玉頭位取り戦法に圧勝！

玉頭位取り戦法とは？

　玉頭位取り戦法とは、振り飛車に対する居飛車側の持久戦の対策です。上の図のように7筋の位を取ります。ねらいは、玉頭戦に持ち込むことです。

　美濃囲いは横からの攻めには強いですが、縦からの攻めには弱いです。また、穴熊に対しても有効で、特に8筋の位もとられると穴熊はもろいです。

　体振り飛車として有効な戦法なのですが、持久戦では居飛車穴熊がより勝率が高いということでプロでは指されなくなりました。

　また、今回私が実戦でとった作戦が、プロも勧める振り飛車側の対策です。具体的な紹介動画は次のリンクになります。

玉頭位取り戦法に圧勝！

　今回の戦いで私が玉頭位取り戦法への対策として行ったのは、位を奪還しにいくという作戦です。上の図のように、飛車を袖飛車に振りなおして位を奪還します。

　上の図の段階でのAIの評価値は+500点くらいで振り飛車側が有利です。AI的にも優秀な作戦といえるでしょう。

　居飛車側の対策としては、飛車の横ぎきで受けるという方法があるのですが、上の図では棒銀作戦を選んだので間に合っていません。

　図の左側は相手にしません。角道も通して、角は相手の守りの金銀と交換できればベストです。今回の戦いでも、金と交換することができました。

　久しぶりに緊張することなく、圧勝することができました。序盤で不利になることが多い私ですが、対策を持っていることの重要性を改めて感じました。

　レーティングは、1835と着実に上げてきています。でも、同じ3段の人との戦いではありません。3段の人と戦って勝てるくらいに力をつけたいです。

雑記

　今日、ジブラルタ生命保険の方が家に来られました。退職に伴う保険の手続きのためです。私が仕事に就いたときは「仕事をするなら保険の1本は入っていなくてはいけない」といわれていた時代でした。

　今は、生命保険や医療保険は無駄だと思っています。ただ教師として働いている間は、所得から控除されるので、多少は意味がありました。

　しかし、退職後は控除すらなくなります。そのため解約をお願いしました。続けるように勧められることもなく、簡単に話は終わりました。

　最後に、退職金の運用に関する話がありました。米ドルによる外貨預金を組み合わせた商品です。これも、投資についての知識を学んだ今は、損であることを知っています。

　投資と保険は、同時に成り立ちません。「混ぜるな危険」と両学長もおっしゃっています。両学長は、私の投資に関する師匠です。

　投資に関しての知識を得たい方は、両学長のリベラルアーツ大学がオススメです。下のリンクから是非一度ご覧ください。