中飛車対策 へな急
まず、大事なことを忘れていました。後手番中飛車は、ゴキゲン中飛車にできない手順があります。角道を開けずに、飛車先をついていくことで角交換してしまうのです。
相手が振り飛車党であれば、角交換振り飛車をするしかなくなるわけです。角交換振り飛車には、地下鉄飛車という対策があります。
先手番でのゴキゲン中飛車に対するへな急は次の通りです。基本図から相手の手が3種類に分かれます。
⑴ 5六銀
6五歩と仕掛ける
同歩に5四歩とつき、角交換を目指す
5四歩を取らなければ5五歩
同銀なら桂馬を跳ねる
取らないなら銀を繰り出して持久戦
⑵ 3八玉
6五歩と仕掛ける
同歩に同桂で角の逃げ場所が難しい
8八が最善だが飛車先交換ができる
それ以外は8六歩から8八歩で技あり
⑶ 7八金
相手のバランス型に対して持久戦
玉を固く囲う
相手が三間飛車にするなら中央から反撃
説明されていない互角の変化も、もちろんあります。私としては、急戦を見せながら、相手の形をバランス型に決めさせ、持久戦に持ち込むのがよいと思いました。
へな急戦を忘れていました
初段の方が私の待ちに応じてくれました。感謝です。相手の方のゴキゲン中飛車でした。中飛車対策のない私が勉強したのが、へな急戦です。
しかし、すっかりやり方を忘れてしまっていました。図からは、中央を守る5二金が優先でした。その後、6四歩から6五歩と攻めるのです。
図からだと、すぐに6五桂もあったようです。しかし、それほど良くなるわけでもなく、互角でした。互角であれば、私は持久戦を選びたいです。
この後、6五歩と攻めた場面では、相手が歩を取ってくれませんでした。この歩を取らないというパターンは、動画では解説されていません。
私は、持久戦を目指し、左美濃に組みました。相手の方は、高美濃から銀冠を目指してこられたのですが、離れ駒ができたすきに角頭を攻めました。
その後、徐々に有利を拡大して、勝ち切ることができました。中飛車でも急戦を含みにしつつ、持久戦で戦うという今回の戦法が私には合っている気がしました。
雑記 甘露の森に行ってきました!
甘露の森に行ってきました。もちろん、日帰りの温泉・サウナが目当てです。ゴールデンウイークということもあり、端午の節句の飾りがされていました。
甘露の森の日帰り入浴の料金は、1500円です。正直、温泉ホテルとしても高い部類に入ります。以前は、1000円以下でした。ニセコ価格であらゆるものが値上がりしています。
ケチな私は、1500円では絶対に入りません。ニセコ湯めぐりパスという3か所の温泉に入れるというチケットを買って入ります。
ニセコ湯めぐりパスは、イオンカードを提示すると100円引きで2000円で購入できます。チケット青が2枚・チケット赤が1枚の計3枚です。
青が800円以上の高額な温泉で、赤は800円以下のリーズナブルな温泉で使えます。甘露の森で2回使えば、それだけで元が取れてしまいます。
甘露の森のサウナの最大の特徴は、ほうじ茶ロウリュです。比較的狭いサウナなので、あっという間に香りが充満します。
今日も素晴らしくととのいました。特別な旅行に行かなくても、満足できる1日でした。足ることを知ることの大切さを実感しました。
コメント