桂損からの逆転勝ち

桂損からの逆転勝ち 4段への道

7七角型石田流 対策

【定跡講座】先手石田流対策 その3 石田流77角
【定跡講座】先手石田流対策 その3 石田流77角

 7七角型の石田流に対する指し方が分からなくて、苦労しました。その対策を学習します。アユムさん、ありがとうございます。

 7七角型石田流 対策
 左美濃に組む
 ⑴ 2四歩で玉頭銀を受ける
 ⑵ 5四歩とつく

 相手が4五銀と玉頭銀にきた場合
 ⑶ 2三銀で受ける
  相手は5四銀と捨てる奇手がある
 ⑷ 同銀
  相手は7四飛車で銀取り・飛車成狙い
 ⑸ 6四銀と引く
  相手は7一飛車成
 ⑹ 8四飛車と浮く
  相手は4一龍と金を取る
 ⑺ 5一歩の底歩が妙手
  相手は3一金打で攻めを継続
 ⑻ 3二銀打で龍取りが受からない
  居飛車有利

 7四飛車ではなく3三角成の場合
 ⑸ 同桂
  相手は7四飛車
 ⑹ 7三歩
  相手は5四飛車で銀を取る
 ⑺ 4五角打が好手
  居飛車有利

 相手が6五歩と仕掛けてきた場合
 ⑴ 8四飛車と浮く
  相手は7四歩
 ⑵ 同歩
  相手は3三角成
 ⑶ 同桂
  相手は4四角打
 ⑷ 7五角打
  相手は同角
 ⑸ 同歩
  相手は同飛車
 ⑹ 7四銀と出るのが大事な1手
  相手は7八飛車と引く
 ⑺ 7五歩と受ける
  相手は6四歩と歩を取る
 ⑻ 8六歩から飛車先突破
  居飛車有利

桂損からの逆転勝ち

図1 石田流7七角型

 今日のお相手は、レート1697の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。

 相手のプロフィールには、振り飛車党とありました。早石田の出だしに対して、私が玉を上がり石田流7七角型 対 ポナンザ流の戦いになりました。

 しかし、ポナンザ流の7七角型の戦い方が分からず、図1のように7四歩から、とりあえず1歩交換しました。その後、7三桂と跳ね、6五歩から開戦しました。

 しかし、この手は、疑問手でした。相手が高美濃に組んでいたので、5五銀とぶつけて、6七銀打で飛車の捕獲を見せた方が良かったようです。

図2 桂馬が捕獲されました

 図2のように、歩を打たれると桂馬が捕獲されています。しかも、交換した角のよい打ち場所がわかりませんでした。6九角打が最善でしたが、気づきませんでした。

 仕方なく、5七桂成と歩を取り、8六歩から飛車交換して、8七飛車と金桂両取りに打ちました。しかし、この手では、私が不利です。

 桂を取った後、5五歩で銀も捕獲されてしまいました。これも仕方なく、同銀と歩を取って、6七角と金をねらって打ちました。

 5八銀と相手の方は、ガッチリ受けてきました。もはや攻め続けるしかなく、同角成と角を切り、3九銀と王手しました。

図3 絶好の角打ち

 私が9八龍と香車を取ったとき、相手の方が7六角と絶好の角を打たれました。遠く玉をにらみながら、金取りを受け、龍にも当てています。

 指されたときは、とても良い手に見えました。しかし、この手が疑問手でした。7八龍と角取りに当ててみると角の逃げ場所が難しいのです。

 相手の方は、8七角打と角をつないできたのですが、龍を切る手があります。2八角と王手をして、2七玉と逃げた手に、1九角成が詰めろです。

図4 決め手を逃しました

 図4決め手がありました。2四香車と歩の頭に香車を打つ手に対する受けが難しいです。しかし、この手には気づかず、2四歩とつきました。

図5 1手詰に気づきませんでした

 図5では、2四桂打の1手詰めでした。しかし、私はこの手に気づかず、3八馬と銀を取りました。相手の方は、3四歩と取りましたが、ここで、ようやく相手の玉の詰みに気づきました。

 2七馬・3五玉・2六馬・2四玉・2三銀打で相手の玉を詰まして、勝つことができました。途中の桂損、銀損はひどかったですが、ワンチャンスを生かすことができました。

 7七角型の石田流への対策を学習する必要があると思いました。

雑記 マルセイバターサンドを食べました

マルセイバターサンド

 北海道の有名菓子店の1つとして、「六花亭」があります。「六花亭」でいちばん有名なお菓子が、マルセイバターサンドです。

 レーズンの入ったバタークリームやわらかめのビスケットで挟んだ商品です。母の好物なので、札幌土産としてたまに買ってきます

 1個税込み150円です。私は、シュークリームの方がいいなあと思いながら、親孝行できるのは生きているうちだと考えて買ってきます。

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