必勝の将棋を落としました

「一撃！対振り飛車へなちょこ急戦」からの学び
58．対向かい飛車５二金・６銀歩型
（２九飛車と引いてから６五歩で銀を引かせてから４五歩）

　58．対向かい飛車５二金・６銀歩型（２九飛車と引いてから６五歩で銀を引かせてから４五歩）の棋譜

必勝の将棋を落としました

　今日のお相手は、レート1824の3段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。

　相手の方のプロフィールには、オールラウンダーとありました。戦型は、図1の引き角 対 三間飛車となりました。

　図1の２四歩の仕掛けは、相手の方の緩手でした。同歩・同角・２二飛車・２五歩に、６六角と歩を取れるからです。

　これで、私が有利になりました。

　図2では、２七歩・２六歩のたたきの歩から、と金を作ることができるので、必勝だと思っていました。これが、間違いの始まりでした。

　図3での正着は、３五角とぶつける手でした。私は、４五同桂と取ってしまいました。これで、相手に桂馬を渡すことになりました。

　図4で、１七角成に気づかず、２六角としてしまいました。明らかに集中できていません。悪い予感がしました。

　図3で、５三歩打だと３四飛車と回られるのが嫌でした。私は、４三銀と打ったのですが、これで攻め駒がなくなりました。緩手でした。

　図4で、６四角と出られる手が嫌だったで、４三金と上がりました。しかし、これは、５五桂馬を見逃していた悪手でした。これで、互角に戻りました。

　図5では、序盤で私が歩を取った手を逆用されています。ここでは、すでに逆転しています。

　図6で、５八銀打を同金と取ってくれれば、５五の角取りになります。しかし、４四角と出ると、７一角打があり、相手の方の先手です。５三桂と受けましたが、もはや敗勢です。

　図7で、５四角と桂馬を取った手が相手の方の緩手でした。６七金・６三角成・７八金が王手になり、金銀2枚とることができました。

　図8の４五角打の王手は悪手でした。同馬と取られて、相手に手番を渡すからです。終盤では、何よりも手番が重要であることを忘れていました。

　図9では、相手の玉に詰みがありました。６九龍・６七金打のどちらでも超手数ですが、詰みです。しかし、私が指したのは、８九角打でした。これでは、８八玉で詰みません。

　図10で、投了して負けました。今回は、必勝だと思っていて、中盤に緩んでしまい、負けました。終盤にも、詰みがあったのを見逃してしまいました。

　自分の弱さを再確認しました。これでは、4段には到底とどきません。道のりの遠さをあらためて感じました。

雑記　「路傍のフジイ」4巻を読みました

　「路傍のフジイ」4巻を読みました。「路傍のフジイ」は、すっかり有名になってしまいました。なんと「そこまで言って委員会NP」でも取り上げられていたのです。

　フジイさんのような姿に共感を覚えるのは、今の若者の特徴なのかもしれません。自分らしさというものを大切にしたいのでしょうね。

　私も、中年で独身というところだけは、共通しています。でも、たくさんのことに興味を持ち、楽しむということはできていません。

　「路傍のフジイ」を読んで、他の共通点を探して見ます。