フェルミ漫画大学
【漫画】「人生が変わる最高の呼吸法」をわかりやすく解説【要約/パトリック・マキューン】
35,970 回視聴2021/11/24
・口呼吸だけは今すぐやめた方がいい
デメリットが多すぎる
・深呼吸は体にいいというのは間違い
酸素は筋肉を効率よく動かすための燃料
しかし、血中にはすでに酸素が溢れている
人間の安静状態のときの血中酸素飽和度は95%以上
→ この状態で深呼吸しても酸素は入らない
・二酸化炭素は体内に運ばれる酸素の量を決めている
酸素を運ぶのは、血中に含まれているヘモグロビン
ヘモグロビンが働く条件が、血中に二酸化炭素があること
→ ヘモグロビンは血中に含まれる二酸化炭素の量で仕事量を変える
二酸化炭素が多い 酸素を体内に運ぶ
二酸化炭素が少ない 酸素を手放さなくなる
組織や臓器への酸素供給量が減る
・過度な呼吸が倦怠感や疲労感を引き起こす
現代人は、呼吸過多
口呼吸・いびき・ため息・深呼吸が証拠
呼吸が増えれば、二酸化炭素が排出される
→ 血中の二酸化炭素量が減る
体内に酸素が送られなくなる
疲労感・倦怠感・運動時の息切れ
・鼻は呼吸のためにあり、口は食事のためにある
口呼吸は、必要以上に二酸化炭素を排出する
→ 鼻呼吸に切り替える
口呼吸は健康問題を引き起こす
鼻の血管が炎症を起こして腫れる
鼻内部の粘液の分泌が増える
→ 鼻づまり
空気中の細菌やバクテリアが直接肺に入る
→ ぜんそくの原因
鼻呼吸のメリット
鼻のフィルター機能で雑菌を直接吸い込まない
吸い込む空気が温まり、冷たい空気を直接吸い込むことがない
・BOLTで自分が呼吸過多になっているかどうかを知る
BOLT = 体内酸素レベルテスト
ストップウォッチを準備
10分前から安静
鼻から普通に息を吸い、鼻から普通に息を吐く
その後、鼻をつまんで完全に息を止める
ストップウォッチを押す
「息をしたい」という最初の欲求を感じるまでの秒数を計る
→ BOLTスコア
・BOLTスコアの基準
10秒以下 ぜんそくなど健康面に問題あり
10~20秒以下 口呼吸、鼻詰まりなどあり
20~30秒以下 呼吸過多の傾向あり
30~40秒以下 無理のない呼吸ができている
40秒以上 最小限の呼吸ができている
→ 呼吸トレーニングで伸ばすことができる
・BOLTスコアを上げるためのトレーニング法
①二酸化炭素のロスをなくす
常に鼻呼吸を心がける
寝るときに口にテープをはる
自分の1日の呼吸量を観察する
ため息は一気に呼吸量が増える
話すときもまくしたてない
②軽い呼吸は正しい呼吸エクササイズを行う
⑴ 鏡の前に座って行う
⑵ 背筋を伸ばし肩の力を抜く
⑶ 片方の手のひらを胸に当て、もう片方をおへそのすぐ上に当てる
⑷ 息をしながらお腹を手でやさしく押して、呼吸への抵抗を作る
⑸ だんだん呼吸を小さくしていく
⑹ 我慢できるレベルの息苦しさにする
エクササイズを続けると、浅い呼吸でも苦しいと感じにくくなる
3~5分くらい続けられるのが目標
③疑似高地トレーニング
⑴ 1分間普通に歩く
⑵ 鼻からゆっくりと息を吐いて、鼻をつまんで息を止める
⑶ 中~強程度の息苦しさを感じるまで息を止めたまま歩く
⑷ 苦しくなったら手を放して鼻から息を吸う
⑸ 15秒間は呼吸を最小限にして通常の呼吸に戻す
⑴ ~ ⑸ が終わったら30秒ほど歩いてもう一度行う
8~10回、繰り返す
① → ② → ③ とレベルを上げていく
マンガで本要約のフェルミ大学さんです。今回の解説は、メチャクチャ詳しいです。ボルトスコアの計測とトレーニングを実践できるようになっています。今回の本の内容をかなり重要視されていることを感じました。
YouTube図書館【毎日2本】
【9分で解説】トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法(パトリック・マキューン / 著)
14,558 回視聴2020/08/09
・正しい呼吸法を身につけることで一生続く健康が手に入る
口呼吸が体に悪い
汚い空気が体に入る
守ってくれない
鼻呼吸は安全
虫歯にもなりにくい
守ってくれる
鼻は呼吸のためにある
口は食事のためにある
・酸素のとりすぎは体に悪い
高地で暮らす人の方が長生き
酸素が少ないから
長野県は日本一長生きする県
鼻呼吸は、高地と同じような酸素の少ない状態を再現できる
・呼吸を減らすとすべてが変わる
私たちは、食べ物には関心を持ちが、呼吸には無関心
人間は慢性的な呼吸過多
・呼吸過多かどうかを知るための質問
①日常生活で口呼吸をしていることがあるか?
②眠っているときにいびきをかくか?
③ため息が多いか?
④鼻づまり、倦怠感、ふらつき、めまいなどがあるか?
・自分で体内酸素レベルを測定する
ボルトスコアの測定方法
①鼻から普通に息を吸う
②鼻をつまみ、息を止め、時間を計る
③息をしたいという最初の欲求までの時間
通常の人は20秒前後になる
理想的なのは40秒
5秒伸ばすことができるだけでも、健康改善を実感できる
・ボルトスコアの改善方法
①起きているときも、寝ているときも、常に鼻呼吸をする
②ため息をつかない
③あくびをするときや話すときに大きく呼吸をしない
④一日の自分の呼吸を観察する
毎日2本のYouTube図書館さんです。今回の作品は、最初に章立てがありません。章立てが無いと大きな区切り目が分かりません。最近の作品のように番号を付けて区切られている方が分かりやすいと思いました。
高岡尚司のゼロベースランニングチャンネル
深呼吸が体に悪い!?書籍「最高の呼吸法」をレビューしてみた!【ゼロベースランニングキャスト】
3,444 回視聴2020/03/11
・3つのポイント
①ボーア効果
②二酸化炭素耐性
③鼻呼吸
①ボーア効果
たくさん酸素を吸えば、筋肉に届くと思っている人が多い
活用できる酸素の量は、血液中の二酸化炭素の量で決まる
ボーア効果とは
血中の二酸化炭素濃度が、ヘモグロビンの酸素結合に影響を与えること
息を吸い過ぎても、筋肉には届かない
②二酸化炭素耐性
慢性的な呼吸過多になっていると、二酸化炭素に敏感に反応するようになる
二酸化炭素の役割
ボーア効果
気道を拡張する
血液のpHの最適化
二酸化炭素耐性が低下すると、二酸化炭素によるメリットを取りこぼす
呼吸をゆっくり、回数を減らす
・二酸化炭素耐性を高めるためのトレーニング
実際に本を読んでみてほしい
③鼻呼吸
一酸化窒素の分泌を促す
鼻腔から分泌される
・一酸化窒素の役割
⑴ 血管拡張による血圧の調整
⑵ ホメオスタシスの維持
⑶ 神経系の情報伝達物質
⑷ 免疫機能の最適化
⑸ 気管の呼吸機能改善
一酸化窒素分泌のためにはハミングが有効
音声だけで、動画やアニメーションはありません。聞き流すための作品です。今では、あまり見られなくなった手法です。動画やアニメーションに慣れてしまったので、物足りなく感じました。
今日のアクションプラン
・ボルトスコアを計測し、ボルトスコアをあげるトレーニングを行う
今日のアクションチェック
ボルトスコアを計測したところ18秒でした。18秒は、口呼吸・鼻詰まり有の下から2番目に悪いグループです。
実際、寝ているときの口呼吸がクセになっていました。でも、鼻呼吸で生活する訓練をするうちに、寝ていても鼻呼吸ができるようになりつつあります。
これからも、鬼滅の刃のように呼吸を意識して生活していきたいと思います。
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