寄せにもたつきました

寄せにもたつきました 4段への道

「現代振り飛車ってこういうこと」からの学び
先手三間飛車穴熊④居飛車早い6四銀・2二銀
(7二歩とたらして手を稼ぐ)

図1 相穴熊から石田流7四歩と交換
図2 手筋のたらし
図3 4六歩からの手を間に合わせる

 先手三間飛車穴熊④居飛車早い6四銀・2二銀(7二歩とたらして手を稼ぐ)の棋譜

寄せにもたつきました

図1 棒銀 対 三間飛車

 今日のお相手は、レート1632の初段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。

 相手の方のプロフィールには、矢倉マニアとありました。戦型は、図1の棒銀 対 三間飛車となりました。ここから相手の方が、6四銀と出るのが珍しかったです。6四歩が普通です。

図2 指し手に悩みました

 図2で、指し手に悩みました。8八と金が見えているので、忙しい局面です。私は、7三歩とたたいたのですが、この手は緩手でした。歩切れの相手に歩を渡してしまうからです。

図3 相手の方の8五同銀は悪手

 図3で、相手の方の指した8五同銀は悪手でした。同銀で、私の飛車筋が通りさばきやすくなるからです。この後、飛車交換になりました。

図4 先手の飛車打ち

 図47二飛車打が厳しい王手です。相手の方は、5二銀打と受けてきましたが、桂馬を取ってから、4五桂馬と追撃して、私が好調です。

図5 6五歩は緩手

 図56五歩は緩手でした。ねらいは、6六角と出る手なのですが、もっと早く相手の玉に迫る手が、たくさんありました。寄せにもたつき始めました。

図6 5一銀成はいかにも遅い攻め

 図6で指した5一銀成は、いかにも遅い攻めです。相手の方に3五桂打を許して、私の美濃囲いにも手がつき始めました。

図7 詰み

 図7からは、相手の玉に詰みがあります。2四香車・同桂・同銀・同玉・3六桂打・2三玉・2四銀打・3二玉・2三金打という並べ詰みです。寄せをもたつきましたが、勝ち切ることができました。

 今回は、私の玉が安泰だったのでよかったのですが、1手差の勝負では、こんな悠長な寄せは許されません終盤力を鍛える必要があると感じました。

雑記 「ダーウィン事変」8巻を読みました

「ダーウィン事変」8巻

 「ダーウィン事変」8巻を読みました。すべての始まりを知るために、チャーリーは生物学者であり、遺伝上の父親であるグロスマン博士を追って、ルーシーらとともにニューヨークへ向かいます。
 バイオベンチャー企業・ゴルトン社がグロスマンの行方を知っているらしいという話を聞きつけたチャーリーは、ついにグロスマン博士と対面するというストーリーです。

 人間とチンパンジーの子どもという設定により、人権とは何なのかということを考えさせられる作品です。

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