「一撃!対振り飛車へなちょこ急戦」からの学び
51.対中飛車5五歩を遅くつく
(5五歩の瞬間4五桂)


横歩を取る
石田流への組み換えが上手くいきました

今日のお相手は、レート1669の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、純粋居飛車党とありました。戦型は、図1の居飛車穴熊 対 石田流組み換えとなりました。
図1から、相手の方が5五銀とぶつけてきました。取るか、銀を引くかで迷いました。次に5四歩で銀を捕獲できるので、銀を引きました。正着でよかったです。

図2での正着は、3六歩でした。7五歩が来る前に、飛車交換を挑む手でした。3六歩に同歩なら、6二角で飛車交換できます。
私は、7三角と指しました。7五歩と突かれて、私が不利になりました。

図3の相手の方が指した5九飛車打は、意外な手でした。桂馬を守れますが、私だけ龍を作れるので、損な手でした。互角に戻りました。

図4で、4七歩と垂らした手が好手で、と金作りが受けにくいです。相手の方は、5八飛車とされたのですが、桂香を取ることができ、私が有利になりました。

図5で、7六香打の田楽刺しが厳しいです。相手の方は、5五歩と攻めに活路を見出そうとされました。しかし、角を取って、6七桂打が刺さりました。

図6で、角で飛車と金の割打ちが決まりました。穴熊戦では、角よりも金銀の価値が高いです。
4八飛車に7八角成と角を切って、同飛車・7九金打が詰めろです。同銀・同桂成に同飛車と取るしかありません。

図7で、最善手は7七龍と銀を取る龍を切る手でした。この手は見えたのですが、無理する必要はないと考え、6九龍と逃げました。

玉頭を攻められて、嫌な思いを少ししましたが、図8で、相手の方が投了されました。7二龍と香を取る手があり、受けると、明らかに攻めごまが足りなくなります。
今回は、序盤の判断ミスはありましたが、好手の垂れ歩から、徐々に有利を拡大して、安全勝ちすることができました。
まだまだ大局観が甘いので、経験を増やしていきたいです。
雑記 「廻天のアルバス」2巻を読みました

「廻天のアルバス」2巻を読みました。マンガ沼でも紹介されましたし、マコなり社長も紹介されていました。それくらい今までになかった発想のマンガです。
勇者が、とにかく早く魔王を倒そうとします。いろいろなミッションをクリアして、そこにドラマがあるというタイプではありません。
早く魔王を倒そうとするには、意味があるのですが、それがこの作品の面白さや味わいとなっています。今後の展開に期待できる作品でした。


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