将棋高段者になるための定跡講座
新しい将棋勉強動画を見つけました。それが、以下のリンクの「将棋高段者になるための定跡講座」です。
プレイリストになっていて、23の定跡動画を見ることができます。その1つ目が「パックマンの定跡と対策」でした。
パックマンは、図のように歩をあえて取らせる戦法です。この後、後手は飛車を4筋に回ることで成ることができます。ただ、先手も図から5筋に先に角が成れます。
後手は、先手が角を成ったとき、すぐに飛車を成らないのがポイントです。角道をあけるために3四歩とつきます。
先手は角で香車を取られるわけにはいかないので、銀で受けてきます。その後で、後手は飛車を成るのです。ハメられるほどの奇襲ではないですが、力将棋になります。
私は基本的にこの変化がいやなので、今まで歩を取ったことはありません。しかし、この定跡講座では、歩を取った後に角を6六に引くという対策を学びました。
AIでこの対策を判定すると、互角でした。しかも、AIの推奨は角を成ることなのでビックリしました。その後の変化も調べたのですが、互角の力将棋です。
私のパックマン対策は、歩を取らないがよさそうです。
勝敗を分けた1手!
今回も石田流に相手の方が組ませてくれました。相手は、エルモ対策(腰掛銀からの6三金型)でした。相手から仕掛けてこなかったので、こちらからやや強引に仕掛けました。
上の図は、互角です。ここから相手の方の最善は、飛車を取ることです。これで互角なのですが、飛車を取られた私が切らされてしまう可能性もありました。
勝敗を分けたのは、相手の方の指した7四同歩です。ここから桂馬で攻めて、飛車金両取りを受けたときに、私の飛車が助かりました。
それからあとは、一方的に私が優勢になり勝ち切ることができました。レーティングは1842となり、かなりバッファーができました。
雑記
明日から3泊4日で、天童桜まつりを見に行きます。もちろん、ねらいは人間将棋です。一度は行きたいと思っていました。そこで、退職後いちばんに計画しました。
山形県はたぶん初めてです。東北地方は、修学旅行の引率で何度も行っています。しかし、岩手県や宮城県という太平洋側が多いのです。
JRに一人で乗るのは、大学以来かもしれません。30年ぶりです。えきねっとでチケットを取ったのですが、正直不安です。
ただ今が一番若いので、挑戦するなら今しかないと思いました。楽しみ半分、不安半分です。楽しむことができればいいなあと思います。
写真を撮影してきて、このブログでご紹介します。
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