フェルミ漫画大学
【要約】スマホ失明【川本晃司】
26,319 回視聴 2023/07/30
・近視の先には失明がある
失明の原因トップ5
1位 緑内障
2位 糖尿病網膜症
3位 網膜色素変性
4位 黄斑変性症
5位 強度近視
近視とは?
眼球が横に伸びていっている状態
網膜が引っ張られて負荷がかかる
→ 網膜が裂ける
網膜剥離
緑内障
黄斑症
結果、失明する
一度伸びた眼球は二度と戻せない
これ以上近視が進まないよう注意すべき
目は遺伝と環境の2つの要素で決まる
全世界で近視の人が増えている
→ 遺伝で全ては防げない
東アジアは近視によって失明する人が多い
例 日本
韓国
シンガポール
香港 など
・10代の近視が急速に進んでいる
16歳の男子高校生のエピソード
黒板が見えない
教科書が見えない
→ 近視がかなり進んだ状態
メガネをかけても改善しなかった
長い時間スマホを見ていたことが原因
眼球が内側に寄った状態で固定化
片目だけならピントが合わせられる
両目ではピントが合わせられない
手術でも見え方は元通りにならなかった
常にものがダブって見える
→ 複視と呼ばれる症状が出た
スマホを見ている時間は10代が一番長い
10代のスマホの利用時間
2012年 平均 76分
2018年 平均145分
幼児にスマホを持たせてはいけない
せめてスマホは中学生から
・近視が増加した3つの原因
⑴ スマホの普及
⑵ 近業の増加
⑶ 外で遊ばなくなった
近業の増加とは?
近くで見て作業をすること
例 テレビ
ゲーム
スマホ
パソコン
本 など
外で遊べば自然と近くでなく遠くを見る
光を浴びると近視を抑制できる
・スマホやタブレットを使ったら外を見る
スマホやタブレットを使う時間を短くする
人類はスマホをやめることはできない
液晶は30cm以上離れてみる
スマホなら20cm
1時間以上の近業は近視が進む
外の風景を見て目の筋肉をほぐす
例 20分間液晶見る
その後は20秒
6m以上遠くを眺める
すぐに遠くを見られる場所で近業をする
・近視にならないため1日2時間は外で活動
1日2時間以上外で活動している子ども
近視になりづらい
バイオレットライトを浴びる
ブルーライトと紫外線の間の光
→ 太陽の光にはたくさん含まれる
人工の光にはほとんど含まれない
眼球が伸びるのを抑制する効果がある
窓ガラスはバイオレットライトもカット
室内では効果がない
肌が気になる人
日焼け止めや帽子をして日陰
→ 日光を瞳に通過させるだけ
近視を抑制する可能性がある
・近視にならないために適切な眼鏡をかける
ボヤけたものを見続けている
眼球が伸びてしまう可能性がある
→ 適切なメガネをかけることが大切
メガネをかけても目は悪くならない
・近親にならないためにオルソケラトロジー
オルソケラトロジーとは?
寝る時に特殊な形状のハードコンタクト
→ 角膜に癖付けする
レンズを外す
一定時間は裸眼でも視力が高い
世界各国で安全性と有効性が認められてる
近視抑制効果が30~60%
→ 非常に高い
保険適用外だから費用が高い
1枚のレンズで10万円
両目で20万円
レンズを2年ごとに交換する
お金に余裕がある人
オルソケラトロジーが一番オススメ
アトロピン点眼薬という目薬
近視に効果があると言われている
→ 副作用がある
気軽に処方できない
・眼の定期検診をする
強度近視になる前に対処できる
近視になった瞬間は仮性近視
→ 回復が可能
両目で見ていると近視に気付きにくい
片目ずつ見て視力の変化を確かめる
・近視が進まないための細かいテクニック
⑴ できるだけ耳活をする
耳だけで学んだり楽しんだりする
目にはいい
⑵ スマホの文字設定を大きめにする
⑶ スマホの使用時間を制限する
マンガで本要約のフェルミ大学さんです。今回の作品からは「オルソケラトロジー」を初めて知りました。調べてみて誰でもできるものなのかを確認します。
本要約チャンネル【毎日9時更新】
【ベストセラー】「スマホ失明 」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
50,230 回視聴 2023/02/10
1.長時間スマホを見続けていると失明する
脅しではなく事実です
・スマホによる近視の悪化
眼球そのものが変形する
眼球の組織がぶれる
周りの神経を圧迫
→ さまざまな眼の病気を発症
例 近視人口
2010年 約20億人
2050年 約50億人
・日本はスマホが普及している
強度近視を発症する確率は高い
失明の可能性
・高校生に起こったエピソード
急性スマホ内斜視
目が内側を向いている状態
→ 寄り目のこと
寄り目状態が固定化
→ ものが二重にダブって見える
大学病院で手術
しかし完全に元通りにはならなかった
→ 常にものがダブって見える
複視の症状が残った
・失明原因の5位が強度近視
1位 緑内障
4位 黄斑変性症
→ 近視との強い関係がある
・スマホを見続けるという生活習慣
近視を悪化させる
失明リスク
2.失明が嫌なら1日2時間〇〇〇を浴びろ
〇〇〇が持つ驚きの真実
①近業時間を減らす
②1日2時間、戸外活動で日光を浴びる
③低濃度のアトロピン点眼薬の使用
①近業時間を減らす
・近業とは?
目から30cm以内で行う作業
近視に拍車をかけている
・20-20-20ルール
20分間継続して近くを見た後
20フィート以上離れたもの
20秒眺める
20フィート=6m
外の景色など遠くを見る
・厚生労働省による注意喚起
⑴ タブレットを見るとき
目を30cm以上離す
⑵ 30分に1回は画面から目を離す
20秒以上遠くを見る
②1日2時間、戸外活動で日光を浴びる
・眼軸長の伸びが抑えられる
眼軸長とは?
角膜から網膜までの距離
眼軸長が伸びる
遠くがぼんやりとしてしまう
・バイオレットライトと照度が効果的
バイオレットライトとは?
ブルーライトと紫外線の間の光
→ 人工的な光には、ほぼ含まれない
太陽光に含まれている
バイオレットライトの効果
近視進行を抑制する遺伝子を活性化
→ 眼軸長の伸びを抑える
照度とは?
光の量と明るさ
近視抑制に効果的な照度
1000ルクス程度
→ 外の日陰でもOK
屋内の窓際 ✖
ガラスでバイオレットライトがカット
→ 近視抑制効果は期待できない
・1日2時間以上の戸外活動に取り組む国
台湾
体育の授業を週に150分、戸外で行う
→ 法律で義務化
視力が0.8未満の小学生の割合が減少
シンガポール
デジタルデバイスの使用の制限
外遊びの推進
→ 近視の小学生の割合が5%以上減少
③低濃度のアトロピン点眼薬の使用
・アトロピンとは?
瞳孔を大きく広げる効果がある目薬
日本では検査薬として使用されている
・アトロピン点眼薬には近視抑制効果がある
アトロピン点眼薬には問題がある
調節麻痺効果と副作用
→ まぶしさを感じる
視界がぼやける
顔の紅潮
不整脈
手軽に使えなかった
・低濃度のアトロピンを1日1回2年間継続
約60%も近視の進行を抑制できた
低濃度のため副作用もなかった
アトロピン点眼薬は厚生労働省の未承認薬
気軽に処方できる薬ではない
3.最強の禁止対策はこれだ!
〇〇〇〇〇〇〇〇〇のヤバイ効果を解説
・行動経済学から見た近視対策
行動経済学とは?
人間の不合理な行動について研究
→ 合理的に行動する手法を導き出す
例 貯金したほうがいい
でも衝動買いをやめられない
お得なスマホの料金プランがある
でも手続きが面倒で変更できない
コインで表が5回連続で出た
次は裏が出ると考えてしまう
・ナッジという理論に注目
ナッジとは?
行動経済学の知見を利用
望ましい行動を取れるよう背中を押す
→ 無意識的に自発的行動を促す
例 小学生の子どもを眼科に連れて行く
次のどちらが驚くか?
A「お子さんはマイナス6Dの
中等度近視です」
B「お子さんの近視年齢は
60歳です」
→ Bの方が驚く
近視年齢という言葉
近視ナッジ
・フレーミング効果
同じものごとでも表現する枠組みを変える
与える印象を変える心理的効果
・現状維持バイアス
例 近視で今は問題がない
これからも問題は起こらないだろう
→ 近視対策に本気になれない
・近視年齢
マイナス1D → 10歳
マイナス4D → 40歳
マイナス6D → 60歳
・近業克服ナッジ
キッチンタイマーを20分ごとにかける
タイマーが鳴ったらスマホから目を離す
・コミットメント手段
将来の行動にあらかじめ制約をかけておく
自分に対する強制力を期待できる
・フレーミング効果の具体例
1日2時間の外出
できそうに思えない
1週間で14時間の外出
できそうに思える
・オルソケラトロジー
近視の抑制に最も効果的
特殊なハードコンタクトレンズ
寝る前に装着する
角膜が平らになるように癖をつける
ピントが合うようになる
→ メガネの矯正が必要なくなる
30~60%の高い近視抑制効果
軽度近視の人に非常に大きな効果がある
開始年齢は8~11歳が最適
早いほど効果的
日本では健康保険の適用外
両眼のコンタクト代 約20万円
約2年ごとの交換が必要
サブスクリプションが開始された
月々6000~7000円程度の費用
→ 始めやすい
やめやすい
現状維持バイアスの心理的効果
オルソケラトロジーによる効果
今の視力を失いたくない
→ 治療を継続
今日のアクションプラン
仕事の合間に目を休ませる
今日のアクションチェック
仕事の合間に目を休める方法としてリセット運動を行っています。
目をつぶって素早いスクワットを行うのですが、目と頭の2つを休ませることができます。
体も同じ姿勢から解放されるので、3つの効果があります。
オススメなので、ぜひやってみてください。
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