要約チャンネル【毎日19時更新】
【ベストセラー】「そのお金のムダづかい、やめられます」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
62,597 回視聴 2022/07/08
1.ムダ遣いをやめたいなら、人類共通の弱み「〇〇」を知れ
・ムダ遣いグセを直したい
買い物のときはムダ遣いだとは思っていない
あとから後悔の念が起きる
→ 「自分の脳の仕組み」を知らない
「満足度の高いお金の使い方」がわかっていない
・お金の使い方には、正しいものと間違ったものがある
日本人は、お金について話すことを卑しいと思う傾向がある
「満足度の高いお金の使い方」を学ぶことがない
→ お金をうまく使えない人が多いのは当然
・外側のお金のプロ
例 ファイナンシャルプランナー・税理士・銀行員
証券マン・経済評論家 など
しかし、お金をどう使うべきかについては、教えてもらうことができない
→ 内側のお金
・内側のお金
脳の仕組み
心理の働き を解き明かしていく
→ お金を増やせればいい ✖
節約できればいい ✖
・脳は怠け者である
物事を深く考える ✖
様々な変化に対応する ✖
→ でも、日々多くの判断をしなければならない
休みなく働かなければいけないため、省エネモードにしている
例 何かを差し出されたら、無意識に手を出して受け取る
体がかゆいと自然にそこに手が伸びる
自動的な処理
ムダ遣いに走ってしまう原因・脳のクセ
脳のクセの影響で思考や判断を下している
わざわざ損をする方を選択する
明らかに騙されている場合でも、見て見ぬふりをする
例 マジック
観客の脳のクセを利用している
ミスディレクション
観客の注意をトリックからそらす手法
見せたい部分だけを見せるように仕向ける
・広告の影響が特に大きい
誘導するための様々な工夫がされている
・脳のクセ
反射的に物事を判断
重大な決断ほど先送り
いつも通り考えようとする
→ 自動的に判断し、選択している
・脳は、周囲に流されることを好む
周囲に騙されることに積極的
例 ムダ遣いしたと後悔
脳の反射的な判断で「買う」方向に誘導されている
→ 認知バイアス
2.思うだけでは無理! 浪費グセは「脳のクセ」を見抜いて阻止しろ
①なぜ「買い物でストレス発散」をしようとするのか
・衝動買いをしてしまう人
ときめきで買い物をしてしまう
ときめきの正体
脳の中の報酬系
ドーパミンの分泌による一時的な興奮
→ 一時的な興奮なので後悔に繋がる
報酬系による快感は、本来生存に必要なことを学習したときのご褒美
ときめき・スッキリ感・高揚感・気持ちよさ など
→ 依存症の可能性がある
・依存症
例 ギャンブル・ニコチン・アルコール・薬物 など
買い物での依存症もあり得る
ネットオークションやフリーマーケット
ものを買ったときの快感とは別の快感も同時に得られる
オークション
落札できた優越感
安く買えたお得感
→ ダブル効果が付け加わる
フリマ
宝探しに似た感覚
いい商品を見つけた達成感
安く買えたお得感
→ ダブル効果が付け加わる
オークションやフリマにますますハマってしまう
・ドーパミンの影響を極力受けないようにするには?
距離を置く
ネットオークション、ネットフリマはしない
欲しいものを目の前にしたときの脳の高揚感に気づく
脳の高揚感にとらわれていると感じたとき
できれば3日、最低でも15分、時間を置く
それでも欲しければ買う
②「とりあえずビール」の一言が「ムダ遣い習慣」のもと
・他人の行動に合わせるためにお金を使っている
脳のクセで、無意識のうちに周囲に合わせた行動をとっている
例 〇✖クイズ
一人だけが✖を選んだら「しまった」と思う
他人と同じ行動を選択する
脳は、極力少ない労力で最大のメリットを享受しようとする
バンドワゴン効果
大多数の人が選んでいるものは良いものだと判断すること
例 みんなと同じ「とりあえずビール」
友達と同じ注文をする
行列ができている店に並ぶ
→ 日本人は特にこの脳のクセが強力
TVで紹介された商品が売れに売れまくって品薄
・他人の行動に合わせてお金を使ってしまう人の対処法
⑴ 「人と同じ」「皆がこうしている」を決め手にしない
⑵ 他人と意見が食い違ったら、人に合わせる前に自分の意見を深める
3.これでムダ遣いから卒業
心から欲しいもの、満足できるものだけを見極めるシンプルな方法
・お金を使うときにストーリーを正しく描くことができたか?
例 ショーウィンドーの洋服を気に入ったとき
薄手の上着を持っていなかった
毎日の会社の行き来に重宝できそう
→ ストーリーが正しく描けている
ムダ遣いの後悔は起こりにくい
30%オフで買える
店員さんも同じ服を着ている
トレンドの柄らしい
→ ストーリーが正しく描けていない
後悔する買い物になりがち
・正しいストーリーの描き方のポイント
⑴ 主人公は、辛なず「私・自分」にする
主人公が自分でないときは、セールストークにのせられやすい
例 「お似合いです」「ラスト1点です」など
脳がまんまと騙されてしまう
買った後も他人に決断の責任をなすりつけがち
例 店員さんの口が上手いから買わされてしまった
これは自分の決断なのか確認する習慣を身につけること
買い物を通して自分を成長させる秘訣
⑵ 「いつ」「どこで」「誰と」使うかが具体的に描けている
例 ブランドのロゴがギラギラしているジャケット
どんなシチュエーションで着るのか?
イベントに着ていくのか?
イベントの日にちや場所は決まっているか?
合わせる服や靴は持っているか?
派手な格好で日常的に出入りしたい場所はあるか?
→ 答えられないならば、場所ふさぎになる可能性が高い
⑶ 「見栄」「見返り」に踊らされていない
「見栄」の心理が働く
例 素敵な洋服を着てみたい
ブランド物や流行物が欲しい
手に入れられていなくて悔しい
買った直後は満足だが、すぐに新しいものが出る
他人と比較するとムダ遣いに終わりがなくなる
「見返り」も賢いお金の使い方とは言えない
例 これで相手の気を引きたい
これをあげたら、あの人を落とせるだろう
→ 失敗して後悔するだけ
純粋な思いでのプレゼント
相手への見返りを求めていない
→ ムダ遣いをしたと思うことはない
・ムダ遣いに金額の大小は関係ない
たいした金額でなくても自分に必要のないものはムダ遣い
自分がきちんとストーリーを描いて買ったもの
→ いい買い物
毎日19時更新の本要約チャンネルさんです。今回の作品からは「ストーリーを描けているか?」が刺さりました。私は結構「安物買いの銭失い」をしています。これからの買い物では、ストーリーを描いて買い物をしたいと思いました。
本のまとめチャンネル 【本要約・解説】
【行動心理学】『そのお金のムダづかい、やめられます』【11分で本要約】
305 回視聴 2021/12/17
1.コンビニはたくさん買わせる仕掛けの宝庫
・コンビニやスーパー
似たような売り場の配置になっている
・コンビニのレジは出入り口付近にある
買い物を終えた人がスムーズに出られるため
たくさんの商品を見させる意図が隠されている
→ 最初にレジの前を横切らない
レジを避けるように歩く
雑誌コーナー
→ ドリンク
→ お菓子・デザート
→ お弁当・サンドイッチ の順に配置
ぐるっと一周店内を回るようになっている
すべての商品を私たちは見ている
・スーパーの場合は入り口近くに果物や野菜売り場がある
色鮮やかなものを見ると気分が高揚する
→ 気分が良くなると商品にも手が伸びやすい
購買意欲を高めている
肉や魚などやや高額な商品は奥にある
傷まないように空調の良いところに置く
心理の罠が張られている
→ 高額なものを手にするとそのあと出費を抑えたくなる
先に高級肉を手にとると買い物を控えがちになる
・レジ横
ちょっとしたお菓子が置いてある
ついで買いを誘っている
・歩くルートに着目して陳列を組み立てる
なるべくたくさんの商品がみられるようになっている
・売れ筋商品の近くに関連商品を並べる
例 肉売り場
焼き肉のたれ・鍋のスープ
ビール売り場
おつまみ
・余計なものを買わない方法
買い物リストを作る
それだけしか買わないように心がける
余計なお金を持っていかない
→ ムダ遣い抑制のカギ
2.表示の仕方が変わっただけで安く見える理由
・割引表示でいくら安くなるかを計算しないで買う人が多い
脳は絶対的な価値を判断するのが苦手
例 10日間で15万円の豪華客船クルーズ旅行
脳は自力で判断できない
しかし、5日間で15万円の豪華客船クルーズ旅行
→ 比較することでお得だと判断できる
・比べることで価値判断することを利用してお得感を演出
例 A.目の前の店で2500円で売られている万年筆
B.15分歩いたところの店で1800円で売られている万年筆
→ Bで買う人が多い
A.目の前の店で10万円で売られているスーツ
B.15分歩いたところの店で9万9300円で売られているスーツ
→ Aで買う人が多い
でも、同じ700円の違いしかない
→ 安い価格のものほど値引き額が少なくても得だと感じやすい
お得感は割引率による
万年筆 28%引
スーツ 0.7%引
3.今の値段を安いと思わせる方法を知っておく
・瞬間的にどっちが大きいか判断する実験
5×4×3×2×1
1×2×3×4×5
→ 答えはどちらも同じだが、上の方が大きいと感じやすい
最初に目に入る数字の大きさにつられてしまう
結果も大きくなるだろうという判断をする
・値札のトリック
相対的に検討する
参考にしやすいのが直前の数字
例 本体価格 5000円
セール価格 2500円
・アンカリング効果
例 最初から49800円
本体価格99800円がセール価格で49800円
→ アンカリング効果でお買い得だと思ってしまう
購入に繋がりやすい
ホテルのラウンジで飲むドリンク
1杯1000円以上
高いと思う
自動販売機
1本150円
安いと思う
→ でも、高校生時代は高いと思っていた
アンカリング効果で安いと思ってしまっている
・アンカリング効果は悪い習慣にも働く
例 タバコを吸う・赤信号を渡る など
経験が脳に刻み込まれた結果
悪い習慣が身についてしまう
4.タダほど高いものはない
・3つ買えば1つ無料
つい3の倍数で購入したくなる
でも、本当は必要ない
→ 結局無駄になる
・5000円以上で送料無料
3000円以上の購入で駐車場が2時間無料
→ その金額を目標に購入してしまう
余計なものを購入する
アニメーションが多め、文字が少なめの独り語りです。この作品からは「アンカリング効果」にやられている自分に気がつきました。セール品があると必ず見てしまい、割引率が気になってしまいます。物の価値を考えて購入するようにしたいと思いました。
ハルのゆっくりお金チャンネル
【節約】浪費を防ぐための方法を「そのお金のムダづかい、やめられます」からゆっくり解説
3,272 回視聴 2021/12/12
・脳のクセ
脳は、ほとんどのことをクセで処理している
脳は体重の2%しか重さがない
しかし、全身のエネルギーの20%を使う
脳は24時間フル稼働している
ほとんどのことを自動で無意識に処理する
例 マジック
ミスディレクション
見せたいところに視線を誘導
肝心なところに目を向けさせない
・脳のクセを利用して購買意欲を誘導する罠7つ
⑴ オークション・フリマアプリの罠
脳は何かを手に入れたときにドーパミンを分泌する
一気に分泌されるが、落ち着くのも早い
→ さらに多くのドーパミンを欲するようになる
依存症
ドーパミンが原因
買い物依存症
オークション・フリマアプリはお得という達成感
→ より多くのドーパミンを分泌する
⑵ 多数派の罠
例 〇✖クイズで自分以外は〇、自分だけが✖
「やらかした」と思う
→ 脳は多数派が正しいと思ってしまう
脳に負担をかけないため
行列に並ぶ
口コミランキングが高い
人気ランキング上位
→ 脳はそれがいいと思い込む
⑶ レイアウトの罠
スーパーの商品の配置は、どこも同じ
入り口 野菜・果物
→ 鮮やかな色を見ることで高揚感を高める
奥 お肉
→ 人間は高価なものを持つと節約しようとする
なるべく肉(高価)までの動線を長くしている
⑷ キャンペーンの罠
損したくないという気持ち
キャンペーンを使わないと損という気持ちになる
→ 脳は「得をしたい」より「損をしたくない」の方が強い
余計な物を買ってしまう
⑸ 親切の罠
店員さんがバックヤードから自分に合うサイズを持ってきてくれた
つい、買ってしまう
相手に返さないといけない
一貫性を持たせたい という脳の仕組み
連続して「はい」と答え続けると、最後も「はい」と答えてしまう
例 試着しますか? 「はい」
サイズ持ってきますか? 「はい」
購入しますか? 「はい」
⑹ 返品可能の罠
返品可能だと安心して買ってしまう
しかし、実際に返品する人はほとんどいない
一度手にしたものは手放したくない
後知恵 という脳のクセ
例 50%引で買ったものがすぐ壊れたとき
「やっぱり、安物はダメか」と思ってしまう
→ 本当にすぐに壊れると思っていたら買わない
後悔するストレスをなくすために後から解釈を変える
⑺ 値引きの罠
A店
5000円のコース料理
B店
6500円のコース料理 + 1500円のクーポン
→ 多くの人がB店を選ぶ
脳は比較することで判断するクセがある
値下げ前の値札をわざと残す
→ 安く見せようとする
SNSが流行っている現代は特に危険
友達のあげている投稿が基準値になって自分と比較
例 友達が旅行やおしゃれなレストランに行く
→ 自分も行きたくなる
・罠に対する対策
モノを買うときにストーリーを思い浮かべる
「いつ?」
「どこで?」
「何に使う?」
具体的なストーリーが想像できたら購入する
想像できなかったら購入しないというルールを設定する
・マシュマロテスト
4歳の子供にマシュマロを与える
15分我慢できれば、もう1つ与えるという条件
我慢できたことできなかった子の違いを観察
16年後
我慢できた子はできなかった子に比べて
大学受験の点数が高い
肥満指数が低い
衝動に負けないストーリーを思い浮かべるクセがついていたから
二人のキャラによる黒板を使った掛け合いです。この作品からは「具体的なストーリーを想像する」の重要性がわかりました。マシュマロテストが関係してくるとは思っていませんでした。しっかり想像して対応するようにしたいと思いました。
今日のアクションプラン
・脳のクセを利用されて購入してしまったものを考える
今日のアクションチェック
食べログのランキングはよく利用しています。おいしくない店が淘汰されているので、意味は大きいと思います。
楽天のお買い物マラソンは年に1回使います。ふるさと納税を有効にポイント化するためです。
値引きに弱いです。特にスーパーで値引きシールが貼られていると買ってしまいます。
でも、トータルで考えると脳のクセを利用されているものは少ないと思いました。
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