セルフマネジメント倶楽部
【本027】『仕事の思想』(田坂広志)
1,283 回視聴 2021/05/21
1.思想~現実に流されないための錨~
・「働く」目的は?
困難や苦労で仕事から逃げ出したくなる
生理的欲求
安全欲求
→ この2つの話をしている
仕事は生活の糧を得るため
生活のために労働力を切り売り
・「サバイバル」「生き残り」の思想
一生懸命仕事をするのはなぜ?
生活の糧を得るため ✖
生き残るため ✖
もっと素晴らしい何かのため 〇
→ 深みのある「仕事の思想」が必要
2.成長~決して失われることのない報酬~
・「仕事の報酬」の4ステップ
⑴ 報酬は給料
物足りなさを感じるようになる
⑵ 報酬は能力
仕事が面白くなってくると見える世界
⑶ 報酬は仕事
面白い仕事に取り組めるようになる
⑷ 報酬は成長
人間として成長する
→ 失われることのない報酬
3.目標~成長していくための最高の方法~
・夢を語ることが成長の方法
目標がエネルギーを生み出す
難しい課題に挑戦する
→ 人間は最も成長する
夢を語ることで責任を負う
自分自身を追いつめる
→ 成長するための優れた方法
・夢は本気で語ること
深層心理
本当に実現するのかという疑念
無邪気さや純粋さが必要
大人になると失われていく
→ 物事を2分して考えるから
例 できる・できない
多重人格のマネジメント
無邪気さ・純粋さに気づくことが大切
4.顧客~こころの姿勢を映し出す鏡~
・仕事における「成長の鏡」とは?
顧客
厳しいことを言う顧客
→ 自分を成長させる
・最も厳しい顧客とは?
無言で去る顧客
注意深く見ると文句や不満
→ 無言のメッセージに気を配る
例 表情
うなづき方
首の傾げ方
目の配り方
目を合わせたときの視線
何気ない質問のニュアンス
やり取りの呼吸
問いかけへの答え方
会議全体の空気
別れるときの余韻 など
5.共感~相手の真実を感じ取る力量~
・顧客との共感が重要
自分の心の成長につながる
顧客から共感を得る ✖
顧客に共感する 〇
・共感とは?
自分の価値観 ✖
世間の常識 ✖
→ 相手にとっての真実を感じ取ること
自分の心も成長する
・共感で気をつけることは操作主義
もう1つの「北風と太陽」の物語
北風は力づく
旅人のマントを脱がそうとする
寒さでマントをしっかりつかむ
北風は失敗
太陽はポカポカ暖める
自然にマントを脱がせようとする
旅人は太陽に言う
「あなたの思い通りにはならない」
相手を操作しようとすると見抜かれる
操作主義の怖さ
6.格闘~人間力を磨くための唯一の道から
・人間力を高めるには?
相手と真剣に正対する
緊張が生み出す苦痛と闘う
→ 精神の限界に挑戦する
物わかりの良いマネージャー
無意識に格闘や苦痛を避ける ✖
→ 格闘を避けるカモフラージュ
・傷つかない距離は安全な距離
最適な距離ではない
相手の心に正対する修練
→ 人間力をつけるために必要
7.地位~部下の人生に責任を持つ覚悟~
・ノブリス・オブリージュ
地位を得ることは義務と責任を負うこと
・生活の糧を得るために働く人
義務や責任はプレッシャーでしかない
・実りある人生のために働く人
義務や責任は働きがい・自分自身の成長
・なぜ義務や責任が働きがいに繋がるのか?
部下を鍛え、自分自身も成長できるから
マネージャーの精神を持つこと
・マネージャーになるとは?
責任が重いおかげで報われる苦労ができる
そういう立場に立つこと
部下を成長させることで自分も成長できる
他人の人生に責任を持てる人
→ 最も成長できる人
例 徳川家康
「人の一生は重荷を負うて
遠き道を行くがごとし
急ぐべからず」
8.友人~頂上での再会を約束した人々~
・マネージャーを支えてくれるもの
責任感と覚悟
加えて友人が大切
苦しいときや迷いのときに支えてくれる
・友人とは?
登っていく道は異なっても目指す頂は1つ
頂上の再会を信じあえる人たち
9.仲間~仕事が残すもうひとつの作品~
・仕事の作品とは?
商品とサービス
それに加えて職場の仲間
共に働くご縁
その体験こそが素晴らしい作品となる
10.未来~後生を待ち今日の務めを果たす~
・どんなに頑張っても夢が破れることがある
夢を実現するために力を尽くしたかが重要
力を尽くして歩み未来に思いを馳せる
・恐るべきは夢が破れることではない
夢に向けて力を尽くさないこと
このことこそ恐れるべき
文字情報とイラストのバランスの良い独り語りです。この作品からは「マネージャーになること」が刺さりました。私は自分だけのことを考えがちです。もっと人のために何ができるのかを考えようと思いました。
サラタメさん
【自分が恥ずかしくなるレベルの本質】名著『仕事の思想』が語る一流ビジネスパーソンの条件
482 回視聴 2023/03/22
・仕事の捉え方とレベル
レベル1
給料が報酬
レベル2
能力が報酬
レベル3
仕事が報酬
レベル4
人間的な成長・成熟が報酬
・本書の骨太すぎる主張
仕事の報酬が給料
レベルが低い
仕事の理由をレベルアップすべき
・ジャズ好き商社マンの話
⑴ 内定者の時代
ジャズで食っていくのは無理
商社で働く
ジャズで演奏し続ける
そのために働く
好きなこと
やらざるを得ないこと
→ 両立で生きていく
レベル1の状態
給料が報酬
⑵ 社会人3年目
ジャズクラブで再会
ジャズと仕事を両立していた
仕事の調子をきいた
仕事が面白くなってきてしまった
お金以外の報酬に気づき始めた
レベル2の状態
能力が報酬
できなかったことができるようになる
それが楽しいと思えてくる
例 ゲームのレベル上げ
絵を描くとき絵の具の色が増える
⑶ 社会人10年目
仕事の話ばかりするようになった
ジャズよりも仕事が楽しくなった
仕事を任せてもらえる
自分のやりたい方法で実現できる
→ レベル3の状態
仕事自体が報酬
魅力的な仕事自体が喜び
受動的だったものから能動的になった
仕事の全体像が見えるようになってきた
自分主体の仕事が生まれてくる
企画力が重要
突飛な発想をする力 ✖
おもしろ大喜利 ✖
「三方よし」を実現する力 〇
自分
会社
社会 この3者をハッピーにする
企画力を身につける方法
仕事の表側だけではダメ
仕事の裏側で動いているものを知る
ヒト
モノ
カネ
情報 を把握する
⑷ 社会人15年目
仕事は本気で打ち込めば何でも面白い
会社でなくてはならない存在になった
→ レベル4の状態
成長自体が報酬
人間としての成長・成熟
自分のやりがい・成長 ✖
会社と社会を喜ばせたい、貢献したい
自分は犠牲になってもいい
→ 人間的成長ができる
・なぜ人間性を高めることを報酬とすべきか
人間的成熟は誰にも奪えないから
能力や仕事は得られない可能性もある
能力の報酬
年老いるとスキルが上がらなくなる
仕事の報酬
やりがいある仕事は任せてもらえない
成長を報酬
必ずその報酬は手にすることができる
誰かに貢献して人間的に成熟する
大きなトラブルにも動じなくなる
他人の成功を心から喜べる
→ 自分の心の話
誰にも邪魔できない
・サラタメ的補足
仕事の思想をこじらせないために
報酬は給料ではなく仕事という考え方
他人に押し付けられるものではない
押し付けられた時点でブラック企業の戯言
自分の実体験からたどり着くもの
・仕事の思想は知識だけでは全く意味がない
自分で体験してたどり着く必要がある
試行錯誤をしないと本質は身につかない
本要約と言えばのサラタメさんです。今回の作品からは「仕事の思想は知識だけでは全く意味がない」という言葉に重みがありました。実際にブラック企業で働いたサラタメさんならではの言葉の重みです。私も55歳にして誰からのために働くという方向に少しずつ舵を切っている段階なので、よく理解できました。
Eagles読書
Eagles読書チャンネル①「仕事の思想」
302 回視聴 2022/01/03
・なぜ我々は働くのか?
パンを得るための手段 ✖
例 高年収が保証される人気職業
有給休暇が多い優良企業
ホワイト企業
→ 雑誌で特集されがち
・サバイバルな時代
どうしたら生き残れるのか
安全の欲求
生理的な欲求
→ ここを目指すための仕事 ✖
・仕事の報酬とは何か?
給料
稼いだ給料で自分の好きな人生を送る
能力
できなかったことができる楽しさ
仕事
やりたい仕事とやりがいが1つになる
成長
見えなかった心の世界が見える
文字情報多め、イラスト少な目で小さな枠で顔出しする女性による独り語りです。この作品からは「パンを得るために働く」ことに過去の自分が重なりました。お金のために働くことのむなしさを思い出しました。
今日のアクションプラン
人のために働く
今日のアクションチェック
今までは、お金やスキルアップのために働いてきました。
残りの10年は、人のために働きます。
今日はスプレッドシートで2つのプログラムを作成しました。
連休明けに、喜んでもらえると嬉しいです。
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