「一撃!対振り飛車へなちょこ急戦」からの学び
34.対四間飛車へな急act2 3二銀型に対して5五歩と位を取る①3二銀維持
(4五歩からの仕掛けが刺さる)

5五歩と位を取る




34.対四間飛車へな急act2 3二銀型に対して5五歩と位を取る①3二銀維持(4五歩からの仕掛けが刺さる)の棋譜
正確に指されると詰んでませんでした

今日のお相手は、レート1538の初段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、純粋居飛車党とありました。戦型は、図1の引き角戦法でした。しかし、序盤を工夫されていて、すぐには引き角と気づきませんでした。
図1での正着は、3三銀です。しかし、中央に駒を使う方針で指そうと5三銀と引いてしまいました。

図2の4四歩の突き出しが厳しく、と金が作られてしまいそうです。5三金が最善手ですが、飛車先が重くなるのが嫌でした。
私は、5三飛車と指しました。4五桂馬には、同銀とする予定でした。相手の方は、4五銀とぶつけてこられました。この手は、ありがたいと思いました。

図3では、4四飛車と歩を取るべきでした。と金になるのを防ぐのが優先でした。しかし、飛車が活用できなくなることをが嫌だったので、5五飛車と取りました。

図4では、5七同角と角を取るべきでした。私は、2九馬と働いていない飛車の方を取りに行ってしまいました。これで、有利が吹き飛びました。

図5では、8八銀か金で寄せに行くべきでした。私は、香車を補充した方が良いと考えて、1八龍としたのですが、2八銀打で、2九龍と戻るようでは、相手に手を稼がれてしまっています。

図6で、6一銀とと金を取ったのが悪手でした。正着は、7九銀です。しかし、タダで取られる銀は打てませんでした。しかも、その後6一銀と手を戻すという高等戦術です。私には、思いつきません。

図7で、5七銀と打つ手は気づいていました。しかし、たいして読むこともなく、4九龍と逃げました。これで逆転しました。

図8で、6八金と打たれていたら負けでした。6一銀から迫るしかないですが、斜めがないので、王手がかかりません。しかし、相手の方は6八銀と打たれました。これで、私に勝利の目が出ました。

図9での正着は、7七銀不成です。しかし、この手は見えませんでした。同桂で、次の王手が見えなかったからです。
この後の手順は、同桂・7六金打・同玉・7五金打・同角・7七龍・7五龍までです。7六金打とタダで捨てる手が妙手です。
この手順が見えなかったので、私は、7五金打としました。同角・3三銀不成に8五玉と逃げられていたら、パニックになった私は負けていたでしょう。
しかし、相手の方は、同桂と取られたので、詰みが生じました。

7七龍以下、9七玉・8五桂・9八玉・8八金で、相手の玉を詰ませて勝つことができました。今回は、序盤・中盤・終盤のすべてで疑問手・悪手がありました。
勝てたのは、偶然です。実力を上げるためには、もっと局面の良さを判断する力が必要だと思いました。
雑記 「異世界サムライ」4巻を読みました

「異世界サムライ」4巻を読みました。YouTubeで「読むべきマンガ」として紹介された作品です。いわゆる異世界ものなのですが、異世界に転生する侍が女の子という設定が面白いです。
女の子なのに、戦いの中に死を求めるという武士道を追求していて、そのギャップに引き込まれました。読んでいて、飽きなくて、疲れない作品でした。
これからも読み続けたいです。


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