「一撃!対振り飛車へなちょこ急戦」からの学び
53.対中飛車後手番5六銀
(6五歩から桂を跳ね5四歩で切り返せる)


7七角成・同桂・4四角が王手になる

飛車走りから横歩を取る
53.対中飛車後手番5六銀(6五歩から桂を跳ね5四歩で切り返せる)の棋譜
切らせて勝つのは難しいです

今日のお相手は、レート1683の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、対抗形マニアとありました。戦型は、図1の四間飛車穴熊 対 速攻となりました。
図1で、4五同歩と取ると3三角成・同銀・6五桂が桂取りと角成りの両狙いになります。
相手の方は、8二銀と穴熊のハッチを閉じました。私は、飛車先を切ってから、4四歩と取り込みました。

図2では、2二歩が最善手で、そう指せてよかったです。4五桂馬も考えたのですが、4四角・同角・同飛車が桂取りで、相手の先手になります。
相手の方は、4四飛車と取ってこられました。私は、桂馬を取って、桂得になりました。

図3で、7七角打とした手が悪手でした。正着は、飛車を狙って8六桂打でした。
7六飛車と走られて、銀を取ると玉が取られるので、取れません。互角に戻してしまいました。

図4で、4五同歩と取ったのが、正確に指されたら負けたかもしれない大悪手でした。3三角打とされていたら、飛車取りと7七角成の両狙いで、負けだったでしょう。
相手の方は、7七角成から3三角打で王手飛車をかけてきました。しかし、これなら、まだ戦えます。

ずっと私が不利だったのですが、図5で、相手の方が指した7四桂打が悪手でした。正着は、9七馬ですが、香車で取られるところなので、指しづらい手でした。
馬を取ることができて、私が有利になりました。

相手の攻めを切らせようと指し進めたのですが、図6で悪手を指しました。3一龍と攻めに出てしまったのです。
5六銀打とされて、いっぺんに危なくなりました。形勢も互角に戻りました。

図7の5六金打は、王手銀取りでよい手に見えます。しかし、この手が緩手でした。5五金と取ると金がそっぽです。私が不利でしたが、互角に戻りました。

図8の相手の方が指した6七桂打は悪手でした。6八金と逃げられて、攻めが難しくなっています。これで、私が有利になりました。

図9で、私の攻めのターンがようやく回ってきました。4一飛車打として、相手の玉に詰めろをかけました。

図10で、相手の方が投了されました。私の玉に迫るには、4七香成くらいですが、攻め駒がないので、しばらく詰めろをかけられません。
今回は、相手の攻めを切らせにいったのですが、私レベルでは、かなり難しかったです。途中で、負けにしてしまっていました。
やはり、きちんと攻め合いになる将棋を目指さなくてはいけないと思いました。
雑記 「アマチュアビジランテ」2巻を読みました

「アマチュアビジランテ」2巻を読みました。マンガ沼・マコなり社長の両者がオススメしていた作品です。才能がないと思っていた若者が、暗殺者としての才能だけがあることに気づくという作品です。
確かに強いのですが、超人的な強さではなく、リアルに強いタイプです。このタイプは、ストーリーに面白さがないと戦闘シーンだけでは、すぐに飽きられてしまいます。
これからの展開が、楽しみです。


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