ 6六角と出る
⑷ その後、5六歩を取る
角で7六の歩が取れない
⑸ 二枚替えの筋をなくす
⑹ 1五歩から角頭を狙う
5六歩をついてこない場足
⑴ 6六歩をつく
⑵ 6七金・6八銀・5八金の形にする
3枚で5七の地点をカバー
⑶ 角を7九角と引く
⑷ 7七桂と跳ねる
⑸ 二枚替えの筋をなくす
⑹ 1五歩から角頭を狙う
粘りまくって大逆転!
今回のお相手は、レート1752の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、中飛車マニアとありました。私は、中飛車には持久戦で対抗することにしています。しかし、相手の方は、普通の中飛車ではなく、端角中飛車でした。
端角中飛車は、速攻を狙ってきます。受けを間違えると、いっぺんに悪くなってしまうのです。図1では、6四銀と上がれません。上がれば5三歩成りで中央を突破されるからです。
仕方なく、5四同歩と取りましたが、同飛車から3四の歩が取られてしまいました。序盤早々、失敗を意識しました。
角筋が嫌だったので、角頭の弱点を目指して、図2のように端攻めを見せました。端攻めが、成功しないことは分かっています。ねらいは、角筋を変えることです。
角筋を変えることには、成功しましたが、相手の次の狙いにハマってしまいました。それが、図3の玉頭攻めです。気持ちが悪いところですが、仕方なく銀交換に応じました。
図4では、3四銀打ちが嫌でした。守るとすると1二銀打ちしかないのですが、さすがに、そこに銀を打っては勝てません。3三金と上がるのも形が悪いので、仕方なく3四銀と相手の打ちたいところに打ちました。
しかし、これが悪手でした。評価値がー700と互角から、私が不利になりました。浮いている銀なので、不安定です。加えて、持ち駒の銀がなくなり、私の攻めもなくなるからです。
何とか攻め味を見せる必要があると思い、図5のように左右の桂馬を跳ねました。中央から攻める構想です。この構想自体は悪くなく、互角に戻すことができました。
しかし、相手の方が飛車取りから銀を成って、桂馬を取りにこられました。図6で手が見えなくなりました。相手の狙いは、6四成銀として、飛車が逃げたら桂馬を取ろうというものです。
私は、6四の歩を取らせないために、仕方なく5五銀と上がりました。当然、相手の方は3五歩とついてきました。この手は、私も読んでいて、4五銀と出て桂馬との交換は仕方ないと思っていました。
しかし、相手の玉頭に桂馬が利いてくるので、相手も怖いはずです。相手の方は、3四銀と打って、その桂馬を外してこられました。
しかし、図7の局面までは読めていませんでした。角金両取りを桂馬でかけられてしまいました。この両取りで不利だと思っていました。しかし、評価値は、+486で私が有利だったのです。
AIの推奨する手は、3三角と逃げて、4二桂成を同角と取ります。その時、相手の次の手が難しいようです。
こちらからは、1五角と飛車取りに出る手が絶品です。飛車が逃げれば、角が玉頭をにらむ形になります。
しかし、両取り逃げるべからずと、私は4六歩で玉のこびんを攻めました。角筋と飛車の横利きを止めつつ、玉に迫る手です。悪い手ではなかったのですが、相手の有利は変わりません。
図8での飛車取りが厳しく、飛車を逃げることができません。逃げれば、銀がタダだからです。私は仕方なく、6五桂馬と玉の頭を狙いました。しかし、この手が波乱を呼びます。
相手の方が盤面の銀と金で守ってこられたのですが、私は歩を垂らして図9のように金を打ち込みました。ここで、何とかなるかもと、手ごたえを感じました。
バラバラにして、図10で、ふたたび桂馬で王手をかけました。4八玉と逃げると3七銀打ちで、王手飛車が決まります。それを嫌がり、相手の方は、4七玉と逃げました。
その逃げには、3七金が厳しく、玉は4六か5六に逃げるしかなくなります。すると5五銀で詰みです。最後は、頓死で決着しました。
粘って最後まであきらめずに指したのがよかったです。ギリギリの勝利でした。反省としては、端角中飛車に対する受けが、ひどかったです。端角中飛車の対策を学びます。
雑記 お金のコンパスとマネーフォワードME
退職して今は、いわゆるFIRE生活です。今までも資産の推移は確認してきたのですが、仕事の合間に月に1回くらいでした。
しかし、FIRE生活では、資産管理が非常に重要になります。そこで、お金のコンパスを便利に活用させてもらってきました。
銀行・証券・カードなど、お金に関する情報をすべて登録し、一括管理できます。登録しておくと、自動でそれぞれの口座にアクセスして、集計してくれるのです。
退職してからは、毎日お金のコンパスで、資産の推移を確認してきました。同じことは、マネーフォワードMEでもできます。
お金のコンパスとマネーフォワードMEの大きな違いは、お金のコンパスはマネーフォワードMEだと有料になる機能を無料で使えることです。
しかし、残念なことに6月30日でお金のコンパスの運用が終わりになりました。無料なので、今まで使わせてもらったことに感謝して、マネーフォワードMEに移行することにしました。
マネーフォワードMEは無料版だと、ほとんど使えません。登録できる件数が4件では、使い物にならないです。
有料版は、月500円(1年だと5300円)です。でも、私の口座数を考えれば、めちゃくちゃ安いと言えます。
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