本要約チャンネル【毎日19時更新】
【最新作】「ビジネスの未来」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
67,455 回視聴2021/03/16
・ビジネスの在り方を考察した本
なんのために働き、何のために生きるのか?
真に豊かで生きるに値する社会に変えていく
・私たちはすでに幸福になっている
現代人は物質的な豊かさを得ることが行動原理にならない
・日本人の意識調査(生活満足度)
物質的満足度は40年で大きく向上した
生活満足度が高い層はより高くなったが、低い層は停滞気味
SDGsの誰も置き去りにしない社会の考え方に反している
・停滞している今よりも、バブルだった頃の幸福度の方が低いのはなぜ?
経済を成長させることに、もはや大きな意味はない
かつての人々なユートピアとした社会に近い
ただ、国家的ノスタルジーに囚われているだけ
・経済的覇権を競い合うフェーズは終わった
人類全体が共生し、幸せになっていくのかを考える段階に入った
・消費の非物質化が起こっている
ポスト近代社会
生活必需品ではないものや承認欲求のためにお金を使うようになっている
・ビジネスは存在意義を失った
マーケティングによって延命を図ってる
消費者の気づかなかった不満をあぶりだす
需要の飽和は先送りできても、生活の豊かさや幸福には繋がらない
ビジネスに意義を見出せなくなった人が増えている
・人間が人間らしく生きるとはどういうことか
100年前につくられたGDPの数値を上げることに意味はない
モノの生産量で国力を測る時代は終わった
・世界経済フォーラムの次のテーマ
グレートリセット
資本主義から才能主義へ
・「資本は無限に増殖する = 資本主義」は維持できない
金利がゼロに近い水準に落ち込んでいる
社会が成長するという期待が金利を上げている
金利ゼロは、社会が成長しないということを表している
・才能主義
経済発展ではなく、よりよい社会実現のために才能と時間をいう資源を投入すること
私たちは何のために生きているのかを見つけることが生きている意味
・経済合理性では解決できない問題
市場原理主義の限界
①普遍性が低い問題
②難易度の高い問題
この2つには取り組めない
・物質的な満足は、ほぼ終了した
「ほぼ」とは、取り残された人たちがいるから
食料に困る人
子供の貧困
希少疾病
置き去りになる人々が出てくるのが資本主義最大の問題点
・金銭的価値観を超えた価値観を身につけることが必要
衝動によってしか解決できない
ベーシックインカムのような経済セキュリティネットが必要
・誰も置き去りにしない社会をつくれるかが問われている
1日2本の本要約チャンネルさんです。長いですが、一気に見させる力があります。置き去りにされている人々にどう対応していくのか、資本主義の限界について考えさせられました。
明快キング
【最新刊】山口周『ビジネスの未来』を解説
6,852 回視聴2021/01/10
・ビジネスは、その歴史的使命を終えつつある
「経済とテクノロジーの力によって、物質的貧困を社会からなくす」というミッションの終了
低成長・停滞・衰退は、悲しむべき状況ではない
・安全で便利で快適なだけの世界
→ 真に豊かで生きるに値する社会へ
・私たちはどこにいるのか?
物質的な生存条件の確保は終了
先進7カ国のGDP成長率は下降トレンド
→ GDPという指標は、人々の希望を失わせてしまう
先進7カ国の生産性も下降トレンド
→ 無限の上昇・拡大・成長は、幻想
・私たちはどこへ向かうのか?
経済性をベースに動く社会
→ 人間性をベースに動く社会
企業のイノベーションが新たな経済価値を生み出してはいない
既存のメディアの売り上げを奪っただけ
経済合理性限界曲線の外側にある問題に企業は取り組むことはできない
→ いつまでも解決されない
人間性をベースに考えなければならない
経済合理性を超えたモチベーションのある社会へ
・私たちは何をするのか?
①真にやりたいコトを見つけ、取り組む
②真に応援したいモノ・コトにお金を払う
③ユニバーサル・ベーシック・インカムの導入
アニメーションが美しく、落ち着いた声に好感が持てます。見出しの立て方もうまく、しっかり内容が分かりやすくなっています。
本要約チャンネル【本の大学院】
【7分で要約】「ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す」を解説!【2020年12月発売】
1,352 回視聴2021/02/05
・低迷する経済状況や混沌する社会情勢の不安
悲しい社会ではなく、喜びに満ちた社会へ
・ビジネスは歴史的使命をすでに終えているのでは?
経済とテクノロジーの力によって物質的な貧困を社会からなくすこと
物質的な成長をすでに解消
→ 成熟した明るい高原社会へ
ビジネスが停滞するのは当たり前
・バブル経済成長期よりも今の方が幸福度が高い
生活満足度と経済成長に相関はない
経済成長がないと豊かに生きられないと思っている心の貧しさが問題
・イノベーションによる経済発展はあり得ない
インターネットは富の移転を起こしただけ
市場全体の規模は増やせなかった
失業促進・報酬格差の拡大を招いた
・社会・働き方・消費活動はどうなる?
コンサマトリーな社会になる
コンサマトリー ~ いま、この瞬間に感じられる愉悦と充実を追求すること
真にやりたいことを見つけ、取り組むことが必要
とにかく夢中になれる仕事に取り組むようになる
行動の量を最大化し、夢中になれるものを見つける
夢中になれる人生は、時間と労力を浪費した先にある
労働の喜びは、他の人が喜ぶという精神的報酬になる
消費・購買 → 贈与・応援
真に応援したいもののみにお金を払う
→ 責任ある「消費」
他の要約は「どのような社会になるべきか」というところに重点を置いています。しかし、「個人としてどのように行動すべきか」に焦点を当てていることが新しく感じました。おもしろかったです。
コメント