10分読書@しまこ
【本要約】「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方(加藤俊徳)」を15分で解説してみた
1,093 回視聴 2023/03/26
1.大人には大人の勉強法がある
・学生脳より大人脳の方がレベルが上
学生脳
器官として未熟で未発達
脳の成人式は30歳
本来の力を発揮できるようになる
頭がよくなるのは大人になってから
・大人になって記憶力が落ちた人
学生脳と同じ使い方をしている
記憶力が下がったと勘違いしているだけ
→ 記憶力は加齢によって下がらない
2.大人脳の取扱説明書
①8つの脳番地の特徴を理解する
・脳は得意分野ごとに集団を形成している
脳番地とは?
脳の中で部署のような役割を果たす場所
・8つの脳番地
⑴ 思考系脳番地
思考・意欲・想像力
何かを考えるときに働く
⑵ 理解系脳番地
目や耳から入ってきた情報を理解する
情報を取捨選択する
必要なものは記憶系に渡す
⑶ 記憶系脳番地
ものを覚え思い出すときに働く
短期記憶から必要なものを長期記憶へ
⑷ 感情系脳番地
喜怒哀楽を表現する
⑸ 伝達系脳番地
伝達系の活躍で記憶系が働きだす
⑹ 運動系脳番地
体を動かすこと全般
運動系が働くと全ての脳番地が働く
⑺ 視覚系脳番地
目で見た情報を脳に集積させる
⑻ 聴覚系脳番地
耳で聴いた音を脳に集積させる
②大人は学生時代までの勉強法をリセット
・大人の記憶系脳番地
単独ではなかなか働かない
ひたすら暗記するような学習法 ✖
→ 大人には不向き
3.大人脳の使い方
①覚えたいときは覚えるより理解するが正解
・子どもの記憶法
最初に聞いて覚える
聴覚系 → 記憶系
覚えてから理解する
記憶系 → 理解系
・大人の記憶法
記憶する前に疑問がわいてくる
意味を理解してから記憶する
→ 理解系を働かせることがポイント
②様々な脳番地を一気に働かせることがコツ
・付箋を貼ったり重要な言葉に線を引く ✖
大人脳には効果的ではない
視覚系以外はほとんど働いていない
・大人脳で効率的に勉強するには?
1つの脳番地に頼る ✖
様々な脳番地を一気に働かせる 〇
→ 3つ以上で脳はフル回転
③喜怒哀楽で記憶力がぐんとアップする
・情報は脳の海馬へ
海馬は記憶の調整役
突出した記憶がない
→ 重要な情報ではないと判断
記憶を消去する
・海馬の隣には感情系脳番地がある
感情が大きく動く出来事
感情系と記憶系が刺激される
→ 海馬が重要だと判断する
勉強に感情が伴うようにする
記憶力はぐんとアップする
苦手なものに取り組むとき
好きを近くに置いてセット化する
例 大好きなカフェラテを飲み勉強
試験に合格した時のご褒美を決める
好みのタイプの先生から教わる
④覚えたい知識と顔なじみになっていく
・視覚系と聴覚系は情報を選り好みする
例 生死に関わること
興味があること
過去に見聞きしたことがあるもの
過去に見聞きしたことに似ているもの
・知っている情報
視覚系や聴覚系に指示が出る
それを見ろ!
これを聞け!
例 人ごみの中で知り合いを見つける
雑踏の中で声を聞き分ける
・キーワードと顔なじみになっておく
繰り返しやってくる情報には愛着がわく
覚えたい情報との親密度を上げる
例 いきなり参考書 ✖
YouTube動画でまず見る 〇
⑤アウトプットを意識しながら勉強する
・記憶力がいい
使いたい記憶が引き出せること
アウトプットを意識した勉強法が重要
・インプットに関わる脳番地
視覚系
聴覚系
理解系
記憶系
・アウトプットに関わる脳番地
運動系
思考系
伝達系
感情系(インプットにも関わる)
・インプットの時点からアウトプットを意識
伝達系脳番地
脳の連携プレーのために重要
・脳科学的に一番オススメな方法
⑴ アウトプットを意識しながらインプット
⑵ 考えたことをノートに書き出す
⑶ 誰かに説明するように話す
→ アウトプットのミルフィーユ状態
⑥ウォーキングで脳の情報処理能力をアップ
・運動系は脳全体を回すトリガー
運動しないと頭が悪くなる
オススメの運動はウォーキング
・ウォーキングの目安
1日合計60分
脳の健康維持が期待できる
文字情報とイラストのバランスが取れた独り語りです。今回の作品からは「アウトプットのミルフィーユ状態」が印象的でした。孤独な私は人に説明することはできないと思っていました。でも、説明するように話すだけで良いことに気づきました。
YouTube図書館
【重要】50代以降も脳は伸び盛り!学生時代よりも勉強するのに最適な時期です!「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方」加藤俊徳
10,727 回視聴 2023/05/12
1.脳のピークは40代後半から50代
・脳が刺激を浴びると急成長する
30代はライフステージの変化が多い
例 就職
昇進
結婚 など
40代で脳の成長は衰えない
脳の機能は中年以降に熟成する
・スーパーブレインエリアとは?
複雑な情報処理を担う脳細胞集団
超側頭野
記憶や理解を担う
→ 30代でピーク
分析や理解をする
→ 40代でピーク
超前頭野
実行力や判断力を司る
→ 50代でピーク
・60代以降も脳は成長し続ける
超脳野をしっかり働かせること
2.脳番地の生産性を上げるには環境づくり
・脳番地とは?
脳の中で部署のような役割を果たす場所
⑴ 思考系脳番地
思考・意欲・想像力などを司る
何かを考えるときに働く
⑵ 理解系脳番地
耳から入ってきた情報を理解する
⑶ 記憶系脳番地
ものを覚えるときや思い出すときに働く
⑷ 感情系脳番地
喜怒哀楽を感じて表現する
⑸ 伝達系脳番地
コミュニケーションを通じて意思疎通
⑹ 運動系脳番地
手足口など体を動かすこと全般に関わる
⑺ 視覚系脳番地
目で見た映像や読んだ文章を脳に集積
⑻ 聴覚系脳番地
耳で聞いた言葉や音を脳に集積させる
・8つの脳番地が働く環境を整える
成長し続ける脳を育てるポイント
思考系
理解系
記憶系
→ ブレインのトップ3
3.よりよい情報を集めるには運動が大切
・行動で刺激を受けてそこから情報を得る
行動を司るのは運動系脳番地
まずは運動することが大切
・運動すると視覚系と聴覚系も働き出す
視覚系と聴覚系の特徴
情報に対する選択性がある
→ 見つける力を活かすこと
大人の勉強法にプラス
・視覚系と聴覚系のどちらが強いか
どちらが強いか特性を活かして勉強すべき
4.好きなものしか見てないし聞こえない
・情報を全て記憶していたら脳は満杯になる
必要と思われる情報だけを受け入れる
よく見てよく聞けるようになること
→ 最初のポイント
・視覚系と聴覚系には選択性が備わっている
生死に関わること
興味があること
好きなもの
過去に見聞きしたことがあるもの
過去に見聞きしたものに似ているもの
→ これらは記憶に残りやすい
脳に入ってきやすい
・知ってる情報に出会う
視覚系や聴覚系に指示が出る
それを見て!
これを聞いて!
例 人ごみの中で知り合いを見つける
人ごみの中で声を聞き分けられる
・勉強する分野とあらかじめ顔なじみになる
覚えたい知識と自分の親密度を上げる
視覚系と聴覚系が勝手に情報を集める
→ 大人の勉強法のコツ
5.アウトプットを意識しながら勉強する
・覚えた事を引き出せる能力が重要
アウトプットを意識した勉強法を心がける
・インプットの役割を持つ脳番地
視覚系
聴覚系
理解系
記憶系
・アクションを起こす役割を持つ脳番地
感情系
思考系
運動系
伝達系
→ アウトプットの役割
・脳の出力強化性
アウトプットのために情報を思い起こす
より強く記憶される
→ アウトプットの比率を高めていく
年齢とともに重要になる
例 SNSで発信する
ノートにまとめて音読する
・自分に問いかける癖をつける
自分ならどう考えるのか
→ アウトプットの能力が磨かれる
・脳科学的に最もオススメな方法
⑴ アウトプットを意識してインプット
⑵ 考えたことをノートに書きだす
⑶ 誰かに説明するように話す
6.読書で学び直すとき効率のいい勉強法
・音読は記憶の定着にプラスに働く
複数の脳番地を同時に働かせる
でも音読できない環境もありうる
・内容を誰かに説明するつもりで読む
読んだ内容をパワーポイントでまとめる
自分なりの考えをまとめる
→ 思考系・理解系の脳番地が働く
7.脳は期限が大好物
・脳は怠けもの
期限を最初に決めて取り組むことが大切
期限が短い方が脳はフル稼働する
脳が作業しやすい時間
20分~50分
・苦手意識のあることを短めに期限を設定
時間を10分~20分単位で細かく区切る
50分間を通して集中を維持できる
・期限を決めておくと記憶力がアップする
時間を細かく区切った学習法
集中力と記憶力を高めて一石二鳥
・理解系脳番地を鍛える方法
毎日のルーティンを時間を区切って行う
例 5分間でカバンの中身を整理する
今から15分で身支度を整える
多作のYouTube図書館さんです。今回の作品からは「脳は期限が大好物」が刺さりました。なるべく期限を短く区切って作業を行うようにします。
今日のアクションプラン
期限を短く区切って作業を行う
今日のアクションチェック
私は退勤時間後になるべく働かないようにしています。
その代わりに1時間前出勤を心がけています。
始業からはやることが決まっているので、それまでの時間でやるという「締め切り効果」を活用しているのです。
朝は頭が冴えているので一石二鳥です。
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