「現代振り飛車ってこういうこと」からの学び
7二銀に5六歩の変化は怖くない

今日から「現代振り飛車ってこういうこと」で学んだ内容を載せていきます。まずは、急戦編です。
7二銀に5六歩の変化


受け間違って必敗からの大逆転

今日のお相手は、レート1566の初段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、純粋居飛車党とありました。戦型は、図1のように、腰掛銀からの速攻でした。

図2で、7七銀と上がっている形が記憶にありました。しかし、それは、5六の歩がついていない形でした。ここでの正着は、5七銀です。歩を取られないようにする当たり前の手でした。
しかし、記憶の形にこだわってしまって、7七銀と悪手を指しました。しかし、ここからの構想が最悪でした。
相手が6筋から攻めてきているので、当然、飛車を6筋に回るべきでした。ここでも、記憶にある形の6八歩にこだわってしましました。
しかし、もっとひどかったのは、6四歩・4六角という手を指したことです。2二の銀が浮いているので、それをとがめようと6四歩と打ったのですが、当然取ってはきません。
そこで、仕方なく4六角と歩を支えました。しかし、この手で、私が不利になりました。

図3の6九角打・5八角成・5七金打という相手の方の構想も悪くて、私が有利になりました。しかし、この後、私が再び悪手を指します。

図4では、銀に当てて6六飛車と浮くのが正着でした。しかし、6五金と打たれるのが嫌でした。でも、この金は重い手です。この進行は、私が有利でした。
私は、6九飛車と引きました。これで、互角に戻してしまいました。相手の方は、6七歩と押さえてから、5八金と打ってきました。
私は、3九飛車と逃げましたが、5七銀成らずが厳しい追撃で、角を切るしかなくなりました。

図5で、5九飛車と金取りに回りました。この手が悪手で、敗勢になりました。ここでの正着は、7五角打でした。悪いながらも金取りで、4八角打には4九飛車と寄る手があります。
4八角打は読んでいたのですが、6九飛車に対する4八歩成の厳しさを見誤っていました。この歩を銀で取ると5八金と入る手が厳しすぎます。
しかし、この局面で飛車を切るようでは、勝てません。負けを覚悟しました。

図6の5四歩打から大逆転が始まりました。相手の方は、かなり悩んで4四銀と上がったのですが、これが悪手でした。
普通に同歩・5三歩打としていれば、相手の方が有利でした。しかし、6三金打とされるのが嫌だったのかもしれません。飛車を取られてしまうか、と金ができてしまうからです。

図7で、結局、飛車を取ることができました。これで、私が有利になりました。しかし、銀を渡すと、3九銀と打たれる手が気になりました。

図8で、馬も取れる形になり、3九銀と打たれる心配はなくなりました。ここからは、安全勝ちを目指すことができました。

図9からは、5三金打・6四玉・7二龍と駒を補充しながら、相手の玉を追っていって安全勝ちです。大逆転で、勝つことができました。
今回は、読みよりも知っている形にこだわってしまい、受け一方になりました。そのうえ、受け間違いで必敗の形になりました。
大逆転で勝ちはしましたが、実力がついたとは思えません。将棋の本を2冊買ったので、しっかり学習していきます。
雑記 今日のサウナ後スイーツは「極生ドーナツ(和栗ホイップ)」でした

今日のサウナ後スイーツは「極生ドーナツ(和栗ホイップ)」でした。サツドラで買った商品です。今回も20%オフに惹かれて買いました。
この他に、ホイップクリームとチョコクリームの2種類がありました。でも、季節ものと考えて、和栗ホイップを選びました。
ドーナツなので、予想した通りクリームがメインではありません。しかも、甘すぎます。クリームも甘いし、生地の上に砂糖がかかっていて、それも甘いです。
もうリピすることはないでしょう。
コメント