升田式石田流の学習⑨
引き続き升田式石田流の学習です。今回もCubicさん、ありがとうございます。
升田式石田流6六銀型
⑴ 6六銀と出る
相手は天敵5四角打ち
⑵ 7七飛車と引く
相手は4四歩と角の引き場所を作る
⑶ 5五銀と出る
相手は4三角と引く
⑷ 1七角打ち
角頭の歩取りを受けられない
相手は4二金
⑸ 4四銀と歩を取る
相手は同銀
⑹ 同角と銀を取る
相手は3三銀打ちと香取りを受ける
⑺ 6六角と引く
相手は5二金上で玉形整備
⑻ 4六歩から角頭を狙う
6五歩で角を狙ってくる
⑼ 5五角と出る
相手は5四歩
⑽ 7四歩で飛車先突破
相手は5五歩で角を取る
⑾ 7三歩成り
相手は同桂馬
⑿ 同飛車成り
龍ができて有利(?)
歩をうまく使えました!
今日のお相手は、レート1715の2段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、居飛車党とありました。私は、後手番だったので4・3戦法で、石田流を目指しました。
相手の方が、角交換されなかったので、図1のように石田流本組に組むことができました。ここからの構想が重要です。
私は、飛車先の歩を3六歩とつき、交換しました。そして、4五歩で、銀を追い払いました。4五同歩と取られる手を警戒したのですが、相手の方は駒損を嫌ったようです。
その後、図2のように飛車を3五に浮いて、飛車交換を目指しました。陣形差で、飛車交換は私が有利です。飛車交換になった局面では、評価値+680で私が有利でした。
相手の方は、私からの飛車の打ち込みを嫌い、図3のように自陣飛車を打たれました。この飛車を抑え込めれば、自然と有利になると考えました。
私は、2四歩と桂馬を支えたのですが、最善手は3七桂成りでした。桂損になりますが、その後3六歩と桂頭に打った歩が、と金に成れそうです。
相手の飛車はさばかれますが、私も飛車を打ち込むことができるようになるので、この方が良かったかもしれません。
相手の方は、1五歩から角頭を攻めてきましたが、それは、読み筋です。角を先に逃げておき、1四歩と相手が歩を取りこんだときに、1七歩と垂らしました。
相手の方は、同香と取ってきましたが、そこで1九飛車と打つのが狙いです。これで、龍を作れることが確定しました。
香交換から、龍ができました。図4で、歩をうまく使えたのが、よかったです。これで、相手の飛車が活躍できなくなりました。
相手の方は、5筋に飛車を転換し、中央から攻めてこられました。角を打って、美濃囲いの弱点の玉のこびんを攻めようとされましたが、しっかり香車を打って受けました。
図5でも、歩をうまく使えました。4八歩と打ったのが、AIでも最善手の手でした。金では取れないので、飛車で取るしかありません。
すると、3九馬と入り、飛車が逃げればもう一度、4八歩と打つ予定でした。相手の方は、その手を嫌がり、飛車馬交換に応じました。これで、2枚飛車で攻めることができます。
図6でも、歩をうまく使えました。3八歩と打ったのが最善手でした。と金攻めは、相手からすると一番嫌な攻めです。
その後、相手の方は、角で龍を追って、何とか手を作ろうとされました。しかし、相手の手に乗り、角を詰ますことができました。
相手の方は、図7の局面で投了されました。中盤ですが、見込みがないと判断されたのでしょう。評価値でも+3343と私の勝勢でした。
歩をうまく使えて、終始、安全に有利に指すことができました。毎回、このような将棋が指せればいいと思いました。
雑記 伊達温泉に行ってきました
伊達温泉に行ってきました。本当は、洞爺観光ホテルという、私のホームサウナに行く予定だったのです。しかし、交通渋滞と大量の人だかりがありました。
今、調べて分かったのですが、「TOYAKOマンガ・アニメフェスタ」が行われていたのです。洞爺観光ホテルは、フェスタの歩行者天国のど真ん中にあります。
そこで、ホームサウナはあきらめて、方向は同じである伊達温泉に行ったわけです。伊達温泉は、本当に久しぶりです。
伊達温泉は、入浴料が490円と銭湯と同じです。入浴料が安いのはメリットですが、アメニティが全くありません。シャンプーとボディーソープがないのです。持参する必要があります。
サウナは、もちろんあります。なければ、私は行かないです。一番の特徴は、デッキチェアがあることです。インフィニティチェアのようなタイプではなく、本当のデッキチェアです。
外気浴に適するレアな季節なので、3セットのうち、2セット目は、外気浴をしました。あまり日差しが強くなく、適度に心地よくて最高でした。
久しぶりの伊達温泉でしたが、満喫できました。
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