対抗形マニアの弱点が痛かったです

対抗形マニアの弱点が痛かったです 4段への道

「一撃!対振り飛車へなちょこ急戦」からの学び
37.対四間飛車へな急act2 4三銀型・2四歩に同角
(6八金寄が研究手で居飛車よし)

図1 2四歩の突き捨てに同角
図2 6八金寄が研究手
図3 中央からの攻めにも5八歩で受けられる

 37.対四間飛車へな急act2 4三銀型・2四歩に同角(6八金寄が研究手で居飛車よし)の棋譜

対抗形マニアの弱点が痛かったです

図1 石田流本組 対 左美濃

 今日のお相手は、レート1741の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。

 相手の方のプロフィールには、オールラウンダーとありました。私が先手番だったので、振り飛車を目指して、6六歩と角道を止めました。

 それに対して、相手の方は、3五歩と突いてこられました。これで、相振り飛車にするか、石田流を受けて立つしかありません。

 角道を止めて石田流を受け止めるのは、至難の業です。図1では、すでに私が不利になっています。

図2 と金作りを目指しました

 図2では、相手の桂馬は成桂となり、私の桂馬は取られる運命です。駒損が確定しました。そこで、4三歩打と金作りに期待しました。

 相手の方は、同銀と取ってきました。2枚替えとなり、互角に戻りました。

図3 金を取るべきだった

 図3では、角に目がくらんでしまい、5二金と角を取ってしまいました。しかし、ここは、金を取るべきでした。同銀でも、同角でも金を打って迫る手があるからです。

図4 端にあやを求めました

 図4では、不利だと思っていたので、9五歩と端にあやを求めました。しかし、この手は疑問手でした。私の端も危なくなるからです。

図5 相手の方の疑問手

 図56七金打は、相手の方の疑問手でした。9三歩成から、端攻めが成立していました。しかし、この手は見えませんでした。

 私は、4八歩打と受けましたが、6八歩と打たれていたら、不利でした。銀の逃げ場所がありません

 相手の方は、この手に気づかず、7七金と取ってきました。お互いに、この手は見えていなかったようです。

図6 飛車を捕獲しました

 図6で、飛車の捕獲に成功しました。飛車角交換なので、駒得とは言えないですが、私にも勝機があるのではないかと感じました。

図7 殺到されるのが怖かった

 図7で、角2枚に玉を睨まて、次に8四桂打や7七角成と殺到されるのが怖かったです。6七金と打ったのですが、受け一方の手で勝てるはずがありません。互角に戻ってしまいました。

図8 本当は疑問手

 図84四角打は、疑問手でした。寄せに来ている相手に、駒を渡してしまうからです。しかし、2枚の飛車を使わないと勝てないと思い、決断の一手でした。

図9 相手の方の悪手

 図94六香打は、相手の方の悪手でした。狙いは、同龍ならば、7九角打で王手龍をかけるというものです。しかし、5七玉と上部に脱出することができました。

図10 決め手

 図106二龍が決め手となりました。金で取られてしまいますが、7一角打からの詰みがあります。相手の方は、7一金と受けてきたのですが、同龍で受けになっていませんでした。

 今回は、対抗形マニアの弱点で、序盤で不利になってしまいました。6六歩と止めても、石田流に対抗できる作戦を考える必要があると思いました。

雑記 「桃源暗鬼」22巻を読みました

「桃源暗鬼」22巻

 「桃源暗鬼」22巻を読みました。マンガ沼で、書店員さんもオススメしていました。今回、アニメ化もされるということで、もしかするとヒットするかもしれません。

 作品としては、バトルものの弱点である主人公が強くなりすぎる問題を、キャラクターの多さでカバーしています。しかし、それが逆にわかりづらくなっている部分もあります。

 読み続けるとは思いますが、プライオリティは低そうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました