嬉野流の速攻に対する対策
速攻の嬉野流に負けたので、その対策を調べました。しょうめいさん、ありがとうございます。
嬉野流の速攻に対する対策
⑴ 向かい飛車にする
⑵ 7七角・6七銀・7八金とする
ガッチリ守り速攻を受け止める
⑶ 8筋からの逆襲を狙う
三間飛車にこだわらない方が良いことを学びました。
嬉野流からの速攻に負けました
今日のお相手は、レート1586の初段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、力戦派とありました。どんな戦形でくるのかと思ったら、図1のように嬉野流でした。しかも、速攻です。私は、三間飛車で受けました。
図2で、どうするか迷いました。2二飛車と回るのが普通ですが、飛車角総交換になります。2二歩と打って我慢する手も見えました。
お互いに低い陣形なので、どちらが得かわかりませんでした。しかし、美濃囲いに囲っている分だけ得ではないかと判断しました。しかし、この判断は間違いでした。
2二に飛車を打ち込める空間があるので、相手の方に龍を作られてしまいます。私が、若干不利になりました。
図3から3一角打とされて、馬も作られてしまいました。私は、3三桂馬と跳ねて桂馬の活用を図りましたが、相手の龍と馬の力が強くて、厳しい状況です。
図4で、龍を消そうと2四飛車と打ちました。龍を消すことには成功しましたが、5五歩と角を押さえ込まれて、次の手が難しいです。
4五飛車と打ち、馬も消して、局面の打開を図りました。しかし、4五桂が、「桂の高跳び歩の餌食」の格言通り、4六歩で捕まってしまいました。
私は、図5のように4七角と打って、馬を作りにいきました。しかし、3九金と受けられて、桂馬を取られて、不利が拡大しました。
私は、4六歩と打って、と金作りを目指しますが、5一飛車打・6八歩打と受けられて、後続手がありません。
仕方なく、私は2筋の歩を2五・2六と伸ばしました。2七歩成から、相手陣の形を崩す狙いです。しかし、あまりに遅い手に感じます。
図6の2四角が一発逆転を狙った手です。4七歩成から6二の金を取る手を狙っています。しかし、これも冷静に6一金と受けられて、失敗に終わりました。
この後は、冷静な相手の受けに、駒損を拡大して、いいところなく切らされ負けしました。初段とは思えぬ相手の強さに驚きました。
今回の反省は、飛車角総交換のときの形勢判断を間違えたことです。嬉野流の速攻に対する対策も考える必要があると思いました。
レートも1819になり、7月中の目標は達成できなくなりました。一度1850に届いたのですが、その後の負けが痛かったです。明日の7月最終戦には勝ちたいです。
雑記 「恋は包むように寄せよ」1巻を読みました
「恋は包むように寄せよ」1巻を読みました。将棋マンガは、必ず読むようにしています。今回の作品は、棋士と将棋記者の女性の恋愛を描いたマンガです。
将棋マンガと言えば、棋士の勝負を描いたものがほとんどでした。恋愛ものという切り口は新しいと思いました。
しかし、将棋ゆえのオリジナリティをどこに出すのかという部分では、1巻を読んだ限りでは弱かったと言わざるを得ません。
これからの展開に期待します。
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