居飛車穴熊 対策
81道場で、ライバルだと勝手に思っているカズネコさんに居飛車穴熊で、中盤で手がなくなり負けました。新しい対策を見つけたいと思い、動画を探しました。モックンさん、いつもありがとうございます。
居飛車穴熊 対策
⑴ 7八金型の石田流に組む
7六飛車
7七桂馬
7八金 特徴
6六歩
6七銀
5六歩
4六角
⑵ 7四歩の仕掛けを狙う
7九歩の底歩が堅い
序盤の苦戦を乗り切りました
今日のお相手は、レート1627の初段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、オールラウンダーとありました。初手に5八金と上がられたので、どんな戦形になるかと思いました。
私が石田流を目指すと、図1の袖飛車から位を奪還する指し方でこられました。その後、相手の方が4五歩とつかれたので、角交換になりました。
相手の方が3四歩とつきだされて、図2で指し手に迷いました。相手からの4四角や8八角が見えているからです。
私は、6四角と打ちました。相手の方は、3七桂と角成を受けられました。私は、歩のない筋の歩を突き出すというセオリー通り、4六歩とつきました。
相手の方は、2二角打と飛車取りに角を打ってきました。私は、3二飛車と逃げました。相手の方は、1一角成と香車を入手し、私は3四飛車と歩を取りました。互いに一直線の展開です。
相手の3五香打から、飛車が取られそうな展開ですが、駒のさばきを優先しました。この判断は、間違っていなかったようです。
図3のように、香打ちからの反撃を狙っていました。飛車は詰まされますが、それよりも、と金ができるのが大きいという判断です。
図4で、飛車は詰まされましたが、と金ができていて、飛車取りの先手です。結局、飛車交換となり、駒損を回避することができました。
こうなると振り飛車の玉の堅さが物を言う展開です。飛車を打ち込んで、先手で攻めることができました。相手の方は、飛車を打ち込んで、守りにも利かされて、必死の防戦です。
図5の5九銀引きが悪手でした。私が5三銀打とすると取ることができないからです。その後は、着実に駒得を積み重ねました。相手の方は、龍を引き付けて、受けに利かせてこられました。
図6の5八銀打が決め手でした。龍取りと6九龍の王手からの寄せの両にらみです。相手の方は、龍を逃げられましたが、自然に王手で追って、勝つことができました。
今回は、飛車を詰まされても、駒の働きを重視した手を指すことができました。序盤は苦戦だと思っていたのですが、AIだと終始、私が有利でした。
練習将棋も含めて、1局1局を大切に指していきたいです。
雑記 「バンオウ」8巻(最終巻)を読み終わりました
「バンオウ」8巻(最終巻)を読み終わりました。吸血鬼が300年かけて、将棋を学んで時をかけた分だけ強くなっていくというお話です。
設定が、まずは秀逸です。そして、アマチュアがプロとも戦えて、タイトルに挑戦する機会があるかもしれないという、竜王戦が将棋マンガを面白くしていると感じました。
竜王戦でアマが勝ち抜くということは、ほぼあり得ないことですが、ゼロではありません。ある種の夢を与えてくれています。
女流棋士が誕生するという設定は既に使われています。次の将棋マンガの設定が楽しみです。
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