中終盤の戦い方
今日は、久しぶりに藤倉先生の動画で学びました。藤倉先生、いつもありがとうございます。
中終盤の戦い方
⑴ 形勢判断をしっかりする
⑵ 歩の合わせで駒を打つ空間を作る
⑶ 遊んでいる駒にはアタックしない
⑷ 玉の退路の歩をついて歩を垂らす
⑸ 玉を守る金を狙う
⑹ 金の斜め後ろから角を打つ
⑺ 待ち駒も有効
⑻ 詰みを見逃さない
また、やってしまいました
今日のお相手は、レート1757の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
相手のプロフィールには、中飛車マニアとありました。何度か対戦経験のある方です。戦型は、図1のように中飛車からの速攻で、乱戦含みです。
私は、乱戦が大の苦手です。力を出し切れずに負けてしまうことも多いです。そこで、角道を止めて、穏便に指す方針で進めました。
図2のように、5五歩を打ったのが間違いの始まりです。相手の方は、この歩を取りにこられました。図2で、どう指すか迷いました。
5六歩を金で取るか、6五歩とつくかの2択だと思いました。正着は、5六金でした。しかし、6五歩を選んでしまったのです。
5六金なら、すべて交換した後、5六歩の垂らしに5八歩と受けて問題ありませんでした。6五歩は、交換後の6六角打が、遠く香をにらんでいることに期待しました。しかし、これで逆転しました。
図3のように、相手の方は、桂馬と角も使っての総攻撃です。とても受けきる自信のない局面でした。「また、やってしまった」と思いました。
図3からの1手が勝敗を分けました。ここで、相手の方が4六銀と取れば、大優勢です。飛車筋が通るのが大きく、同歩に5七桂成・同金・同角成で、先手での攻めが続きます。
しかし、相手の方は、5七桂成とされました。これを同銀と取れたので、早い攻めがなくなり、私が有利になりました。
図4では、私が、かなりの駒得となっていて、相手の方は攻め続けるしかありません。相手の方の5八と金に対して、5三歩とたたきました。
相手の方は、飛車を逃げずに6九と金と金を取ってきました。図5で、指し手に迷いました。5三銀打も見えたのですが、相手に銀を渡すのが怖かったです。
そこで、9六歩と玉の退路を作りました。しかし、5三銀と打った方が、確実な勝ちだったようです。相手の方は、7九と金と銀を取ってきました。
私は、2一飛車と打って待望の反撃です。相手の方が、6二玉と逃げたのに対し、6一銀としばりました。相手の方は3一金と受けてこられました。
図6では、5二銀成から、相手の玉に詰みがありました。しかし、17手詰めの長手数です。多くの駒を渡して、詰まないと逆転します。
私は、3一同角成からの安全勝ちを目指しました。相手の方は、7八と金と王手をかけてきたのですが、9八玉と寄りました。相手の方は、9七銀と捨ててこられました。
図7で、王手飛車ではありますが、角を打ち返す手があり、大丈夫です。6四桂馬という妙手もあったようですが、さすがに気づきませんでした。
相手の方が、6一玉と引いてきたのに対し、詰みがあると感じました。5三桂馬と打って、詰ますことはできたのですが、読み切れていたわけではありません。
でも、持ち駒が多かったので、無事に詰ますことができて、勝てました。最後まで、ドキドキした1局でした。
今回の反省は、また乱戦にしてしまったことです。そして、判断ミスで、不利になってしまうところでした。しかし、ポカがなかったのは、よかったです。
雑記 幽泉閣に行ってきました
幽泉閣に行ってきました。幽泉閣は、蘭越町にある日帰り温泉です。もちろん、サウナが目当てです。数年前、ニセコ小学校で勤めていたときには、よく行っていました。
当時は、500円で利用できたのですが、今は600円になりました。それでも、回数券を割引期間中に買えば、かなりお得です。しかし、自宅から行くとなると、ちょっと遠く感じます。
私のホームサウナである洞爺観光ホテルと距離を比べてみました。2km程度、幽泉閣の方が近いのですが、料金とサウナの好みの兼ね合いで、洞爺観光ホテルに軍配が上がります。
倶知安に髪を切りに行ったので、その帰りだと寄ってもよいかなと思い、久しぶりに行ってきました。温泉の泉質は、さすがでした。お湯にとろみがある感じで、これほど違いを感じる温泉はありません。
また、機会を見て行きたいと思いました。
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