へな急 act2
私は、対抗形マニアです。居飛車を持った時は、へなちょこ急戦をメイン戦法にしています。今回は、四間飛車対策として、へな急 act2を学習します。Sugarさん、いつもありがとうございます。
へな急 act2
⑴ 5四歩とつく
⑵ 金無双に組む
⑶ 5五歩の位を取る
⑷ 5三銀で4五歩と仕掛ける
⑸ 5四歩とついてきたら5六銀
⑹ 端歩をつく
⑺ 飛車先を切る
⑻ 4四歩と取りこむ
相手は同銀
⑼ 5四歩と取りこむ
相手は5五歩
⑽ 4五歩と打つ
相手は5六歩で銀を取る
⑾ 4四歩と銀を取る
相手は6五桂馬
⑿ 5三歩成
相手は同金
⒀ 4五桂馬で金角両取り
居飛車有利
我慢が実を結びました

今日のお相手は、レート1795の2段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手のプロフィールには、オールラウンダーとありました。戦型は、私の三間飛車に対して、図1のように玉頭位取りでこられました。
珍しいのは、7六銀ではなく、7六金と金銀が逆になっているところです。これが、終盤にデメリットとして働きました。
図1から、3五同歩・同角に、どう指すか迷いました。3二飛車と回るのが、第一感だったのですが、2四歩とつかれる手が気になりました。
私は、3四歩打と我慢しました。その後、私は4五歩と角道を通し、相手の方は3七銀と銀を活用されました。

5五歩から、私が1歩を手持ちにした図2で、3二歩打のたらしの歩がきました。取れば、飛車先突破を狙っています。
私は、3五歩とついて、次の3六歩を狙いました。飛車のこびん攻めです。相手の方は、5六歩と角を追っ払いにきました。
私は、3七角成から3六歩と角切りの攻めを決行しました。しかし、ここでは、3六歩が勝りました。3二歩を同飛車と取ったときに桂馬にあたるからです。

図3の3三歩のたたきはありがたかったです。同桂で使えていない桂馬を自然に活用できるからです。同飛車なら割打ちを狙っていたのでしょうが、逆用できました。
相手の方は、2四歩とついてきましたが、4五桂馬と跳ねるのが角にあたる気持ちのよい手です。私は、有利を確信しました。

図4で、私が飛車筋を通して、飛車成りを狙ったのに対して、相手の方は、3五角打と角で受けてこられました。
しかし、金をボロッと取れて、と金まで残るのでは、私の優勢は明らかです。相手の方は、2三歩成とされたのですが、3五飛車と角を取る手がピッタリです。
同角に、6一角打からの詰みがあり、私が勝ちました。玉頭の金銀が逆であれば、まだ粘れた形でした。
今回は、玉頭を反撃する手をあきらめたり、角頭に歩を打ったりと我慢を重ねることで、有利にすることができました。
我慢して指すことと、決断よく指すことのバランスを心がけます。
雑記 「あかね噺」13巻を読みました

「あかね噺」13巻を読みました。「あかね噺」は、落語をモチーフにしたマンガなのですが、リアリティがスゴイです。
13巻は、あかねの兄弟子が、真打に昇進する話です。キャラと人情噺のギャップの演出が素晴らしく、あっという間に読んでしまいました。
これからも楽しみな作品の1つです。
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